■もはや「東京問題」ではない 新型コロナの感染拡大

今から一週間前、GoToトラベルキャンペーンの実施に関連して7月16日、政府の新型コロナウイルス対策の分科会の尾身茂会長が「旅行自体に問題はない」「旅行自体が感染を起こすことはないから」と発言しました。

他方、その一週間後の7月23日、東京都内で新型コロナウイルスの感染者は、これまで経験のなかった「1日当たりの感染者数が300人超え」となり、366人。全国でも感染者数は981人となり、2日連続で1日当たりの最多を更新しました。
・7月23日の新規感染者数

(全国の感染者981人、2日連続で最多を更新…都内ほぼ全域で感染者を確認 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20200723-OYT1T50232/ Continue reading

 

■『グレート・リセット』とは

「私たちはいま地殻変動のさなかにいて、まったく新しい経済秩序に突入する。それは(19世紀の)農業経済から工業経済へ移行したような大変革で、今回は工業経済からアイデアに基づいたクリエイティブな経済に移行する」(リチャード・フロリダ)

定冠詞をつけた「the Great Reset」

『グレート・リセット』とは米国の「クリエイティブ都市論」で知られる社会学者、リチャード・フロリダの著作のタイトル。また、来年、2021年1月に開催される世界経済フォーラム(WEF)の年次総会「ダボス会議」のテーマ、それも「グレート・リセット」です。


開催時期の再変更:例年の1月から5月へいったん延期されていた #ダボス会議 ( #世界経済フォーラムの年次総会 )は、新型ウイルスの感染が依然各国続き移動の制限などで渡航も困難になっていることを理由に、8月17日から20日に変更すると発表。(追記 2021年2月4日)


【他にも追記あり 記事の最後】 Continue reading

 

■もはや「夜の街」ではない 東京から全国へがコロナの課題

舞台クラスターか

7月10日はイベントの開催制限について、政府方針で参加人数の上限を5000人に緩和する「ステップ3」へ移行する日だった。


●きょうから観客 最大5000人 プロ野球とJリーグ 新型コロナ | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200710/k10012507251000.html
「プロ野球とサッカーJリーグは10日から観客を最大で5000人まで入れて試合を開催します。各球団やクラブは感染対策を徹底するため、新たに設けたルールを守るよう観客に呼びかけています」。

●「ステップ3」10日から イベント上限5000人に緩和 コロナ新分科会初会合 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20200706/k00/00m/040/199000c
新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合が6日、開かれた。イベントの開催制限について10日から、参加人数の上限を5000人に緩和する政府案が了承された」。


ところがその7月10日の東京のコロナ感染者数は、243人と過去最多の規模の数字となった。しかもその中に、演劇関連、「舞台クラスター」があることが判明。5000人に緩和する政府施策の「ステップ3」が、ここから2週間程度先にどういう感染者数の数値となってあらわれるか、懸念さるところとなった。 Continue reading

 

■日本は経済と社会をリセットできるか

社会の危機を変化の入口に

世界経済フォーラム(WEF)は6月3日、2021年1月に開く年次総会(ダボス会議)のテーマを「グレート・リセット」にすると発表しました。会議の六か月も前にアジェンダ設定し公表するのは珍しいことです。


開催時期の再変更:例年の1月から5月へいったん延期されていた #ダボス会議 ( #世界経済フォーラムの年次総会 )は、新型ウイルスの感染が依然各国続き移動の制限などで渡航も困難になっていることを理由に、8月17日から20日に変更すると発表。(追記 2021年2月4日)



(「グレート・リセット」の時 | 世界経済フォーラム https://jp.weforum.org/agenda/2020/06/gure-to-risetto-no/
【追記あり 記事の最後】 Continue reading

 

■東京都民のための【新型コロナ|5つの指標】


データの更新情報は下記URLに掲載しています。
https://note.com/shisousha/m/m3cb08d189e0d


コロナにどのように対応すべきかなのか、7月2日以降百人越えの新規感染者数が出た東京は、新しい局面にはいった。

感染症は他の病気、疾病と異なり、個人の罹患防止/治療(個人防衛)以外に、集団の罹患防止(集団防衛)の要素が加わり、私たちはまだその対応になれていない。新規感染者数で百人越えが続くことをどうとらえ、理解したらよいのか。戸惑っている。

集団の罹患防止(集団防衛)の要素に対しては、データとサイエンスで対応すべきだが、新規感染者数だけでは足りない。公表されている数値のうち、以下の5つの数値が要フォローだ。

◎感染状況を判断する
 1.現在感染者数(の推移)
 2.重症者数(の推移)

◎医療体制を判断する
 3.専用(対策)病床の稼働状況
 4.軽症者用の宿泊等施設運用状況

◎どこが重感染地域か
 5.市区別人口当たり感染者数

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■8割おじさんは知っていた、東京の感染者の100人越え

「流行前の生活に戻れば再び、流行の規模が大きくなる」
(「8割おじさん」こと、西浦教授 6月3日)

西浦教授 東京の百人越えを予測

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●ニューノーマルへ 社会のOSをアップデートせよ

コロナ後、テレワークを結局「無かったこと」にしないために

個人のベースでいうと、「常識のアップデートを止めてはならない」。社会のベースでいうと、「社会のOSは書き換えられ続けなければならない」。それがこのたびのコロナ禍で浮き彫りになった、あるいは問われていることではなかったか。

ここではより具体的に、「テレワーク/在宅勤務」に的を絞って考えてみよう。

(緊急事態宣言解除でテレワークから「全員出社」に戻る企業の危機 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/052100102/

日本の企業社会は、仕事と従業員についての業務編成原理・価値観のアップデートを怠らず、これまでの平成年間30年を過ごしてきただろうか。

「Global Remote Working Data & Statistics、Updated Q1 2020」は、世界各国のテレワークの状況を調査、その報告しているが、そこでは日本の「労働者が在宅勤務を望んでいるのにもかかわらず、企業がそれを認めない」状況が浮き彫りになっている。 Continue reading

 

■風邪が三番目の対応法になるかも 新型コロナに対して

世界の人々が新型コロナについて感染を防ぐ方法に関心を持っています。しかし新型コロナは「新型」ゆえわかっていないことが多く厄介なのです。まるで忍者のよう。ところが最近になって、免疫応答(免疫獲得プロセス)に関するあたらしい知見がアメリカとドイツから発表され、研究者の間に希望と安心感が生まれています。


・アメリカ・ラホヤ免疫学研究所からの論文について
Targets of T Cell Responses to SARS-CoV-2 Coronavirus in Humans with COVID-19 Disease and Unexposed Individuals: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)30610-3
・ドイツ・シャリテ医科大学からの論文について
T cells found in COVID-19 patients ‘bode well’ for long-term immunity | Science | AAAS https://www.sciencemag.org/news/2020/05/t-cells-found-covid-19-patients-bode-well-long-term-immunity


簡単に言うと、過去にかかった「風邪」が新型コロナに対する免疫力を保証してくれるかもしれない、というのです。これは新型コロナに対して風邪が三番目の対応法になる可能性を示唆しています。それもふたつの意味で。 Continue reading

 

■2020年4月、非正規97万人減少 休業者数は597万人

コロナ前、日本企業社会において4月までに準備しなくてはいけない大きな経営課題のひとつに「同一労働同一賃金」の導入がありました。ところが「同一賃金」の導入適用以前の問題として、雇用契約の破棄がコロナ禍で持ち上がってしまいました。期待値が高かっただけにその影響は減少人数の数値以上のマグニチュードがありそうです。 Continue reading

 

■ヒカキンのコロナ医療支援募金と『愛の不時着』のミラー理論

人気YouTuberのヒカキンが5月21日、Yahoo!基金と協力し「コロナ医療支援募金」を立ち上げたところ、1日で14万人以上の方が寄付、金額も7600万円(5月22日時点)があつまったそうです。ヒカキンの言葉と行動は人々の共感を呼び、信頼を勝ち得、プロジェクトが成功裡に進みつつあるようです。


https://donation.yahoo.co.jp/promo/covid19_support/

ヒカキンは

「仮にもし僕がこの医療従事者として同じ立場だとしたら、もしかしたら自分は恐怖でにげだしてしまうかもしれない。僕には到底つとまらないと正直思いました。」

と、この募金活動の動機を語っています。 Continue reading