●親や教師が知らなければいけない IQより「ICE」

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●IQの高さより大切なのは「ICE」 http://www.lifehacker.jp/2015/05/150519ice_high.html
「知能は間違いなく重要ですが、好奇心や共感がなければ、本来の力を発揮することはできません。真に成長して成功するために、3つ全ての分野を成長させるように考えましょう」。

●IQだけじゃダメ…「ICE」のバランスが大事って、どゆこと? http://matome.naver.jp/odai/2143271057617254001
IQと同様に大切なのが、CQ(好奇心=Curiosityまたは創造性=Creativityの指数)と、EQ(感情=Emotionの指数)。 IQはあくまでも脳内の知の構造を意味しているし、EQは脳の情の構造を考慮に入れて人間としての経験、人間としての生き方を問うもの。言ってみれば、EQとは人のOSである。

●先生のための初級ICT教育講座Vol.11「どうしますか?1クラス分のタブレット管理 http://ict-enews.net/zoomin/25ict11/
「生徒1人1台のタブレット」で起きること。それはり「充電」「保管」「コンテンツの同期」。そこで、MDM(Mobile Device Management=タブレットPC遠隔管理システム)という仕組みの提唱。

●PCレスでデジタル教科書活用を実現「みらいスクールステーション」 http://resemom.jp/article/2015/05/19/24592.html
「みらいスクールステーション」は、校内LANを介して各教室に据え置きのメディアボックスへサーバー上に蓄積した教材などのコンテンツを配信し、教室のデジタルテレビなどの大型モニターで学習することができる総合教育ソリューション。

●学校のスマホ禁止が学力向上に影響を与えることが判明、週1時間の学習時間にも匹敵 http://gigazine.net/news/20150520-smartphone-ban-improve-student-performance/
イギリスの学校で実施された研究。携帯電話の使用を禁止することで生徒の成績が向上する効果があった、とのこと。
校内での携帯電話の使用を禁止した学校では、テストの平均スコアが6.4%上昇した」。「「学校で生徒の携帯電話使用を禁止することは、週あたり1時間の学習時間の増加、もしくは年間授業日数を5日増やすことに相当する効果」がある、と。(報告書 英文  http://cep.lse.ac.uk/pubs/download/dp1350.pdf

●これからの時代に求められる資質・能力と、それを培う教育、教師の在り方について(第七次提言参考資料) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai7_sankou.pdf
教育者としての使命感など、「いつの時代にも求められる資質能力」に加え、「今後特に求められる資質能力」を区分けして提示している。
地球的視野に立って行動するための資質能力、変化の時代を生きる社会人に求められる資質能力(課題探求能力等に関わるもの、人間関係に関わるもの、社会の変化に適応するための知識及び技術)、教員の職務から必然的に求められる資質能力」。

アクティブ・ラーニングをどう評価すべきか〜西岡加名恵氏に聞く http://eduview.jp/?p=1636
背景:2004年の『PISAショック』を受けて、2008年の学習指導要領改訂では読解力の向上のために『言語活動の充実』が掲げられた。話し合い活動など相互のコミュニケーションが重要に。もう1つの流れとして、1998年改訂の学習指導要領において、『総合的な学習の時間』が導入され、探究的な学習が広がった。

●今年の教育ITソリューションEXPO、キーワードは「アクティブ・ラーニングhttp://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1505/21/news112.html
次期学習指導要領ではデジタル教科書を使った、「アクティブ・ラーニング」(能動的な学習)がキーワードとして挙がることが多いが、今年の教育ITソリューションEXPOも。

●EdTech スタートアップの ShareWis が Udemy 日本版での講座配信を開始 http://newsrelease.blog.jp/news/vp3611.html
社会人向けオンライン学習サービス。2015 年 4 月 30 日からシェアウィズが運営するオンライン教材マーケットプレイス ACT(アクト)の一部講座をベネッセコーポレーションと共同で Udemy に掲載し、主にプログラミング分野での受講者を獲得。オンライン教材act

●教育サイトがWordPressで作れるプラグイン『LifterLMS』 | 100SHIKI http://www.100shiki.com/archives/2015/05/lifterlms.html
コースやレッスンが作れる/ユーザー登録してもらってマイページが作れる/クイズ機能。またPayPalを使った決済機能も組み入れることができるので有料コンテンツを販売することも。

●「Flat World」世界77カ国の2,500以上の大学が活用!デジタル教科書で大学生の学びをサポートするプラットフォーム http://edmaps.co/moocsnews/flat-world/
教科書を全てデジタル化し、教科書にかかるコストだけでも削減して大学生を助けようというサービスのひとつ。各分野に関する110以上のデジタル教科書が用意されており、世界中の2,500以上の大学で利用されている。内容を書き加えたり、削ったりする編集作業を行うことができるため、大学の指導者や関係者はデジタル教科書をそのまま学生に提供することも、授業の目的や内容に合わせて中身をアレンジして利用することもできる。

●無料オンライン講座「旅館経営教室」講座 国土交通省 観光庁 http://gacco.org/kankocho/
「日本初のMOOC(大規模無料オンライン講座)サービスである「gacco」の仕組みを利用して、旅館・ホテルの経営改善に向けた講座を開講します。講座は平成27年5月26日(火)よりインターネット上で配信スタート。いつでも、どこでも、誰でも、無料で学習が可能です」。

●平成26年度 教育の総合的効果に関する定量的分析:教育改革の総合的推進に関する調査研究 http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/chousa/__icsFiles/afieldfile/2015/05/27/1356259_1.pdf
「図表 4-1 分析結果の整理(教育関連指標が 1 単位増加することによる一人当たりの効果)」がまとめになっている。「男性については理数系科目の成績、女性については文科系科目の成績が、雇用や所得に対して学歴を媒介とするだけでなく直接的にプラスの影響を与えており、教科学力を高めることの重要性が示唆される」。
「非認知能力は、男性の雇用、所得、結婚、健康すべての効果に、女性の雇用、結婚、健康の 3 つの効果に直接的にプラスの影響を与えており、これらの効果がさらに社会レベルで税収増加、少子化克服、医療費削減等に結びつくことを考えると、非認知能力を高めることの意義は明らかである」。

●アクセシブルな電子書籍とは何かを示すガイドラインを図書館側が作ってはどうか http://code.kzakza.com/2015/05/accessible_ebook_guidelines1/
「図書館側が考える「アクセシブルな電子書籍」を明示せずに、ベンダが問題を指摘され続けるという状況は、ベンダにとっては、ゴールが見えないため、やる気を削ぐ可能性もあ(る)。
そこで、ガイドライン的なものを提示することで、だれもがサービスやコンテンツを客観的に評価でき、問題点を顕在化できるようにする。そして、現実的に実装できる道筋を示す」。