(出典: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43114 )
『21世紀の資本』は一言でいうと、著者ピケティがその師匠筋、先輩にあたるクズネッツの教えに忠実に研究を続けたところ、師匠の業績(正確には、世間がそう言い立てたもので、クズネッツ自身は「仮説」を提示したのみだったのだが)を修正する結果が出てきた。そのことを報告した作品だ。
自分の給与明細とテレビのニュースからわかる日本の社会情勢との間に、なんとなく違和感を感じる人は手に取ってみるといい本。 Continue reading