Category Archives: 学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●「科学とは模型の作成である」から国際バカロレアまで

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●京大・早大を経てマレーシアにきた社会心理学者に、日本との教育の違いを聞いてみた http://www.malaysia-magazine.com/immigrate/child_education/%e6%95%99%e8%82%b2/1387/
日本、米国、オーストラリア(マレーシア)と3つの国で教育経験を持ち、現在マレーシアに住む小学生の親でもある社会心理学者。京大、早大の教職を捨てマレーシアに来たのは、3.11がきっかけ。
「まあ、いいから仲良くしなさい」というのが日本の教育。日本は「コミュニティ志向」、しかしそれ以外の生き方を知らないから、いやでもコミュニティに頼らざるを得ないだけで、ほんとはコミュニティが嫌い。結果、安心感はあるが、信頼感はない日本の社会が形成された。
「私は教育は学校よりも、親が「問題を解決している姿を見せる」ことが大事だと考えています。例えば、海外に移住した親が、住むところをどう探すか。子供は、親が生きるための意思決定をしている姿を見ています」。
いま、カイシャが変わり始めている。つれてコミュニティが変わる、すると日本人も変わっていき、教育も変わっていくだろう、と。 Continue reading →

 

障害者差別解消法施行を前に出版社が考えること 【セミナー備忘録】

「個人用のメモです。議事録ではありません」といつも記述していますが、今回は特に、セミナーに刺激され連想したことと、セミナーの報告部分とは6:4くらいの分量になりそうです。
(記事中の図画で、引用元を表記していないものはプレゼン公開資料を使用しています)

■JEPAセミナー概要

2016年3月9日 障害者差別解消法施行を前に出版社が考えること http://www.jepa.or.jp/sem/20160309/

2016年4月1日に障害者差別解消法(※)が施行されます。

本セミナーでは、出版社が知らなければならない障害者差別解消法のエッセンスと対応についてわかりやすく解説してもらいました。また、講談社、小学館からはこれまでに取り組んできてこと、これからのことについてお話を伺いました。
※ 正式名称:障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_leaflet.html

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14:20~14:30 開催のご挨拶 ビジネス研究委員会 委員長 岡山将也(日立コンサルティング)
14:30~15:10 障害者差別解消法のエッセンスと電子書籍に関する技術の社会的意義
青木千帆子氏(静岡県立大学グローバル・スタディーズ研究センター客員共同研究員)
15:15~15:35 電子出版とアクセシビリティ
吉羽 治氏 (講談社 デジタル国際ビジネス局 局長)
15:40~16:00 「すべの人に読書権を」34年の歩み
大田亨彦氏 (小学館 社長室 ジェネラルマネージャ)
16:05~16:45 教育機関における出版物障害(print disabilities)への対応
近藤武夫氏 (東京大学 先端科学技術研究センター 准教授)
16:50~17:10 Word文書読み上げアドインの研究開発とデモ
柳 明生氏 (イースト 事業推進部)
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1.「朝から泣いた。」

日本電子出版協会(JEPA)ではfacebook「ページ」を運営している。「JEPAClip」という名称で、電子出版関連のニュースや、Web記事をピックアップしてはタイムラインに流している。閲覧数は記事により様々だが、あまりコメントが付くことはない。

ところが最近(2016年3月24日)、シェアされ、「朝から泣いた。」とコメントされることがあった。コメントの対象は朝日新聞のURL、佐賀県武雄市の女の子の話しで、記事タイトルは「奇跡の学びを手にした少女 タブレットで言葉も計算も」だった。

セミナー講師の青木先生や近藤先生のお話に触れる前に、この記事について簡単に触れておきたい。

 

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IMS グローバル・ラーニング・コンソーシアム(IMS Global)標準の最新動向 【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません。記事中の図画で、引用元を表記していないものはプレゼン公開資料を使用しています)

JEPAセミナー:2016年3月30日 IMS グローバル・ラーニング・コンソーシアム(IMS Global)標準の最新動向
http://www.jepa.or.jp/sem/20160330/

概 要

・2216年2月22~25日、米国メリーランド大学で開催された「IMS February Quarterly Meeting and ePub Accessibility and EDUPUB Alliance Summit」の参加報告会。

■日時:3月30日(水) 15:00-17:30

■内容:
1.IMS Global Learning Consortium および2月大会の概要 (20分)   山田 恒夫(放送大学教授、AXIES、JMOOC)
2.Caliper Analytics WG報告(20分)  小林 建太郎(デジタル・ナレッジ、ICON21)
3.EDUPUB Alliance Summit 報告(20分)   安原 弘(内田洋行)
4.ePub Accessibility(20分)   田村 恭久(上智大学教授、JEPA、ICON21)
5.aQTI WG報告 ドリル、テスト交換形式であるQTI最新動向(20分)   松田 孝(インフォザイン)
6.Caliperと標準化の意義(20分)   岸田 徹(ネットラーニング・ホールディングスCEO、eIJ)
7.日本IMS協会(仮称)創設の準備状況 (20分)   山田 恒夫(放送大学教授、AXIES、JMOOC)

■共催:
・「教育におけるビッグデータ・学習資源共有流通基盤」研究会
AXIES 大学ICT推進協議会 オープンソース技術部会/学術・教育コンテンツ共有流通部会/教育技術開発部会/国際連携室
JMOOC 日本オープンオンライン教育推進協議会 学習ログ・ポートフォリオWG
情報処理学会 CLE研究会
・ICT CONNECT 21 みらいのまなび共創会議
・社団法人 eLearning Initiative Japan(eIJ)

 

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●VRは爆発寸前 人工知能は突然暴走 だがヒトの情緒を揺さぶるロボットも

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●エキスパートが語る「2016年のVRに期待していること」から考えるVRとARの近未来像 http://thebridge.jp/2016/03/what-to-expect-from-virtual-reality-in-2016
モバイルVR、つまりはGoogleのCardboardやSamsungのGear VRといった、スマートフォンを代替とするソリューションに、近未来がある。そして具体化しやすいビジネス領域はというと、「シャベルとツルハシ」。「ゴールドラッシュに遭遇したら金を掘る道具を売れというのは鉄則ですが、やはり開発環境やプラットフォーム、解析など周辺領域でのビジネスが盛り上がるだろう」。

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●コンピュータ・サイエンスと21世紀型スキル

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●奇跡の学びを手にした少女 タブレットで言葉も計算も http://digital.asahi.com/articles/ASJ3P41B0J3PUTIL008.html
一度は「重度障害」のクラスに、と言われたが子どもがiPadを渡され、アプリのおかげで廊下で会った先生にも「サヨウナラ」と音声であいさつするように。授業は毎時間「コクゴノ ジカンヲ ハジメマス」などと入力してスタート。カタカナも漢字も、次々と覚えた。

「文章を読み上げるアプリもあり、教科書の文を「朗読」し、句読点なども覚えた。いまでは紙のプリントと太い鉛筆も併用し、漢字の練習や読解問題も解く」。すると周囲の目が変わってきた。いろんな学年の子どもが遊びに来るように。

電子書籍、電子教科書という、書籍コンテンツのデジタル化、そして構造化。そのことが可能にする「知へのアクセス」。「知へのアクセス」が引き出す、その人の能力の開花そしてコミュニケーション、社会との接点。
加えて電子書籍の構造化データがロボットや人工知能とも関係してくることを示す、Education(教育)とTechnology(技術)を合わせた「EdTech(エドテック)」の話。視点をあげるとこの話はさらに、現代社会が直面している「包摂」という課題とも関連してくる、そういう話だ。

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●ICT教具論(教員主導型)から、ICT文具論(学習者中心型)へ進むべき

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●何が人生を幸福・健康・成功に導くのかを70年間追跡調査した「The Life Project」でわかったことまとめ http://gigazine.net/news/20160302-life-project-happy-healthy-successful/
教育に関して、政府ができること、親ができること。
・「1990年代イギリスで11歳の子どもが持っているはずの能力よりも読み書きの能力が低い、とされた大人は5人に1人の割合でした。計算に関しては3人に1人が11歳の子どもの能力よりも低く、7~9歳の子どもよりも能力が低かった割合は4人に1人だった」。
→イギリス政府は2000年代初頭に成人を対象とした教育システムを開始。
・「不利な環境で生まれた子どもであっても、子どもが5歳の時に親が本を読んでやり、10歳の時に教育について考えている家庭では、子どもが30歳になった時に貧困である可能性が著しく低かった」。

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日米大学生の、学習・読書の量と質の差

日本の大学生があまり本を読まない、と憂慮する声が高まっている。そもそも日本人の20歳の知的好奇心が、スウェーデンの65歳とほぼ同じだという統計もある。

ただ読書時間数もさることながら、何を読んでいるかも重要だ。 Continue reading →

 

大学生は本を買わない (コミック、教科書以外)本を読まない

1.大学生の書籍費構成比率(収入に占める書籍費の割合) (%)

調対象年 自宅生 下宿生
1975  12.4%  7.6%
1980  10.2%  6.5%
1985   6.9%  4.4%
1990   5.5%  3.3%
1995   4.7%  2.7%
2000   3.6%  2.1%
2005   3.7%  1.9%
2010   3.5%  1.8%
2015   2.7%  1.4%
大学生の書籍購入費構成比

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●初のアクティブラーニング全国調査 カリキュラム・マネジメントが鍵

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●初のアクティブラーニング全国調査の結果を大公開! http://manabilab.jp/article/357
先生の段階では、個別の取り組みが活発化してきた。ただ「学校として取り組みを行っている学校は10%台」。
国語、外国語では50%以上、地歴・公民、理科でも40%以上でアクティブラーニングの視点に立った参加型授業が実施されている一方、数学では26%。

・「アクティブラーニングに関する校内研修が実施されているか」は、都道府県でかなりのばらつき。



・動き回るのが「アクティブ」と勘違いしている向きもまだある。
アクティブラーニングは「活動の前後や合間に教員が考えを深めるための前提知識を提供したり、行った活動についての解説を行ったり、生徒が自分で学んだことをふりかえったりする「理解進化型」の活動を行うことで、学んだことの意味が明確になり、より効果的な学習となる」もの。

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●オープンとフリーが教育の自由を具体化していく

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

★New Partnership with Kiron Enables Thousands of Refugees to Receive College Credit Online http://blog.edx.org/new-partnership-with-kiron-enables-thousands-of-refugees-to-receive-college-credit-online
edXがドイツの教育ベンチャー企業と提携して難民向けに300コースのMOOCを無償提供する大学教育プログラムを4月より開始。オープンとフリーが教育の自由を具体化していく。

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