国と東京都が「宣言」でもめた 今後どうなるのか 新型コロナ

日本の備えに不安しか募らない理由」を上昌広氏(医療ガバナンス研究所理事長)が語ったのは、今から三ヶ月前、1月24日のことだった。4月10日、氏の懸念はまさに現実のものになろうとしている。


(「新型肺炎」日本の備えに不安しか募らない理由 | コロナウイルスの恐怖 |  https://toyokeizai.net/articles/-/326434Continue reading

 

感染症が発生した場合、国や都道府県はどう行動したらよいのか

感染症対応は社会的隔離政策発動の、「スピードと果断さ」が重要だ、というのが世界の一致した認識です。これまでのところ(2021年4月6日)、初動が早く、徹底した施策を展開し成功していると言われているのが、ドイツ、台湾、シンガポールです。他の国は「あと○○日早く動けていれば」と臍を噛みながら、しかし果敢に新型コロナへの対応を実施しています。

(NYとカリフォルニアの差はなぜ、米 新型コロナ拡大 TBS NEWS https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3947229.html

なぜ「スピード」と「果断さ」なのか。感染が指数関数的に増大するからです。 Continue reading

 

丸善出版が『続・人類と感染症の歴史』の一部を公開

新型コロナに関しては楽観説と悲観説が混在、しかも政府の腰は定まらず、私たちは振り回されています。

こんな時こそ、「専門知」の伝搬力が試される。 Continue reading

 

新型コロナでオリンピックは延期?

オリンピックは延長(してででも開催)の選択肢を至急検討すべき段階に来たのでは、ないでしょうか。

理由その1 中国共産党の認識の変化

Continue reading

 

●男性優位社会と国家の貧窮化

2019年12月17日、男女格差の大きさを国別に比較した世界経済フォーラム(WEF)による、「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」の2019年版が発表されました。これが先進国だろうか、という日本社会への評価になっていました。

そしてその翌日、TV、新聞を賑わしたのが、ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性的暴行を受けたとして起こした民事訴訟での「勝訴」の報道。

海外メディアからはこれを機に、日本社会に対する厳しい言説を展開。たとえばアメリカのワシントン・ポスト紙は「今回の裁判を通じて、(日本という国が抱える:筆者註)性犯罪に関する時代遅れの法律、男性優位で保守的な国家体制、性被害を主張する女性への障害が明らかになった」と報じています。

日本では今、20世紀、戦後を経済大国へ押し上げた様々な要因が、21世紀になって今度は逆に、成長への足かせとなり、社会問題が噴出しています。男女間の不平等もそのひとつ。しかしそれだけではなく、戦後日本社会の慣行のイナーシャが、構造改革を押しとどめる状況が常態化、識者の中には、貧乏国家化を憂える声も高まっています。

そもそもホモサピエンスが「共同保育で共感能力を養い、社会性を高めていった」ことに思いをはせることが、ますます必要になってきているといえるでしょう。 Continue reading

 

おばあちゃん仮説とイクメン理論

少子高齢化はもはや耳慣れた単語になっています。ところがその「少子化」が想定を超えて進んでいるらしいことが最近わかりました。日本という社会を維持していけるか。日本人はとんでもない分岐点の上に、今いるのかもしれません。 Continue reading

 

プレス|新しい「学びの場」と新しい<ホン>の形とがコラボ

ひとり出版者、詩想舎(代表:神宮司信也)はこのたび、熊本大学教育学部・准教授苫野一徳氏が主宰する「苫野一徳オンラインゼミ(有料オンラインサロン)」に対し、「読み放題」サービスを一定期間、無償にて提供することとしました。 Continue reading

 

複式簿記|11月20日は近代資本主義の濫觴の記念日

11月20日は現在世界を覆っている近代資本主義の奔流、その最初の一滴が流れ始めた記念すべき日です。1494年11月20日、イタリアはヴェネチアで『スムマ』と呼ばれる数学書が刊行されました。

17世紀の科学革命の前にまず数量化革命があったとする、アルフレッド・W・クロスビーは主著『数量化革命』の中で,1494 年にイタリアの数学者ルカ・パチョーリが複式簿記をまとめ、『スムマ』として刊行したことが,西欧の世界史への巨大な台頭を促したと説明しています。 Continue reading

 

金融崩壊の予兆|世界経済の長期停滞を危惧する3つのレポート

日本の新聞、テレビニュースであまり取り上げられないが、世界の金融関係者、経済専門家が事態の成り行きを固唾をのんで見守っている事象がある。「金融崩壊の予兆」という指摘。とりわけ、元イングランド銀行総裁、マッキンゼー、IMFは米国の金融システム不全が世界の金融崩壊へ連鎖することを恐れ、それがさらに世界経済の長期停滞へつながっていくのではないかと危惧している。

処方箋として取り沙汰されているのは、ベーシックインカム、富裕層への資産課税だ。 Continue reading

 

デジタルトランスフォーメーションを果たしつつある「読書」

社会学者小熊英二氏が『日本社会のしくみ』で、海外先進国の企業が新規採用時に、入社希望者の専門能力と学位を重視するのに対し(=職務に対し人をあてがう)、日本の企業や官庁の人事担当者が「人物」「人柄」を重視する(人に職務をあてがう)傾向が強いことを指摘し、結果、学習が根付かない、根付きにくいキギョウ社会を日本に生みだしたとしています。

日本の出版市場の20年の凋落傾向にはこういったことが背景にあるものかもしれません。

他方、社会的実態として、「読書」のデジタルトランスフォーメーションとでも呼べるような傾向も現れています。 Continue reading