Category Archives: <メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[2]

Creative Edge School Booksさまの許諾を得て全文掲載しています)

ゆっくりと静かに進行する。私たちの身のまわりにあるモノが賢くなっていく世界こそ、まさにAIが遍在する世界/一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[2]

サブスクリプションで配信している「シンクゼロマガジンニュースレター」のオーディオブックの荒原稿を公開しています。

シンクゼロマガジンニュースレター Vol.01
http://design-zero.tv/i/tz01/

Continue reading

 

一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[1]

Creative Edge School Booksさまの許諾を得て全文掲載しています)

時価総額69兆円のGoogleが、私たちに無料でAIサービスを提供しても何ら不思議はない/一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[1]

サブスクリプションで配信している「シンクゼロマガジンニュースレター」のオーディオブックの荒原稿を公開しています。

シンクゼロマガジンニュースレターは、AIやロボティクス、医療、教育などに関連した国内外のニュースを厳選。ニュースの裏側を読み解くコンテンツですが、第2号から「一人出版社がAIを導入してやろうとしていること」(体験エピソード)を追加します。
※現在、シンクゼロマガジン(定期購読コンテンツ)は限定配信になっており、一般の定期購読受け付けは保留中ですが、単品で購入可能になっています。

シンクゼロマガジンニュースレター Vol.01
http://design-zero.tv/i/tz01/

一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[1]
パラダイムシフト前夜、ブレーキの壊れたダンプカーのように走った日々

私が初めてパソコンを触ったのは学生の頃である。ワイヤーフレームの折り鶴がスクリーンの中を飛び回るCGのデモンストレーションを見て、衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。「こりゃ大変なことになるぞ、コンピューターを学べる会社に入らなきゃ!」と思い、その可能性がある企業をピックアップして、面接に行った。2、3日の出来事だったと思う。ほんとに速かった。
Continue reading

 

●テクノロジーを知っているか。

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[3] http://society-zero.com/chienotane/archives/4403
「まもなく「AIと相談」しながら、会議の資料やレポートを作成する時代がやってくる。
SFの世界ではない、もう始まっている」。

Continue reading

 

●ギーク(テクノロジー)を味方につけよ!

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

★Internet publishing vs newspaper employment - Business Insider http://www.businessinsider.com/internet-publishing-vs-newspaper-employment-2016-6
米国における、新聞社とネットメディアの被雇用者数が、ほぼ同数に。新聞は約25年で雇用を6割減らしたことになる。ギーク(テクノロジー)を味方につけること以外に、現状変革の道筋はない。

Continue reading

 

IDPFへの参加状況(2016年5月)

IDPF:International Digital Publishing Forumの参加企業・団体は2016年5月現在、36か国から合計300組織。

国別には米国からが圧倒的に多く、次いでフランス。日本は三番目。

国名  数
米国 116
フランス 30
日本 26
インド 24
韓国 12
イギリス 11
カナダ 10
ドイツ 9
台湾 8
中国 5
スウェーデン 4
スイス 4
オランダ 5
ナイジェリア 3
トルコ 3
デンマーク 2
エジプト 2
フィンランド 2
インドネシア 2
イタリア 2
メキシコ 2
ノルウェイ 2
フィリピン 2
サウジアラビア 2
ベルギー 1
ブラジル 1
アイルランド 1
イスラエル 1
ケニア 1
ルクセンブルグ 1
マレーシア 1
ネパール 1
ニュージーランド 1
ロシア 1
南アフリカ 1
スペイン 1
合計 300

 

日本からの参加企業・組織のアルファベット順一覧は下記の通り。

ACCESS Co., Ltd. http://www.access-company.com
Assistive Technology Development Organization http://www.normanet.ne.jp/~atdo/english.html
Association for E-publishing Business Solution http://www.aebs.or.jp
Association of Media in Digital (AMD) http://www.amd.or.jp
Benesse corporation http://www.benesse.co.jp/english/
BookLive Co., Ltd. http://www.booklive.co.jp
Dai Nippon Printing Co., Ltd. http://www.dnp.co.jp
Digital Comic Association http://www.digital-comic.jp
Digital Publishing Initiatives Japan Co.,Ltd. http://www.pubridge.jp
East Co., Ltd. http://www.est.co.jp
Electronic Book Publishers Association of Japan http://www.ebpaj.jp
Impress Holdings, Inc. http://www.impress.co.jp
INFOCITY, Inc. http://www.infocity.co.jp
Japan Electronic Publishing Association http://www.jepa.or.jp
JustSystems, Inc. http://www.justsystems.com
Kadokawa Corporation http://www.kadokawa.co.jp
Kobunsha Co., Ltd. http://www.kobunsha.com
Kodansha Ltd. http://www.kodansha.co.jp
Kyodo Printing Co.,Ltd. http://www.kyodoprinting.co.jp
MEDIA DO Co.,Ltd. http://www.mediado.jp
Rakuten global.rakuten.com/corp
Shinchosha Company http://www.shinchosha.co.jp
Shogakukan Inc. http://www.shogakukan.co.jp
Shueisha Inc. http://www.shueisha.co.jp
Toppan Printing Co., Ltd. http://www.toppan.co.jp
Voyager Japan Inc. http://www.voyager.co.jp/

●出典:Member List | International Digital Publishing Forum http://idpf.org/membership/members 

 

●W3C と IDPF との組織統合

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること( https://www.google.co.jp/intl/ja/about/  )」を使命としているGoogleは、facebookと連携、自らの広告機会を譲り渡す見返りに、ソーシャル・メディアの中をクロールできるようにした。

Webの世界で近年、Webページの領域とアプリの領域とに垣根ができるかと憂慮されていたが、そのトレンドにも変化が生まれようとしている事象。

同じことが書籍と「ポータブルなウェブの出版物(≒電子書籍)」との間にも起きようとしている。その象徴的な出来事がW3C と IDPF との組織統合計画の発表だ。


●ワールドワイド・ウェブ・コンソーシアム W3C とインターナショナル・デジタル・パブリッシング・フォーラム IDPF が両組織の統合を検討中
https://www.w3.org/2016/05/digpub.html.ja
W3C と IDPF は、オープン・ウェブ・プラットフォーム上での出版テクノロジーの進歩を加速させるために組織を統合させる。
W3Cは、米国MIT Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory(MIT CSAIL:マサチューセッツ工科大学計算機科学人工知能研究所)、フランスEuropean Research Consortium for Informatics and Mathematics(ERCIM: 欧州情報処理数学研究コンソーシアム)、北京航空航天大学 (Beihang University)および日本の慶應義塾大学により共同運営されている団体。
IDPFには、アドビ、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、ノキア、ソニーなど世界各国の大手企業が加盟しており、2010年には、凸版印刷や大日本印刷といった日本の大手印刷会社が新規加盟。

Continue reading

 

●Amazonの力

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●Amazonの「新しい常識」──彼らはこれまでになく、稼いでいる http://wired.jp/2016/05/02/amazon-isnt-just-making-money/
アマゾンは本屋? eコマース業者? いいえ、IaaS(イアース / Infrastructure as a Service)企業です。
「主役はやはりクラウドコンピューティング部門、AWS(アマゾン ウェブ サービス)である。マイクロソフトやグーグルがクラウドビジネスに投資しているなかでも、アマゾンのサーヴィスは競合市場においてはるか先を行っている。2016年第1四半期、AWSの営業収益は前年同期比64パーセント増の25.7億ドルとなり、アナリストの事前予想を上回った」。

Continue reading

 

●急成長する読書市場

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●「OnDeck提言2016 出版社の課題と対策」-日本の平均的出版社が抱えている電子出版への課題と、その対策- http://on-deck.jp/archives/20154045
自社Next-Publishingへの誘導として上々。ランディング・ページの模範になるような記事。
1.売上規模が伝統的出版に対しまだ小さいので電子出版を本格化できない、電子出版では業務内容が変わるので一気に切り替えるのはリスクがあるし、両方一緒にやるのもむずかしい。
2.アセットとしてのマスター原稿、デジタルデータがない。
3.コミックのタテヨミなどの現象も起きている市場の、生の動きに疎すぎる。
4.デジタル世界に利用可能なマーケティング・インフラ群がでてきているのに使えない。
(「NextPublishingのすすめ」: http://nextpublishing.jp/pdf/NextPublishingGuidebook.pdf

Continue reading

 

電子図書館が増えている(2016年4月)

2015年の一年間に新規に電子図書館システムを導入した図書館の数は、8カ所。

ところが今年2016年は4月までに、同数の8箇所が導入済み。

背景には、障害者差別解消法があるのでしょうね。

・障害者差別解消法施行を前に出版社が考えること 【セミナー備忘録】 | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/3957

・「合理的配慮」と電子書籍サービス | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/2369

 名 称 都道府県 開始年月  システム
1 TRC豊島電子図書館 東京 '16. 04 DNP/TRC
2 みやしろ電子図書館 埼玉 '16. 04 DNP/TRC
3 播磨町電子図書館 兵庫 '16. 04 DNP/TRC
4 田川市電子図書館 福岡 '16. 03 DNP/TRC
5 さいたま市電子書籍サービス 埼玉 '16. 03 DNP/TRC
6 高砂市立図書館 兵庫 '16. 02 DNP/TRC
7 豊川市電子図書館 愛知 '16. 02 DNP/TRC
8 さくら市電子図書館 栃木 '16. 01 DNP/TRC
1 北見市立図書館電子分室 北海道 '15. 12 DNP/TRC
2 山中湖情報創造館 山梨 '15. 10 JDLS
3 桶川市電子図書館 埼玉 '15. 10 DNP/TRC
4 明石市電子図書館 兵庫 '15. 10 DNP/TRC
5 潮来市立電子図書館 茨城 '15. 09 MD/OverDrive
6 龍ケ崎市立電子図書館 茨城 '15. 07 MD/OverDrive
7 八千代市電子図書館 千葉 '15. 07 DNP/TRC
8 八代市電子図書館 熊本 '15. 04 DNP/TRC


(出典:電子図書館について | 電子書籍の情報をまとめてみる http://www7b.biglobe.ne.jp/~yama88/topi_4.html  )

[追記]2016年6月時点、じわりとTRC以外が増えてきた。
(出典:JEPA|日本電子出版協会 電子図書館とは?  http://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201607_3165/   )

・紀伊國屋書店

NetLibraryのサービス名で図書館向け学術系電子書籍コレクションを提供。公共図書館では、2016年6月時点で4館の導入実績がある。

・メディアドゥ

2014年にアメリカの電子図書館事業最大手のOverDrive社と提携し、2015年4月から国内での電子図書館サービスを本格的に開始。公共図書館では、2016年6月時点で3館の導入実績がある。 

 

●メディアは分散型へ チャットボットへ そして動画へ

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●巨大なソーシャル大学新聞? 3000万人の月間ユーザーを惹きつけ米国で急成長中の Odyssey http://thebridge.jp/2016/05/odyssey-pickupnews
書き手のほとんどは大学生。「18歳から28歳の1万人のライターがおり、彼らはおよそ週に1度のペースでさまざまなトピックの記事を書く。彼らには報酬は支払われない。ライターは自分の書いたものを読んでもらうために、ソーシャルネットワーク上で拡散」。
但し編集はしっかりなされる。若い書き手にとっては、より良い記事に編集してもらえること、そして名の知られたプラットフォーム上で発信できることがモチベーションにつながっているのだろう。

Continue reading