●次へ マーケティングと広告

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●20億ユーザー達成のFacebookが抱えるジレンマ https://www.businessinsider.jp/post-34669
そろそろマチュアな段階に入ったか、facebook。インターネットにアクセスを持たない貧困層を獲得し、広告収入を増やすことが次の課題。
しかしこのゾーンにリーチするには、今までよりもコストがかかるうえ、所得が少ない。

そのせいか、InstagramやMessengerなどのファミリープロダクトの拡充というアプローチで、別の収入を探る道を探ろうともしている。

●140年の歴史が語る本質 日経が説くデジタル時代のメディア、広告の役割 http://markezine.jp/article/detail/26578
デジタル広告には、テレビ広告より安く、かつターゲットの絞り込みが容易(顕在顧客の刈り取り)というアドバンテージがある。
「ネット(デジタル)はマスに替わる存在となる」という見方はやや浅い味方、むしろ「One to One」を実現し、マスを補完するもの。
デジタル時代の広告主は「お客様が「知りたい」と思うことと、広告主が「理解してほしい」と思うことの間を取り持つ、信頼できるメディアに投資するスタンスが必要。

他方、潜在顧客の掘り起こし、「へー、そうなのか」という新たな視点(セレンディピティ)をいかに与えていくか」が次の課題。
「今はまた、テクノロジーの力を使い、瓦版のように「必要な人に欲しい情報を売る」という時代になってきつつある」。

●ブランドスタジオで本当の意味でのコンテンツ・マーケティングを実現http://www.exchangewire.jp/2017/06/29/interview-dac-advertising-company/
ブランドスタジオ:朝日新聞社、集英社、The New York Times、そしてDACによる共同事業。
従来の「コンテンツ・マーケティング」:SEO文脈でのもの。「つまり、有効な検索キーワードを特定し、自社のHPに誘導していく」。
これからの 「コンテンツ・マーケティング」 :これまでいわゆるマス4媒体が担っていたような、消費者が憧れを抱いたり、または彼らの心を揺り動かしたりするようなコンテンツを使ったブランディング目的のマーケティング。

「メーカーは得てして商品の機能やスペックについて語ろうとしてしまう。一方、消費者が求めているのは、そうした機能やスペックがどのような体験をもたらすかについての情報」
「今まではニュースメディアとしてPVを多く稼ぐというビジネスモデルになっていましたが、会社としては今後どういう人がどのコンテンツに興味を持っているのかを可視化することで新たな広告価値を生むことを目指す」。

●ソーシャルメディアで変わったwebサイトの役割 : could http://www.yasuhisa.com/could/article/website-socialmedia/
WEBサイトは囲い込む発想をやめなければならない。閉じつつ開かれている、二重構造、内と外をデザインすることが大事な時代になってきた。

「今はソーシャルメディアが人々がいる場である以上、そこに直接コンテンツを届けなければ見てもらえない」。当然、記事の作りのユーザーインターフィエスは異なる。」

●釣り記事の線引き、ユーザーたちの判断は大体正しい http://digiday.jp/platforms/click-bait-prevention-gunosy-wisdom-of-clowd/
「僕の中では一番のモデルケースは『ZIP!』だったり『めざましテレビ』だったりとかするわけですよね、サービスとして。あれがもっとより個人に最適化されていて世の中で起こっていることはだいたい知ることができて、なおかつ明日役立つより、今日役立つような知識みたいなのが知れてみたいので基本的に不快にならないみたいな、そういう部分も含め、あれ結構、パーフェクトな情報の伝え方ではないかと感じている」。

コンテンツマーケティングの全体像とイノーバにおけるデータ分析手法のビジネス活用 https://www.slideshare.net/greenmidori83/ss-45215769


コンテンツマーケティングとは適切で価値あるコンテ ンツを作成し配布する技術である。ターゲットとなる 見込み客のことを理解し、これを明確に定義すること により、見込み客を引き寄せ、獲得し、⾒込み客と関 わり合い、見込み客に購買に結びつく⾏動を促すこと を目的とする。

●文具からコンドームまで、Amazon Dash Buttonが100ブランド以上に拡充 http://jp.techcrunch.com/2017/06/28/amazon-dash-button-new-brands/
ボタンを押すだけで日用品をAmazon.co.jpで注文できる端末「Amazon Dash Button」。
日本では2016年12月にプライム会員向けにサービスを開始。これは世界で9番目のローンチだったが、現在日本は米国に次ぎ、2番目に売れ行きが好調

人気なのは、サントリー天然水、ウィルキンソン(飲料)、エリエール(トイレットペーパー)、アリエール(洗濯用洗剤)、ムーニー(おむつ)などの日用品(17年5月末時点)。購入頻度が高く、店舗で買うと重くてかさばるもの。

●フラットデザインのベストプラクティス https://u-site.jp/alertbox/flat-design-best-practices
2012年頃、その人気に火がついて以来、フラットデザインはWebのビジュアルデザインのテイストに影響を与えてきた。それは高級感やトレンド性を伝えることができるし、場合によっては、若年層ユーザーを引きつけるために利用することも可能だ。
しかし、どこをクリックしていいのかがはっきりしなくなるという欠点有する。対応策に、意識的でないといけない。

 

┃Others あるいは雑事・雑学
●Facebook、ついに月間アクティブ・ユーザー20億人――情報インフラとして責任も重大に http://jp.techcrunch.com/2017/06/28/20170627facebook-2-billion-users/

●YouTubeの月間正規ログインユーザー数は15億、テレビでYouTubeを見る人も増加 http://jp.techcrunch.com/2017/06/23/20170622youtube-has-1-5-billion-logged-in-monthly-users-watching-a-ton-of-mobile-video/
・今テレビは、その上でYouTubeを見るメディアにもなりつつある。
・モバイルでYouTubeを見ている人たちの平均視聴時間は1日に1時間あまり。

●データが語り出す新しい消費社会 https://meti-journal.jp/p/29

●「チケット転売問題」の真の問題(中) ~構造転換する音楽業界が抱える大きな課題http://www.huffingtonpost.jp/yoshiyuki-oshita/the-real-problem-with-ticket-resale_b_17065030.html

●ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000037-zdn_n-sci

「1989年、国内でのレコード自社生産を終了。29日現在、日本国内でアナログレコードを生産しているのは、東洋化成(神奈川県横浜市)のみ。89年以降、ソニーはレコードを製造する場合、東洋化成や海外企業などに外注していた」。