Category Archives: <メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

IDPFへの参加状況(2016年5月)

IDPF:International Digital Publishing Forumの参加企業・団体は2016年5月現在、36か国から合計300組織。

国別には米国からが圧倒的に多く、次いでフランス。日本は三番目。

国名  数
米国 116
フランス 30
日本 26
インド 24
韓国 12
イギリス 11
カナダ 10
ドイツ 9
台湾 8
中国 5
スウェーデン 4
スイス 4
オランダ 5
ナイジェリア 3
トルコ 3
デンマーク 2
エジプト 2
フィンランド 2
インドネシア 2
イタリア 2
メキシコ 2
ノルウェイ 2
フィリピン 2
サウジアラビア 2
ベルギー 1
ブラジル 1
アイルランド 1
イスラエル 1
ケニア 1
ルクセンブルグ 1
マレーシア 1
ネパール 1
ニュージーランド 1
ロシア 1
南アフリカ 1
スペイン 1
合計 300

 

日本からの参加企業・組織のアルファベット順一覧は下記の通り。

ACCESS Co., Ltd. http://www.access-company.com
Assistive Technology Development Organization http://www.normanet.ne.jp/~atdo/english.html
Association for E-publishing Business Solution http://www.aebs.or.jp
Association of Media in Digital (AMD) http://www.amd.or.jp
Benesse corporation http://www.benesse.co.jp/english/
BookLive Co., Ltd. http://www.booklive.co.jp
Dai Nippon Printing Co., Ltd. http://www.dnp.co.jp
Digital Comic Association http://www.digital-comic.jp
Digital Publishing Initiatives Japan Co.,Ltd. http://www.pubridge.jp
East Co., Ltd. http://www.est.co.jp
Electronic Book Publishers Association of Japan http://www.ebpaj.jp
Impress Holdings, Inc. http://www.impress.co.jp
INFOCITY, Inc. http://www.infocity.co.jp
Japan Electronic Publishing Association http://www.jepa.or.jp
JustSystems, Inc. http://www.justsystems.com
Kadokawa Corporation http://www.kadokawa.co.jp
Kobunsha Co., Ltd. http://www.kobunsha.com
Kodansha Ltd. http://www.kodansha.co.jp
Kyodo Printing Co.,Ltd. http://www.kyodoprinting.co.jp
MEDIA DO Co.,Ltd. http://www.mediado.jp
Rakuten global.rakuten.com/corp
Shinchosha Company http://www.shinchosha.co.jp
Shogakukan Inc. http://www.shogakukan.co.jp
Shueisha Inc. http://www.shueisha.co.jp
Toppan Printing Co., Ltd. http://www.toppan.co.jp
Voyager Japan Inc. http://www.voyager.co.jp/

●出典:Member List | International Digital Publishing Forum http://idpf.org/membership/members 

 

●W3C と IDPF との組織統合

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること( https://www.google.co.jp/intl/ja/about/  )」を使命としているGoogleは、facebookと連携、自らの広告機会を譲り渡す見返りに、ソーシャル・メディアの中をクロールできるようにした。

Webの世界で近年、Webページの領域とアプリの領域とに垣根ができるかと憂慮されていたが、そのトレンドにも変化が生まれようとしている事象。

同じことが書籍と「ポータブルなウェブの出版物(≒電子書籍)」との間にも起きようとしている。その象徴的な出来事がW3C と IDPF との組織統合計画の発表だ。


●ワールドワイド・ウェブ・コンソーシアム W3C とインターナショナル・デジタル・パブリッシング・フォーラム IDPF が両組織の統合を検討中
https://www.w3.org/2016/05/digpub.html.ja
W3C と IDPF は、オープン・ウェブ・プラットフォーム上での出版テクノロジーの進歩を加速させるために組織を統合させる。
W3Cは、米国MIT Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory(MIT CSAIL:マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所)、フランスEuropean Research Consortium for Informatics and Mathematics(ERCIM: 欧州情報処理数学研究コンソーシアム)、北京航空航天大学 (Beihang University)および日本の慶應義塾大学により共同運営されている団体。
IDPFには、アドビ、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、ノキア、ソニーなど世界各国の大手企業が加盟しており、2010年には、凸版印刷や大日本印刷といった日本の大手印刷会社が新規加盟。

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●Amazonの力

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●Amazonの「新しい常識」──彼らはこれまでになく、稼いでいる http://wired.jp/2016/05/02/amazon-isnt-just-making-money/
アマゾンは本屋? eコマース業者? いいえ、IaaS(イアース / Infrastructure as a Service)企業です。
「主役はやはりクラウドコンピューティング部門、AWS(アマゾン ウェブ サービス)である。マイクロソフトやグーグルがクラウドビジネスに投資しているなかでも、アマゾンのサーヴィスは競合市場においてはるか先を行っている。2016年第1四半期、AWSの営業収益は前年同期比64パーセント増の25.7億ドルとなり、アナリストの事前予想を上回った」。

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●急成長する読書市場

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●「OnDeck提言2016 出版社の課題と対策」-日本の平均的出版社が抱えている電子出版への課題と、その対策- http://on-deck.jp/archives/20154045
自社Next-Publishingへの誘導として上々。ランディング・ページの模範になるような記事。
1.売上規模が伝統的出版に対しまだ小さいので電子出版を本格化できない、電子出版では業務内容が変わるので一気に切り替えるのはリスクがあるし、両方一緒にやるのもむずかしい。
2.アセットとしてのマスター原稿、デジタルデータがない。
3.コミックのタテヨミなどの現象も起きている市場の、生の動きに疎すぎる。
4.デジタル世界に利用可能なマーケティング・インフラ群がでてきているのに使えない。
(「NextPublishingのすすめ」: http://nextpublishing.jp/pdf/NextPublishingGuidebook.pdf

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電子図書館が増えている(2016年4月)

2015年の一年間に新規に電子図書館システムを導入した図書館の数は、8カ所。

ところが今年2016年は4月までに、同数の8箇所が導入済み。

背景には、障害者差別解消法があるのでしょうね。

・障害者差別解消法施行を前に出版社が考えること 【セミナー備忘録】 | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/3957

・「合理的配慮」と電子書籍サービス | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/2369

 名 称 都道府県 開始年月  システム
1 TRC豊島電子図書館 東京 '16. 04 DNP/TRC
2 みやしろ電子図書館 埼玉 '16. 04 DNP/TRC
3 播磨町電子図書館 兵庫 '16. 04 DNP/TRC
4 田川市電子図書館 福岡 '16. 03 DNP/TRC
5 さいたま市電子書籍サービス 埼玉 '16. 03 DNP/TRC
6 高砂市立図書館 兵庫 '16. 02 DNP/TRC
7 豊川市電子図書館 愛知 '16. 02 DNP/TRC
8 さくら市電子図書館 栃木 '16. 01 DNP/TRC
1 北見市立図書館電子分室 北海道 '15. 12 DNP/TRC
2 山中湖情報創造館 山梨 '15. 10 JDLS
3 桶川市電子図書館 埼玉 '15. 10 DNP/TRC
4 明石市電子図書館 兵庫 '15. 10 DNP/TRC
5 潮来市立電子図書館 茨城 '15. 09 MD/OverDrive
6 龍ケ崎市立電子図書館 茨城 '15. 07 MD/OverDrive
7 八千代市電子図書館 千葉 '15. 07 DNP/TRC
8 八代市電子図書館 熊本 '15. 04 DNP/TRC


(出典:電子図書館について | 電子書籍の情報をまとめてみる http://www7b.biglobe.ne.jp/~yama88/topi_4.html  )

[追記]2016年6月時点、じわりとTRC以外が増えてきた。
(出典:JEPA|日本電子出版協会 電子図書館とは?  http://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201607_3165/   )

・紀伊國屋書店

NetLibraryのサービス名で図書館向け学術系電子書籍コレクションを提供。公共図書館では、2016年6月時点で4館の導入実績がある。

・メディアドゥ

2014年にアメリカの電子図書館事業最大手のOverDrive社と提携し、2015年4月から国内での電子図書館サービスを本格的に開始。公共図書館では、2016年6月時点で3館の導入実績がある。 

 

●メディアは分散型へ チャットボットへ そして動画へ

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●巨大なソーシャル大学新聞? 3000万人の月間ユーザーを惹きつけ米国で急成長中の Odyssey http://thebridge.jp/2016/05/odyssey-pickupnews
書き手のほとんどは大学生。「18歳から28歳の1万人のライターがおり、彼らはおよそ週に1度のペースでさまざまなトピックの記事を書く。彼らには報酬は支払われない。ライターは自分の書いたものを読んでもらうために、ソーシャルネットワーク上で拡散」。
但し編集はしっかりなされる。若い書き手にとっては、より良い記事に編集してもらえること、そして名の知られたプラットフォーム上で発信できることがモチベーションにつながっているのだろう。

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●未知の本との出会い演出

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●中身は開封してからのお楽しみ。未知の本に出会いたい読書家必見! 包装紙でラッピングされた本を販売する「blind dates with books」http://greenz.jp/2016/05/03/blind_dates_with_books/
未知の本との出会い演出。オーストラリアの古本屋「Elizabeth’s Bookshop」が始めたサービス。”blind date”とは、英語で友人の紹介などで知らない相手とデートをするという意味。読者が新しい本とワクワクするような出会いができるように、と願ってつけられた名前。

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●デジタル化してますか? まだFAX?

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●日本十進分類法擬人化しました。 | キャラクター http://bunruigijinka.wix.com/10advance#!character/ctzx
現在、ほとんどの図書館では「日本十進分類法(NDC)」で本を整理している。0~9の数字を使ってジャンル分けし、同じ内容の本を同じ場所に集める、というもの。
それらの分類を擬人化(キャラクター化)。

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●読む度に変わる漫画 「読む」と「売れる」

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●『週刊文春』編集長インタビュー「紙の時代は終わった」は、売れないことの言い訳 http://www.advertimes.com/20160316/article220125/
「金ピカに輝きながら偉そうにしている人に対して、「王様は裸だ!」と最初の一太刀を浴びせることこそが、私たちの仕事」。
「「親しき仲にもスキャンダル」とも言っています。記者である以上、いくら仲良くなっても書く時は書きます。仲良くなることは大事ですが、それが目的ではない。仲良くなって食い込み、ネタを取り、記事を書くのが仕事です」。

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●デジタル化はゆっくりとただし着実に紙の世界を変えていく

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●有川浩さん、出版業界と読者に期待しても、もうダメですよ…。 : まだ東京で消耗してるの? http://www.ikedahayato.com/20160310/56272674.html
自己出版のプラットフォーム「note」で十分食べていけるよ、という話。noteは「文章、画像、音声、動画など、さまざまな形式の作品を、かんたんに投稿できて多くの人に見てもらえる」サービス。
「作品を販売してもよし、ブログのように使うのもよし、自分だけのメディアをつくるのもよし。使いかたは自由自在」のサイト。
かつて菊池寛は、新聞社を辞めて小説家になったのだが、1923年(大正12年)、私費で雑誌『文藝春秋』を創刊し大成功を収め、多くの富を手にした。日本文藝家協会を設立。芥川賞、直木賞の設立者でもある。noteでそれと同じ同人誌活動ができるのでは、との論。

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