Category Archives: 再編成されるLife(生活/生命/人生)

●考えかたをクルリと変えると、ケアが変わる。貧困問題も。

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●ケアサイクル論 http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/sh20185005.pdf
かつて『病気』は、毎回孤立したイベントだった。医者や医療体制の仕事(使命)は、救命して完治させることだった。その『病気』だけにピンポイントで責任を果たしていれば良かった。
これに対し、超高齢化社会の到来により、『病気』そのものは治せても『生活』が守れなければ、それは治療として正しく無い、という新しい状況が生まれた。この、新しい状況への対処法が、「ケアサイクル」論。

ある病気が発生する。→日常の生活動作(ADL)が低下する。→病院(急性期)に入院して、回復する。→自宅で在宅ケアや福祉支援を受ける。→また容態が変化する。→治療を受けて、回復すれば自宅に戻る・福祉施設に入所する。→このサイクルを繰り返しながら、最後は死を迎える。

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●マイクロEVと「走るスマホ」、自動運転が社会を変える。

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働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●「イセッタ」の復活を思わせるマイクロEVが登場 http://wired.jp/2016/03/31/microlino-modern-bmw-isetta/
change urban mobility」、電気スクーターのメーカーがマイクロEVも手掛け始めた。
個人の移動を本当の意味で効率的にするには、車体を小さくして資源の消費を減らし、顧客に要求する金額も少なくしなければならない。

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●「成長依存症」と「子どもの貧困」

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●「獣の世」から「人間たちの社会」へ回帰!(1) http://www.data-max.co.jp/280822_knk_01/
正解は脱「成長」ではなく脱「成長依存」。
つまり、経済成長が止まったとしても、人間が人間らしく生けていける社会、「人間の顔をした社会」を構築していく必要がある。
なぜなら、「勤労国家レジーム」という負の遺産によって、今私たちは、まるでアリ地獄のような「3つの罠」に陥っているから。

「3つの罠」:「再分配の罠」=お金を一方的に貰う者と払う者という構図/「自己責任の罠」=私たちは、みんなで税金を払って生活を豊かにするのではなく、「自助努力」と「自己負担」を通じて自分と家族の生活を豊かにする道を選んできた。政府が医療や教育の面倒を見ない社会では可処分所得が「将来の安心」を約束するすべてになり、成長依存体質ができあがった/「必要ギャップの罠」=世代間での「必要」がズレることによって、生み出される対立の構図。

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●仕事って?

160909 PM

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働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●押井守監督が語る日本アニメーションの 「あの頃」と「これから」 | 京都精華大学 http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/topic/interview02_oshii/
「押井
私はたまたまアニメスタジオに入っちゃったんですけど、人間って、最初の志と違う形で世に出たとしても、その仕事で評価されたい、認められたい、他人が「彼じゃなきゃだめなんだ」と言ってくれたときにどれだけ達成感があるかってことを知っちゃった。
そういう偶然の積み重ねが、たぶん人間を社会人にしていくんだよ。職業が人格になる、ということ。自分の人格なんて、特に若い頃はないも同然。自分に合った仕事を探すんじゃなく、自分を仕事に合わせていけば、違う自分になれるんだよ」。

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●日本人社会の就業実態

160715 PM 7月第三号

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●「日本人の幸福って何なの?」ベトナム人留学生の新聞への寄稿が話題に http://temita.jp/twitter/34520
日本人は「成長」に代わる「価値」を見つけられずに、立ちすくんでいる。「成長」を所与の前提にしたさまざまな価値観・組織形態・就業実態・法制度が、日本人の幸福の前に立ちはだかっている。

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●「非正規労働者」と括るのは、もうやめよう

160708 PM 7月第二号

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働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●パート賃金格差、何が問題か  http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/tsuru/32.html
「非正規労働者」とひとつに括るのは、議論を錯綜させるだけ。
「非正社員の中でも正社員に近い契約社員などと正社員の賃金格差は37%程度であるが、学歴、年齢、勤続年数、婚姻、子供数、居住地、勤務先産業、職務などを調整すると暫定的な結果ではあるが、残る格差は4分の1程度となり、1割を切る」。

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●「ワークライフバランスなんて、気にしない」

160624 PM

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●「保育園建設反対」議論に違和感を感じる理由 | 街・住まい http://toyokeizai.net/articles/-/121015
田園調布に象徴される、「住」だけに特化した町の未来は暗い。
住宅だけの街ではなく、自治体にお金を落としてくれる施設や工場などがある、あまり規模の大きくない街のほうが豊か。
また、近年各地で成功している町おこしで行われているのは、「街の多様化」。
「民間図書館やカフェ、農園などを新たに作り、従来と違う利用者に来てもらうことで街に魅力を加えるなど、住む以外の機能を持ち込むことで従来とは違う人を街に呼びこむことで活性化を図ろうとしている」。
保育園問題もこの文脈で再考してみるべき。

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●複数の仕事とベーシックインカム 「ポスト資本主義」の模索

160610 PM

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働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

https://www.facebook.com/artlove.vn/videos/989655194421287/

●テクノロジー・エリートが頂点でそれ以外は底辺、という時代がきている http://www.gizmodo.jp/2016/06/post_664697.html?utm_source=atom&utm_medium=rss
「アメリカでは1980年代、労働力の8.2%がテクノロジーの進化でできた新しい種類の仕事にシフトしていました。でもその割合が1990年には4.4%に、2000年代には0.5%にまで落ち込んでいるんです」。
1952年、20世紀を代表するアメリカ人作家のひとりであるカート・ヴォネガットが初の長編小説「プレイヤー・ピアノ」を発表。そこでほぼすべてのものが機械化され、人間の労働者が不要になった近未来社会を描いた。技術が社会を分断する近未来。
だが、技術を装備した起業・個人事業主という選択もこれからは可能だし、増えていかなければ「ポスト資本主義」時代は乗り越えられない。

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●「働く」を21世紀パラダイムにしっかり据え付けなおす

160520 PM

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働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●社員の7割を占める知的障害者から経営者が得た真理「仕事の中に“究極の幸せ”はある」 http://woman.type.jp/wt/feature/2340
「人に幸せを提供できるのは、福祉施設ではなく企業なのだ」。

日本理化学工業はチョークの製造メーカーで、全80名の社員のうち、7割を超える60名が知的障害者。
いや、あなどってはいけない。数字が苦手な知的障害者でも正確に分量・サイズを測れる道具や、作業時間を短縮できるような段取りを工夫した結果、川崎の工場ではJIS規格をクリアした高品質のチョークを1日に10万本製造。結果、チョークの品質や生産性は業界トップクラス。

当初同情心から数人の障害者を雇用していたころ、社長がある葬儀で僧侶に尋ねた。
「うちの工場では知的障害者が一生懸命に仕事に取り組んでいます。施設に入って面倒を見てもらえば、今よりずっと楽に暮らせるのに、なぜ彼女たちは毎日工場へ働きに来るのでしょうか」。
僧侶はこう答えた。
「人間の究極の幸せは4つあります。1つ目は、人に愛されること。2つ目は、人に褒められること。3つ目は、人の役に立つこと。4つ目は、人に必要とされること。だから障害者の方たちは、施設で大事に保護されるより、企業で働きたいと考えるのです」。
人権が「“承認”の保障」にまで拡大されるのが21世紀パラダイム。

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●「格差」と「貧困」 子どもの貧困は撲滅せねばならない

160520 PM

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●子どもたちのための公平性 先進諸国における子どもたちの 幸福度の格差に関する順位表

http://www.unicef.or.jp/library/pdf/labo_rc13j.pdf

貧困については、最低限必要なモノが不十分であるという側面と、そこから生じるさまざまな悪影響(例えば、学力や健康の悪化、自己肯定感の低下)もという側面があり、公平性、つまり日本憲法25条(すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する)の観点から考えるべきテーマ。
とりわけ日本は、貧困の「割合」と「深さ」、両方において深刻な状況にいまある。


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