Author Archives: sasazamani

■東京都民のための【新型コロナ|5つの指標】


データの更新情報は下記URLに掲載しています。
https://note.com/shisousha/m/m3cb08d189e0d


コロナにどのように対応すべきかなのか、7月2日以降百人越えの新規感染者数が出た東京は、新しい局面にはいった。

感染症は他の病気、疾病と異なり、個人の罹患防止/治療(個人防衛)以外に、集団の罹患防止(集団防衛)の要素が加わり、私たちはまだその対応になれていない。新規感染者数で百人越えが続くことをどうとらえ、理解したらよいのか。戸惑っている。

集団の罹患防止(集団防衛)の要素に対しては、データとサイエンスで対応すべきだが、新規感染者数だけでは足りない。公表されている数値のうち、以下の5つの数値が要フォローだ。

◎感染状況を判断する
 1.現在感染者数(の推移)
 2.重症者数(の推移)

◎医療体制を判断する
 3.専用(対策)病床の稼働状況
 4.軽症者用の宿泊等施設運用状況

◎どこが重感染地域か
 5.市区別人口当たり感染者数

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■8割おじさんは知っていた、東京の感染者の100人越え

「流行前の生活に戻れば再び、流行の規模が大きくなる」
(「8割おじさん」こと、西浦教授 6月3日)

西浦教授 東京の百人越えを予測

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●ニューノーマルへ 社会のOSをアップデートせよ

コロナ後、テレワークを結局「無かったこと」にしないために

個人のベースでいうと、「常識のアップデートを止めてはならない」。社会のベースでいうと、「社会のOSは書き換えられ続けなければならない」。それがこのたびのコロナ禍で浮き彫りになった、あるいは問われていることではなかったか。

ここではより具体的に、「テレワーク/在宅勤務」に的を絞って考えてみよう。

(緊急事態宣言解除でテレワークから「全員出社」に戻る企業の危機 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/052100102/

日本の企業社会は、仕事と従業員についての業務編成原理・価値観のアップデートを怠らず、これまでの平成年間30年を過ごしてきただろうか。

「Global Remote Working Data & Statistics、Updated Q1 2020」は、世界各国のテレワークの状況を調査、その報告しているが、そこでは日本の「労働者が在宅勤務を望んでいるのにもかかわらず、企業がそれを認めない」状況が浮き彫りになっている。 Continue reading

 

■風邪が三番目の対応法になるかも 新型コロナに対して

世界の人々が新型コロナについて感染を防ぐ方法に関心を持っています。しかし新型コロナは「新型」ゆえわかっていないことが多く厄介なのです。まるで忍者のよう。ところが最近になって、免疫応答(免疫獲得プロセス)に関するあたらしい知見がアメリカとドイツから発表され、研究者の間に希望と安心感が生まれています。


・アメリカ・ラホヤ免疫学研究所からの論文について
Targets of T Cell Responses to SARS-CoV-2 Coronavirus in Humans with COVID-19 Disease and Unexposed Individuals: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)30610-3
・ドイツ・シャリテ医科大学からの論文について
T cells found in COVID-19 patients ‘bode well’ for long-term immunity | Science | AAAS https://www.sciencemag.org/news/2020/05/t-cells-found-covid-19-patients-bode-well-long-term-immunity


簡単に言うと、過去にかかった「風邪」が新型コロナに対する免疫力を保証してくれるかもしれない、というのです。これは新型コロナに対して風邪が三番目の対応法になる可能性を示唆しています。それもふたつの意味で。 Continue reading

 

■2020年4月、非正規97万人減少 休業者数は597万人

コロナ前、日本企業社会において4月までに準備しなくてはいけない大きな経営課題のひとつに「同一労働同一賃金」の導入がありました。ところが「同一賃金」の導入適用以前の問題として、雇用契約の破棄がコロナ禍で持ち上がってしまいました。期待値が高かっただけにその影響は減少人数の数値以上のマグニチュードがありそうです。 Continue reading

 

■ヒカキンのコロナ医療支援募金と『愛の不時着』のミラー理論

人気YouTuberのヒカキンが5月21日、Yahoo!基金と協力し「コロナ医療支援募金」を立ち上げたところ、1日で14万人以上の方が寄付、金額も7600万円(5月22日時点)があつまったそうです。ヒカキンの言葉と行動は人々の共感を呼び、信頼を勝ち得、プロジェクトが成功裡に進みつつあるようです。


https://donation.yahoo.co.jp/promo/covid19_support/

ヒカキンは

「仮にもし僕がこの医療従事者として同じ立場だとしたら、もしかしたら自分は恐怖でにげだしてしまうかもしれない。僕には到底つとまらないと正直思いました。」

と、この募金活動の動機を語っています。 Continue reading

 

●日本的高密都市の行方 企業の「ニューノーマル」は生まれるか

欧米は3月から、日本でも4月から外出禁止(日本では自粛)や対面中心の一部業種に対する営業休止(日本では自粛)が続いている。ここにきてようやく、これら制約の「解除」の動きも出てきた。しかし「新しい生活様式」「ニューノーマル」の起点である、感染予防の「 social distancing」。当面ここは変わらない。

だとすると、コロナはいわば強制的な「共通体験装置」として機能し続ける。いままでの「日常と非日常」区分の見直し、「もともと持っていた価値の転換」を実感する、そういう時間をわれわれは過ごしてきたし、これからもしばらく続けることになりそうだ。

さてそれでこのコロナ下での体験を機に、日本の「会社社会」は変わっていくのか企業の「ニューノーマル」へ向け「社会の危機を変化の入口に」することが、日本の「会社社会」はできるのだろうか。それとも危機が終われば元へ戻るだけの話しだろうか。 Continue reading

 

■コロナの大学へのインパクト 生まれるか教育の「ニューノーマル」

「ペストがルネサンスや宗教改革のきっかけとなったように、新型コロナの収束後は、働き方も学び方も生き方も今とは違ったより良いものに進化する。(出口治明・立命館アジア太平洋大学学長)」

OCW、MOOCから教育のデジタル化(DX)へ

日本の教育界において大学は、デジタルコンテンツ制作に関し10年を超える実績がある。米国MITがはじめたOCW(オープンコースウェア ;Opencourseware)は授業内容を映像に撮り、あるいは講義資料をデジタル化してそれらを大学のHPで公開する活動。米国で2003年に、日本では2005年(JOCW|現在はオープンエデュケーション・ジャパンが名称)にスタートした。主に大学を学外に公開する点(大学のオープン化)に意義があった。 Continue reading

 

■オンライン講義で大学の非常勤講師が悲鳴をあげている

大学教育における非正規化問題

大学教育において、本業を持たない非常勤講師の何が問題か。

学生:「先生、質問があるのですが、後で研究室に行っていいですか」
非常勤講師:「私は非常勤なので、研究室はないんだ」
学生:「では、ここで聞いていいですか」
非常勤講師:「時間がない。これから別の大学に移動するんだよ」 Continue reading

 

■日本の第一波はピークを過ぎている 専門家会議の資料からは

 

まるで忍者だ

新型コロナは誠に厄介だ。もともとウイルスは目に見えないが、新型コロナは他の感染症と異なり発症前に長い潜伏期間がある(しかも発症前も感染性が高い)ことや、肺の奥に居ついているとPCR検査でもX線画像でも見つからないことがある。まるで忍者だ。

フランスでは最初の感染例が報告される数週間も前から、じつはパリに新型コロナがいた、と最近分かった。
・フランスで昨年末に新型コロナ患者 医師らが検出 https://www.cnn.co.jp/world/35153330.html
(追記:5月7日
・新型コロナ、人への感染は19年終盤から 英大学が遺伝子分析 - https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-evolution-idJPKBN22I2MRContinue reading