●首都圏の私大下宿生、1日生活費が初めて900円割る

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、社会保障など

●首都圏の私大下宿生、1日生活費が初めて900円割る http://www.asahi.com/articles/ASH4353L7H43UTIL029.html

「地方経済が疲弊して家計が苦しい中、就職を考えると首都圏の大学に通わざるを得ないのだろう」。「深夜のアルバイトをしたり、1日の食事を1回に抑えたりといった学生を目にすることが増えた」。

●朗報!スタンフォード大学が年収1500万円以下の家庭を学費無料に http://newclassic.jp/21549?f

条件はある。「学生は夏のバイトなどで5000ドルを大学に払うことが求められているが、ここに両親が援助することなどもできる」。それでもこれは素晴らしい! 家庭の年収12万5000ドル(現在のレートでおよそ1500万円)未満の学生は、学費無料/6万5000ドル以下の家庭の学生は、寮や下宿代も無料になる。背景に日本にはない、チャレンジや起業を尊ぶ価値観と、起業して成功した人々による寄付の文化がある。税制や補助などの政府施策に依らない、寄附による格差是正の仕掛け「脱中央集権構造」のひとつ。

●日本初マイクログリッドによるスマートタウンが震災復興の取組みから誕生 http://economic.jp/?p=48219

「脱中央集権構造」希求の動き。既存の発電所からの電力に依存しない、小規模のエネルギー供給源と消費施設で構成するエネルギーのネットワーク「マイクログリット」。

●203X年大介護社会ニッポン第二の敗戦―女性の老いと日本の福祉 http://www.nippon.com/ja/in-depth/a04204/

年金問題で、制度の将来の主役でありながら、政策決定に関与できない「若者」の存在と、その構図が問題視されることがある。ことは老人問題でも。「日本の高齢者は意外なほど方針決定の場に代表を送り込んでいない」。この構図はとりわけ女性に、過酷な運命を背負わせる。ここ日本では。「女は貧乏に生まれない。女を生きて貧乏に老いるのだ」

●「働き方、世界標準と違う」勇気ある女性賞の小酒部さん http://www.asahi.com/articles/ASH3G20NGH3GUHBI009.html

ミシェル夫人とは受賞後の7日にホワイトハウスで面会した。「昭恵夫人と会って(あなたの活動を)必ず伝えるから心配しないで」と言われたという。妊娠を理由にした職場の嫌がらせ、マタニティー・ハラスメントを受けた女性を支援する「マタハラNet」の代表。

●英国の認知症国家戦略 http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/20038602.pdf
「節約のための投資」。起きてからの対処より、起きる前の、起きないようにする対処のトータルコストの方が安くあがる。認知症についても、この理解が進み、英国はすでに一連の作業を終え、施策に移し、今がある。たとえば「メモリーサービス」。

●イギリス・デンマーク高齢者ケア視察レポートその2-イギリスの認知症ケア最新情報< http://maya-net.jp/blog/3583.html

記憶能力の低下を早期に発見し、「メモリー」の不足を補い、あるいは不足していることを前提にした、新たな生活スタイルを確立するための、周囲の人を含めたサービスを展開する「メモリーサービス」。

●認知症在宅ケアの新たな取り組み http://sssslide.com/www.slideshare.net/JunichiroToya/28-20141028

認知症とともに、あるいは認知症を抱えた人と共に、新しい生活スタイルを地域ぐるみで作って行く、取組み。

●数万円で作れるロボット義手 handiii http://japanese.engadget.com/2015/03/27/handiii/

「外装やパーツは 3D プリンタで製造し、動作制御にはスマートフォンを使う工夫により、大幅に製造コストを低減した点が特徴」。

●地方創生は外国人転入増の視点も~初めて明らかになった外国人の国内人口移動 http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150402.pdf
日本人と異なり、移動に抵抗感がない外国人。製造業が盛んな地域で外国人転入超の状況が目立つ。たとえば千葉より埼玉。大阪より群馬。地方創生のヒントがここにも。

●国際人口移動の現代的展望―日本モデルは可能か― http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19981802.pdf
欧州は宗教との血みどろの戦いの末に現在の国民国家があるのだが、その過程で、「内心の自由」「寛容」という価値観を育ててきた。同時に植民地時代があり、そこを経て、現在の「人のグローバル化」の時代にあって人口移動という観点で「出」は中東、「入り」は欧州が高い割合を示す。日本は歴史的な背景からか、各段に「出」も「入り」も小さい。

都市と地方の自立共生モデルと“ローカルハブ”構築(2)http://www.nri.com/jp/opinion/r_report/sousei/pdf/vol06.pdf
人口減少下でも高い生産性を維持するドイツの諸都市に、何が理由かを探った。「グローバル企業」「ベンチャー&中小・中堅企業」「大学・研究機関」との間で、“しごと創出のループ”が構築されている。ローカルハブ企業・地域の存在が浮かび上がる。

自転車とまちづくりに関する調査報告書 http://www.tama-100.or.jp/contents_detail.php?frmId=468
ロードシェアリング、サイクル・アンド・バスライド、自転車道と自転車レーン。あなたはいくつかわかりますか。

●フランスで盛り上がる、都市改造はエコビジネス http://www.jcer.or.jp/column/kobayashi/index716.html


かつての工業都市リヨンがスマート・シティへ。サルコジ大統領がグルネル会議で構想し、法制化したフランスの新都市発想の象徴。グルネル法の骨子は、「エネルギー・環境政策の改革による温暖化ガス削減と生物多様性の呼び込みによる都市のエコ改造、さらには都市における住民の健康保護や廃棄物削減によって、グリーン経済化や持続可能な開発への道を方向付けること」。