●ファーストスクリーンになったスマホ

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●「今やスマホがファーストスクリーンになった」スマホのインフラとなったLINEをより活用するには? https://ferret-plus.com/5201
テレビの業界では、スマホを「セカンドスクリーン」と呼ぶ。しかしそれは時代錯誤だ。マーケットの現実としては、スマホこそがファーストスクリーン


ただし、脱テレビの時代に、実は脱Webも進行している

「20年くらいインターネットを使ってる世代はネットでシェアするときはURLを送るのが当たり前でした。
それはもう古いやり方になってきています。
アプリ中心の文化に慣れ親しんだ世代からしたら、キャプチャでの共有が当たり前です。
インターネット的な、グーグル的な、オープンな世界ではなくなってきています。」
だから、「独自でアプリを出すのではなく、インフラと化したLINEを利用するのが合理的」。

●注目が集まるLINEの運用型広告「LINE Ad Platform」種類や費用を徹底解説! http://gaiax-socialmedialab.jp/post-42783/
「LINE Ad Platform」はLINEが2016年6月に導入した運用型広告の配信プラットフォーム。

LINE Ad Platformの費用は、タイムラインとLINE NEWSを利用する場合は最低金額100万円~、Hike Networkのみを利用する場合は30万円~となっています。課金方法は、静止画はCPC、動画はCPM、VIDEO ADはImpression課金。

●テレビとネット、さらに境界が薄れたリオ五輪 http://digiday.jp/platforms/eroding-line-of-broadcast/
日本でも「テレビ」をインターネット回線に接続している比率は31.0%」。

テレビもネット経由で観られている。ネット世界の論理で選択されてはじめて、かろうじて生き延びていけるのがテレビ。そういう時代が近づいている。
書籍も、音楽も、映画も。ネット世界の論理で選択されることを真剣に考えなければならない。
そして、その「ネット世界の論理」も変遷しており、グーグル的な、オープンの論理をLINE的なアプリの論理が浸食し始めているのだ。

リオ五輪の視聴率は北米で落ち込んだ。しかし、五輪のインターネットによる視聴は拡大している。その多くはミレニアル世代がもたらしたものだが、「「NBC Olympics.com」「NBC Sports App(アプリ)」のストリーム時間は33億分に達した」。
技術面の進歩のおかげで、インターネットビデオ(動画)のコストが下がり、質が上昇している。ブロードキャスト(放送)とインターネットのどちらを経由していようが、利用者としては「ビデオコンテンツ」に変わりない」。

●手遅れになる前に、テレビの役割の見直しを http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/360592/092800032/
「旧ライブドアによるフジテレビ買収騒動がトラウマになったこともあり、かつての日本社会におけるテレビとネットの関係は、猛烈に遠く、また溝も深かった。
その距離が縮まったきっかけの一つは、東日本大震災だろう。地震の発生直後から、一部のユーザーがテレビ番組をネットで「勝手に」再送信した。だが、テレビ局はそれを止めようとはせず、むしろ動画配信プラットフォーム事業者との交渉を経て、例外措置ではあったものの正式に認められた」。
「両者の距離感を大きく縮める役割を果たしたスマートフォンによる動画視聴の一般化が、結果としてテレビの必要性に疑問符を付けるきっかけになった。そのことは、先のリオ五輪で、テレビ全体の視聴率が低下した一方、NHKをはじめとしたアプリによる五輪コンテンツの利用が大きく伸びたことからもうかがえる」。

●スマホ動画の「タテ」視聴が初めて「ヨコ」を上回る。特に女性は4割が「タテ」~「社内にいるときはばれないように縦向き」 https://netatopi.jp/article/1022009.html
画面の縦(スマートフォン)と横(テレビ受像器)の違いが解消する方向へ。

・特に女性に顕著。

・「動画の長さが短くなるほど『タテ向きのみ』で見られるなど、動画の長さによって、スマホを『タテヨコ』使い分けて視聴している傾向がある

・「タテ向きのみ」で動画視聴する人がスマホで見る動画コンテンツでは、1位音楽系、2位ニュース系、3位動物系。

●スマホヘビーユーザーの実態~ニールセン、上半期のまとめレポート 「Digital Trends 2016上半期」を公開~ http://www.netratings.co.jp/news_release/2016/09/Newsrelease20160928.html
スマートフォンからのインターネット利用者数は2016年8月時点で5,697万人となり、PCからの利用者数の1.3倍の規模。

スマートフォン ヘビーユーザーのうち3人に1人は34歳以下の女性。

ヘビーユーザーは「ソーシャルネットワーク」や「ゲーム」が占める割合が高い。

●「若者のパソコン離れ」が示唆する恐ろしい未来 http://diamond.jp/articles/-/98503
80年代半ば、中高年の管理職は自分では報告書を書かずに主にチェックする役割に徹するか、ないしは手書きの原稿を若い社員に渡してワープロで清書をしてもらうという形で業務が回っていた。
いま、「キーボードで書け」が「手書き」に相当する時代がやってきている。たとえば、スマホ世代ばかりの新興国でキーボード入力は時代遅れに。その新興国での常識が、やがて先進国にも押し寄せよるのも時間の問題。
デスク上のパソコンは邪魔物に、すべての業務がスマホになる?

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●お坊さんじゃなくても気になる 「月刊住職」にポケモンGO対策特集 http://www.j-cast.com/2016/09/06277238.html

●あなたのiPhoneにスーパーマリオがやって来る(Appleと任天堂、ありがとう http://jp.techcrunch.com/2016/09/08/20160907apple-and-nintendo-are-bringing-super-mario-to-an-iphone-near-you/