Tag Archives: セレンディピティ

■『Lemon』から『智恵子抄』へ 関心・興味の横に「知」への扉を

徳島県出身のシンガーソングライター(また彼はイラストレーター、映像作家でもある)米津玄師(よねづけんし)が紅白で『Lemon』を熱唱した。

(米津玄師さん紅白で「Lemon」披露 地元・徳島県鳴門市の大塚国際美術館から生中継|徳島新聞 https://www.topics.or.jp/articles/-/144835

1.米津が紅白で『Lemonn』を熱唱
2.『Lemon』から『智恵子抄』へ
3.セレンディピティと棚の力
4.関心・興味の横にそっと「知」への扉を置こう Continue reading

 

●次へ マーケティングと広告

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●20億ユーザー達成のFacebookが抱えるジレンマ https://www.businessinsider.jp/post-34669
そろそろマチュアな段階に入ったか、facebook。インターネットにアクセスを持たない貧困層を獲得し、広告収入を増やすことが次の課題。
しかしこのゾーンにリーチするには、今までよりもコストがかかるうえ、所得が少ない。

そのせいか、InstagramやMessengerなどのファミリープロダクトの拡充というアプローチで、別の収入を探る道を探ろうともしている。 Continue reading

 

本のIoTと「アイカードブック(iCardbook)創刊の辞」


IoTは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略。車に搭載したセンサとAIが連携して実現する自動運転や、スマホからドアを開閉するなど、いまではたくさんの場面で実用化が進んでいるが、車、ドアなどがクラウド上のAIと交信して、新しい機能が実現することをモノのインターネットと呼ぶ。


 

アイカードブックは本のIoTを目指しています。

 

アクティブ・ラーナーをサポート~アイカードブック(iCardbook)創刊の辞~

アイカードブックの「アイ」は、inspire、intelligent、innovativeの「i」。知の旅人をinspireする書き物、関心と興味の外に広がる「知の世界」へ誘うintelligentな書き物、知のエコシステムを刷新するinnovativeな書き物。それがiCardbookです。

アイカードブック(iCardbook)| 詩想舎 http://society-zero.com/demo/index.html

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●同じ出版・新聞でこうも違うか、日米のデジタル化対応

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●アメリカ人の読書スタイルを変えたAmazonの恐ろしい企み https://cakes.mu/posts/11478
アメリカの出版業界で起こっているシリアスな戦争は、「電子書籍 vs 紙媒体の書籍」ではない。「大手出版社による伝統的な出版 vs 新しいスタイルの出版」。その裏に、伝統的な情報収集、知識流通と新しいスタイルの情報収集と知識流通がある。
(統計は出典とカバー範囲に気をつけよう)。

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「知識カード」と5万年前の人類の知恵

1.分散型の知恵

狩猟社会が近年の研究で分散型の社会構造を維持し、平等を実現しながら豊かな社会であった可能性が指摘されている。

一方階層型社会構造は資本主義と国民国家、そして民主主義の三位一体のバランスの中で20世紀、いったん念願の自由と平等、そして豊かさを実現したかに見えた。しかし最後の四半世紀あたりから誰の目にも、その矛盾が露呈、中央集権的発想で解決が困難な問題が続出している。

狩猟社会の時代、人々は階層的な構造が紛争や不安定の要因となると考えていたようだ。とするなら、分散型社会構造の持つ知恵で、私たち21世紀社会の閉塞感を打破する経路が拓かれるのかもしれない。そしてカード化は、本を分散型へシフトする工夫のひとつだ。

2.コラボレーションから言葉が生まれた

言葉の登場以前、人間は脳の中に3つのモジュールを持っていた。3つのモジュールは「博物的知能」、「技術的知能」、「社会的知能」で、それぞれ独立して物事を認識し、問題の解決にあたっていた。

およそ20万年前、比喩の機能がこの3つをつなぎコラボレーションさせた時、言葉が生まれ、新しい概念や技術を生み出し、人類は環境の変化に適応することができるようになった。

3.カード型メディアで知識のコラボレーションを目指す

ページを単位にした、現在の知の生態系に分散型の構造を接ぎ木する。そのために「詩想誌(知識カード)」は構想された。

世界を平等な場所に変革するのに、もっとも重要な力を持つのはネット上のコラボレーション

まずカード化された新しい本、「詩想誌」はクローズな従来型の本同志を接続させる。

次に「棚の力」に替えて「詩想誌」は、異界の知同士を引き合わせる、セレンディピティを演出したい。この仕掛けで、多様性と複雑性を増す現代社会の諸問題を解決するのに、専門知、技術知、生活知がメッシュ構造をもった「知の生態系」上でコラボし、「知の創造的爆発」を引き起こすだろう。そのためにはカードが、オープンな機構に格納され、ネット上の住人となる必要がある。
→「クローズとオープンの入れ子構造」が課題。

(関連図書:『帝国の構造』 柄谷行人、『家族進化論』 山極寿一、『フラット化する世界』 トーマス・D・フリードマン)

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「詩想誌」と「知識カード」

「知識カード」と5百年前のページネーション

「知識カード」と5万年前の人類の知恵 

 

●朝いちで起動するアプリは何?

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●朝いちで起動するアプリは何? http://www.netratings.co.jp/email_magazine/2015/04/20150417.html
アプリ:学生は「LINE」と「Twitter」、主婦は「Yahoo!」。ブラウザ:「Yahoo!トップページ」や「Yahoo!ニュース」、「Google検索」 が中心。学生は「livedoor ブログ」で2chまとめ。

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●SNSが巨大ショッピング・ポータルへ

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●Facebook、eコマース機能を着々強化中―巨大ショッピング・ポータルが出現? http://jp.techcrunch.com/2015/04/07/20150405when-buying-is-as-easy-as-liking/

DeNA Palette(パレット)と同じ発想を構想しているか。つまり、ネットとリアルの融合に、商品の「購買」への導線を位置づける。まず手始めに、メッセンジャー内に支払い機能を導入した(現在アメリカのみ)。メッセージのスレッドに表示される“$”ボタンをクリックして金額を入力するだけでその金額が即座に友達に送金される。またFacebookはBuyボタンの実験も行っている、のだ。

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