Tag Archives: 成長

●かつて資本主義は、「自由」と結びついていて人々を熱狂させたのだった。

160520 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●(インタビュー)しじみ汁の経済学 チェコの経済学者、トーマス・セドラチェクさん http://www.asahi.com/articles/DA3S12364125.html
日本にも『花見酒の経済』という名著があった。今、二日酔いに苦しんでいる世界の経済や経済学に対し、お酒という「借金(あるいは「緩和」や「公共工事」という金融政策)」の効能に酔いしれていると、手痛いしっぺ返しに合うと、とセドラチェク氏は警告。それも5千年前の叙事詩から近代までを照覧、そして笑覧し、発せられた警告。
・自由を意味する資本主義こそ大事。「成長-資本主義」は最悪。
・「借金」を経済のカンフル剤のように勘違いしている。それは「未来から現在に金を移しただけ」。
Continue reading

 

累積成長の法則|ピケティ用語集

累積成長の法則とは

低い成長率でもそれがきわめて長期にわたれば、大きな変化につながる、という法則。たとえば年成長率1% は、一世代(30 年) の累積成長率35% に相当する。つまり30年後に1.35倍になる。年率1.5%の成長率は、累積成長率50%超となる。つまり30年後に1.5倍になる。この結果、一見すると小さなちがいでも、長期的には社会的格差の構造や富産出のメカニズム、分配力学に対し、大きな影響を与える点をピケティは強調する。
Continue reading

 

データ集 トマ・ピケティ『21 世紀の資本』

データ集 トマ・ピケティ『21 世紀の資本』 http://www.slideshare.net/sasazamani/21-57491313

これは『21世紀の資本』翻訳者、山形浩生氏の「日本語サポート」ページから転載したものです。
山形浩生氏はこのデータをCreative Commons の「 表示 - 継承 2.1 日本 」をベースに公開されているため、本Slideも同様に公開されます。

出典:ピケティ『21世紀の資本』オンラインページ http://cruel.org/books/capital21c/index.html

表示 - 継承 2.1 日本 — CC BY-SA 2.1 JP http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/

 

 

●マイナンバー制で損をするのは誰? それとピケティはつながっている。

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●フェイスブックは業務を自動化して社員を「過去の仕事」から解放した http://www.dhbr.net/articles/-/3542?page=2
「退屈な仕事から解放され、未来のことを考えて行動できるようになる」、そのための自動化、ITの活用、人工知能の応用。「自社に愛着を持って、自社で成長しキャリアを積んでもらい、ずっと長いスパンで自社と共に歩んでもら」うために、無駄な、つまらないことはさせない、という発想。
社員の幸福のために、効率を追求する、「効率」に対する価値観の転換が、Facebookにはある。

Continue reading

 

●今さら聞けないビジネス用語(モノのインターネット「IoT」)

150313 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●売れる店員の秘密も丸見えに あなたならIoTで何をする? 今さら聞けないビジネス用語(モノのインターネット「IoT」) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43058
POSシステムもやっていることはIoTの一種。その進化形がたとえば、百貨店で行われた接客販売力向上の取り組み。「販売員の接客回数、接客時間、動線といったデータをスマートフォンを使って測定し、販売員の行動を見える化するというものです。見える化したところ、たくさん売れる販売員とあまり売れない販売員の動きの特性の違いが分かりました」。

Continue reading

 
tips

『21世紀の資本』|ピケティ用語集

フランス人経済学者、トマ・ピケティによる経済書。2015年1月時点で、世界10数カ国で翻訳刊行され累計100万部を突破している。原著は2013年9月母国フランスで、2014年4月には英訳版が米国で、また2014年12月邦訳版がみすず書房から発売された。

Continue reading

 

●資本主義を生かすために トマ・ピケティ氏に聞く (インタビュー)

150206 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●資本主義を生かすために トマ・ピケティ氏に聞く http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82651470R30C15A1TY6000/

「戦後の高成長期に戻れると思うのは幻想で、現実の成長に合わせたプランB(代替策)を考えるべきだ」「金融の機能は貯蓄を最も収益性の高い生産的なビジネスに向けること。教科書にはそう書いてあるが、現実は違う。金融規制の緩和を進めた結果、金融部門の投資と実体経済に直接の結びつきがなくなってしまった。大口投資家は高度な運用手法を駆使して高収益を上げられるが、小口の投資家はそうではない」「投資を呼び込もうとする国々の税率下げ競争も、資本収益率の向上を促してきた。極端な税逃れの資本移動の横行は目に余り、国際的な規制や制裁が試みられるようになっている。各国は協調してこうした行動に弾みをつけるべきだ」。

Continue reading