●「ECで300万円の甲冑が売り切れる現象を説明できない」--専門家がAIに負ける時代 https://japan.cnet.com/article/35098431/
専門家が専門性ゆえのバイアスを持ち、かえって人工知能の使い手として適当でないケースがありうる。
たとえばデータマイニングの常識を機械学習に持ち込むなかれ。「深層学習システムに与える学習用データなどをきれいに整形すると解析精度が下がってしまい、生データをそのまま処理させた方が高精度になる」。
ほかにも、「従来のエンジニアはシステムをビルディングブロックで考え、ブロックを組み上げて構築していくが、このアプローチだとAIをいかせない」など。
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Category Archives: 知のパラダイムシフト
●「検索」が変容し「広告」を揺るがしているが、イッシューはそれだけではない。
B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)
脳の中でニューロン同士をシナプスが結ぶことで、またそのネットワークが複雑に生成されることにより、人間の記憶が作られる。が、その記憶は意識下でより、無意識下での生成のほうに奥行きがあることが知られている。しかも無意識下での記憶には情動の働きが強く作用している、ことも。
さて、ネット上で近年、情報取集が検索エンジンの活用によるものから、SNS等でのエンゲージメント経由のものに変わりつつある。その爆発力は企業の広告戦略に見直しを迫っている。だがここで、エンゲージメントが共感、感動といった(無意識下で働く)情動に駆動されていることにもっと留意することが重要だろう。 Continue reading
IoS(サービスのインターネット)を支えるのは標準化された技術群、たとえばHTML 図書館でも。
●ベネッセ運営の電子図書館が利用者55万人を達成! http://news.ameba.jp/20170403-488/
「電子図書館まなびライブラリー」の利用者の内訳は、小学生が43.5万人以上であり、これは、国内における小学生の電子書籍利用者の3分の1に相当。ちなみに、現役引退を表明した浅田真央に関する『浅田真央 さらなる高みへ』も読める。
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本と読者の出会いのための工夫とそのコスト
A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ
●文庫化まで待てない!電子書籍の新レーベル「角川ebook」「角川ebooknf」2017年4月5日創刊!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003159.000007006.html
紙であるがゆえの束縛、制約を電子で振り払うことで読者ニーズに応える試み。
「いち早く近刊を読みたい単行本読者と安価に楽しみたい文庫本読者、その間のニーズに応えるものとして、話題の書籍をお求めになりやすい形態で届けることを、角川ebookは目的としています」。
文庫本は「新たな形態での刊行による読者へのアプローチ」であり、位置づけを明確にして、存続させる算段。 Continue reading
●メディア企業のコンテンツを「作る」と「伝える」、あるいは信頼性と利便性、そして分散型メディア
A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ
●メディアの外部配信は分散ではなく「分身」 http://digiday.jp/publishers/huffingtonpost-japan-not-distributed-but-duplicated/
『読者のいるところに行く』、そのために、「分身」がたくさんいればいい!
「近年よく用いられる「分散型メディア」ではなく「分身」だということだ。「LINE上にはハフィントンポストの分身がいるし、スマートニュースにも分身がいる。また新しいプラットフォームが出てくれば、そこにも分身として現れる。いままで出会えなかったユーザーを獲得できるので、大きな機会がある」。
キャラは複数あっていいい。キャラを使い分けることが大事。小説家・平野啓一郎氏の『分人主義』(1人でいくつものキャラを併存させる考え方)でいけばいい。
その様々な分身が様々な人に広告を見せてくれると、さらにいい。「収入源はネイティブアドだ。現状はハフポストのサイトでネイティブアドを掲載しているが、「将来的」に、LINEやスマートニュースにもネイティブアドを載せたい、と竹下氏は語った。「広告主も、ハフポストの分身に掲載できることでネイティブアドに期待してもらえる」。

LINEユーザーはエンターテインされたい:「ハフポストのメインページとは違う価値観で選ぶとそれがウケる。国際ニュースをそのまま置かないで見出しを変える。ライフハックものも反応がいい。アーカイブ記事を再び掲載できるのもいい」。
クリエイティブ・コモンズと著作権の新しい潮流【セミナー備忘録】
■セミナー概要
「クリエイティブ・コモンズと著作権の新しい潮流」 ~著作物を利用する観点から著作権をコントロールする~
「クリエイティブ・コモンズは、2004年に米国で提唱されたデジタル時代の著作権に関する新しい考え方です。この10年強の間、クリエイティブ・コモンズは世界中の情報コンテンツ分野において広がってきました。そのなかには、出版業界も含まれます。本セミナーでは、出版分野における著作権の取扱い、クリエイティブ・コモンズの採用例などをご紹介することで、著作権、あるいはクリエイティブ・コモンズという法的な観点から、複製から配信(公衆送信)へと移行しつつある出版業界を概観します。」
◎講師:水野祐(みずの・たすく)弁護士(シティライツ法律事務所) Arts and Law代表理事。Creative Commons Japan理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。京都精華大学非常勤講師その他。
◎開催概要 JEPA30周年記念セミナー(著作権委員会) 日時:2016年11月4日(金)15時~17時
●after internet時代の「読書」
A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ
●〈文庫〉の思想と「読書運動」 « マガジン航[kɔː] http://magazine-k.jp/2016/11/01/editors-note-14/
「読書」をどう位置付けるか。
「文学テキストは、会話や書きものによる意見交換の本質的な一部であり、読者ひとりひとりの主観性と彼の他人との対話から生命を得ているのである」。ピエール・バイヤールの〈共有図書館〉と三木清の文庫は、この点で通底した問題意識の上にある、と言える。
〈共有図書館〉:読書の本質にあるのは一冊一冊の本の内容を正確に理解し、記憶することではなく、〈ある時点で、ある文化の方向性を決定づけている一連の重要書の全体〉を把握すること。
自前の個人図書館(=文庫):三木清は読者がそれぞれに「性格的」で「スタイル」を得た、自前の個人図書館(=文庫)をもってほしいと願った。
●アクティブ・ラーナーを産むのが高等教育の究極のテーマ
D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系
●ゲイツ氏やジョブズ氏を生む起業家教育 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/041400010/100400013/
中高生向けにプログラミング教育を手掛けるLife is Tech !(ライフイズテック)というスタートアップ企業の活動。
サッカーの本田圭佑氏や伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、電通デジタル・ホールディングスなどが出資者。

「プログラミングの本質は今ある課題は何で、それを解決するには何をすればいいのかを論理的に考えること。その解決策に従って実際のプログラムを組んでいきます。メーンとなるのはコーディング(設計書や仕様書を元に実際のプログラム言語に書き換える作業)ではありません」。

・「自分の働きかけで社会が変わる」と実感することが大切。
・Communityで学ぶ:個人学習でも単なる集団学習でもなく、学習者が「学び」を通して、コミュニティーを形成していく。そんな世界観がやってきている。このideaの先に構築される、「高等教育」がなければならない。
(サイト: Life is Tech ! | ライフイズテック | 中学生、高校生のためのプログラミング教育・ITキャンプ/スクール https://life-is-tech.com/ )
●インターネットはどこへ行く
C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)
●インターネットの次に来る「不可避」な12の変化とは何か? ~『インターネットの次に来るもの』(ケビン・ケリー著)を読む http://diamond.jp/articles/-/104693
「自動車の発明により馬車が廃れ、御者や馬具作りの仕事はなくなった。この流れは不可避だった。
馬具メーカーだったエルメスは、この不可避な流れを捉えた。そして人が自動車を使うようになるプロセスの先に、長距離旅行が流行ることを予測。その予測をもとに、旅行用の鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して大成功した。
この事業転換による成功は不可避なものではなかった。エルメスの優れた視点があってこそのものだった。」
「これまでも、われわれが発明したものがわれわれに新たな仕事をもたらしてきている。
よく考えれば、現在われわれがやっている仕事のほとんどは100年前にはなかった仕事だ。工場の生産管理、さまざまな商品の設計や品質管理、システム開発やプログラミング、Webデザインやオンラインゲーム制作などは、オートメーションやコンピュータの発明なしではできなかった仕事だ」。
●ファーストスクリーンになったスマホ
B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)
●「今やスマホがファーストスクリーンになった」スマホのインフラとなったLINEをより活用するには? https://ferret-plus.com/5201
テレビの業界では、スマホを「セカンドスクリーン」と呼ぶ。しかしそれは時代錯誤だ。マーケットの現実としては、スマホこそがファーストスクリーン。


ただし、脱テレビの時代に、実は脱Webも進行している。

「20年くらいインターネットを使ってる世代はネットでシェアするときはURLを送るのが当たり前でした。
それはもう古いやり方になってきています。
アプリ中心の文化に慣れ親しんだ世代からしたら、キャプチャでの共有が当たり前です。
インターネット的な、グーグル的な、オープンな世界ではなくなってきています。」
だから、「独自でアプリを出すのではなく、インフラと化したLINEを利用するのが合理的」。






