Tag Archives: gacco

●学習とは『意味を作りだしていくプロセス』 単なる『知識の移転』ではない

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●あなどれない「手書き」の学習効果 http://jp.wsj.com/articles/SB12748367622113273976104581644331252188072
パソコンを使う人には逐語的にノートを取る傾向がある。
そのため、take noteのスピードは早く、かつ記録保存の点では有利なキーボードからの入力だが、頭に残るか、残って知的生産にデータが再活用されるか、という点では、手書きに軍配。

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●親や教師が知らなければいけない IQより「ICE」

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●IQの高さより大切なのは「ICE」 http://www.lifehacker.jp/2015/05/150519ice_high.html
「知能は間違いなく重要ですが、好奇心や共感がなければ、本来の力を発揮することはできません。真に成長して成功するために、3つ全ての分野を成長させるように考えましょう」。

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●「アクティブ・ラーニング」とは何か

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●「アクティブ・ラーニング」とは何か 次の学習指導要領で注目-渡辺敦司 http://benesse.jp/blog/20141212/p2.html
アクティブ・ラーニングとは、「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学習者の能動的な学習への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学習者が能動的に学習することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る」。

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●伊藤穰一: 革新的なことをしたいなら「ナウイスト」に

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●伊藤穰一: 革新的なことをしたいなら「ナウイスト」になろう http://www.ted.com/talks/joi_ito_want_to_innovate_become_a_now_ist?language=ja

「Googleにせよ Facebookにせよ Yahooにせよ 学生達が許可なく イノベーションを 進めた結果です。誰の許可も得ず プレゼンもせず まず何かを作ってから 資金を集め その後 ビジネスプランを考えて 必要になったら MBA取得者を雇うのです。つまり 少なくとも ソフトとサービスの分野では インターネットによって MBA主導の イノベーションモデルから デザイナーと技術者主導の モデルへと移行したのです」。イノベーションは、いま身の回りで起きていることに心を開き注意を払うことから始まる。フューチャリストであってはいけない、「ナウイスト」になるべきなのだ。

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●デジタル社会のエンサイクロペディストと教養教育 を考える

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●デジタル社会のエンサイクロペディストと教養教育 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/daigaku/pdf/k-4-2.pdf
大学を襲っている3大変革:知の市場化、知のグローバル化、知のデジタル化。「検索エンジンについては使えばいいので、知識は得られる。しかし同時にある種の土地観や地理的な方向感覚のようなものを学問というフィールドの中で学生たちが鍛え上げていくにはどうしたらいいのか、という問いはなお残る」。

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●「<学級>の歴史学」

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●「<学級>の歴史学」柳 治男 著 | Kousyoublog http://kousyou.cc/archives/4497
19世紀に入るまで、生徒を年齢や能力で分け、一つの部屋に区切り、一斉に教授する「学級」は存在しなかった。

すでに教えを受けた生徒をモニターとして、生徒を十人前後の斑に分けてそれぞれの斑ごとに教えさせるようにした、1798年のロンドンのJ・ランカスターの取り組みがそもそもの始まり(読み方、綴り方、計算において)。
当時工場などで採用される分業制を教育に応用したもの。ただ教科の拡大ですぐに限界が露呈(地理、歴史、自然哲学、音楽、体育、宗教、道徳教育など)。
そこで考案されたのがギャラリー方式と呼ばれる一斉教授法。机が階段状に並べられ、生徒数十人が正面の教師の方を向き、教師は全ての生徒を見渡すことが可能となる。また生徒同士も他の生徒の様子を見ながら学習を進めて行くことが可能となった。生徒間の相互作用と集団性が強調され、『集団編成原理として、年齢均質化を促す』こととなった。

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