自由の前提として「不平等(格差)を放置してはならない」

●ロールズは今なお正義を探究しているか http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/091200162/092700004/
「自由を「おカネの自由」(営利追求の自由)へと切り縮めるのではなく、社会生活を続ける上でなくてはならない「基本的な自由」が複数あることを見据えるロールズは、そうした自由を平等に分かち持った個人の間に発生する不平等(格差)を放置してはならないと訴えるのです。」 Continue reading

 

「読書」が日本社会にビルトインされるには

●図書館が文庫本まで貸し出しすると、出すべき本を出せなくなるかもしれません【文藝春秋 松井清人社長インタビュー前編】 https://ddnavi.com/interview/409189/a/
「文芸系の出版社には、雑誌や単行本が売れなくても文庫が売れることで収支のバランスをなんとか維持しているという事情がある」。 Continue reading

 

現在の高校生は、どんな未来を生きるのか?

●中国次のユニコーンはEdTech。子ども向け北米オンライン英語学習が爆速成長中 https://www.businessinsider.jp/post-105489
対象年齢4-12歳の中国の子どもと北米のネイティブ英語プロ教師をオンライン上で1対1でつなぐ事業が急成長中。
背景:海外へ留学する子どもの増加と、英語教育の低年齢化。
「中国からアメリカの高等教育機関への留学者数は過去10年平均年率18%で成長し、2015年には32万9000人にのぼった。アメリカの外国人学生の3分の1は中国人である。留学の早期化も進んでいる。近年は大学の留学生数が大学院の留学生数を上回り、さらに、アメリカの小中高校に入学する中国人学生は年々増加している。」

http://bit.ly/2gfW78I Continue reading

 

経済主体に還元されない「私」、ひとつではない「私」

 

●「稼げない=無価値」と考える恐ろしい発想 http://toyokeizai.net/articles/-/194544
ダイバーシティの観点からも、「経済的に自立していなければ、人としての価値がない」という価値観は再考を迫られている。
それは、子供や年金生活者、障害者を排斥する論理となり、福祉やケアをコストとしてしかみない立ち位置に人々を追いやり、社会を分断させる。
同時にコストにみあった効率性、合理性へと問題解決の議論が矮小化される道につながり、貧困の連鎖を産む温床ともなる。 Continue reading

 

「読ませる文章」の工夫と「いま読むべき」の解析と

「ネットで読まれる」ために為すべき施策にふたつの段階がある。そしてもうひとつ、machine readableとhuman readableのふたつの視点があることを意識しないといけない。

●ニュース入手先、新聞上回るオンライン https://rp.kddi-research.jp/blog/srf/2017/10/15/yomi/
「お年寄りほど新聞を定期購読し、よく読んでいる一方、若い人ほど定期購読しないか、家庭で取っていても新聞を手にせず、ネットでニュースを読んでいる」。マイクロコンテンツ化とデジタル化が、ネットを新聞「記事」の新しい陣地に。 Continue reading

 

大学選びは慎重に

●東大、京大だけじゃない 研究者の厚みから見るノーベル賞に手が届く大学 https://dot.asahi.com/aera/2017101600015.html
ノーベル賞は、実は「厚み」の中から生まれている。その「研究者の厚み」を可視化。これで論文の被引用件数だけではわからない分析が可能に。
「一般に大学の研究力は、学術誌に掲載された論文数(量)や論文の質(引用された論文数)などで評価される。(略)論文を量産するトップクラスの研究者が一人いるだけで、その分野における大学全体の評価が高くなってしまう。
逆に、スターはいなくても中間層が厚く、多様な研究成果が生まれやすい素地のある大学は、評価されにくかった。」
・研究力を測る指標(分野別・大学機能別)の抽出と大学の研究力の可視化に関する基礎的研究
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/037/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/07/15/1374541_05.pdf Continue reading

 

シェアサイクル普及が難しい日本の、シェアリングエコノミーの行方

●モバイクの「年内に国内10都市でスタート」が厳しそう&日本「上陸」後でも開始されない「ofo」で思うこと http://shimajiro-mobiler.net/2017/10/25/post50660/
「仮に、「Mobike」や「ofo」が「十分な駐輪スペースを確保するまでサービスを開始しない」という方針なのであれば、日本国内でのサービス拡大にあたっては、需要の大きいであろう都市部ほど「駐輪スペースが確保出来ない」問題によってサービス開始までに時間を要することになり、結果的にシェアバイクサービスが広がっていかない可能性がある」。 Continue reading

 

「読書」は21世紀日本社会に必要ないものなのか


●中国イノベーション事情(21)“知識”を売る時代に?
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00449774
日本で、「知のエコシステム」が瀕死の状態であるにもかかわらず、中国では、2016年を「知識の有料化元年」と言っている、らしい。
「何でもネット検索ができる時代に、あえて知識習得がベースとなるコンテンツの創作と販売をビジネスモデルにする。情報が溢れる時代にあって、人生に必要な知識や有益な情報を購入することに価値を感じる人が増えている」。 Continue reading

 

子育て奮闘中のお母さん、お父さん。大変ですね。

子育て奮闘中のお母さん、お父さん。大変ですね。

ところでウマやキリンたちのことを思い出してみてください。出産直後、赤ちゃんウマ、赤ちゃんキリンはすぐに自力で立ち上がり、ママのおっぱいを飲みに行きます。

人間の赤ちゃんはどうしてこんなにお母さんだよりお父さんだよりなんでしょう。 Continue reading

 
Evolution of the Human Sociality

「社会」の学としての霊長類学

『人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality)』(上)「社会」の学としての霊長類学

■上巻のメッセージ

霊長類は熱帯雨林の住人であり、熱帯雨林の生態系の一部として生存していた。ところがおよそ一千五百万年前におこった気候変動により熱帯雨林の急激な縮退が起き、樹上生活者たる霊長類にとって生存環境の過密化という問題に直面した。

霊長類の中で、この問題の解としてニッチのすみわけという手法を採用したゴリラとチンパンジーは熱帯雨林に残るという選択肢を選ぶことができた。他方、サバンナに進出するという解を選んだものもいた。

彼らの中で、その後5百万年~7百万年前のさらなる寒冷化・乾燥化の中で独自の戦略を獲得し、完全に熱帯雨林と決別したものこそ、我々の祖先、ヒト、ホモサピエンスである。「社会的知性」の進化を携えながら、ここに人類の冒険は始まったのだContinue reading