Tag Archives: 詩想誌

日本社会は「移行期」のただなかにあります。

フライヤー詩想誌 1枚目https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/フライヤー詩想誌 1枚目-216x300.jpg 216w, https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/フライヤー詩想誌 1枚目-72x100.jpg 72w" sizes="(max-width: 531px) 100vw, 531px" />
フライヤー詩想誌 2枚目https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/フライヤー詩想誌 2枚目-216x300.jpg 216w" sizes="(max-width: 531px) 100vw, 531px" />
フライヤー詩想誌 3枚目https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/フライヤー詩想誌 3枚目-216x300.jpg 216w" sizes="(max-width: 533px) 100vw, 533px" />
詩想誌・知識カード フライヤー社会人用https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/詩想誌・知識カード フライヤー社会人用-211x300.jpg 211w, https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/07/詩想誌・知識カード フライヤー社会人用-722x1024.jpg 722w" sizes="(max-width: 536px) 100vw, 536px" />

http://bit.ly/1TJxddV はこちらです(下記)

詩想誌・知識カード(100words・knowledge-cards)

未来は、過去を知ることからしか生まれない。

先人の知的営為の蓄積にアクセスし、その智やデータを足場としながら自らの思考を深めていく。

そういった読むという行為、書くという行為が日常の中に確保されるのでなければ、社会の持続と発展はおぼつかない。

しかし、「読む・書く」を取り囲む情報環境は大きく変貌した。

グーテンベルク革命から五百年。インターネットと情報端末、そしてクラウド。デジタル化の潮流によりわたしたちは今日、みずからの知識や文化の基盤とその生成や継承のしかたに、人類史的な転換が生じているのを目のあたりにしている。

なにより、あらゆる情報行動の起点がスマホになろうとしている。

「読む・書く」の確保も、過去の知識へのアクセスも、スマホを無視していてはリアリティを失ってしまう。

スマホに溶け込む、新しい本のカタチ、新しい文章のスタイルの実験・構想として、「詩想誌・知識カード(100words・knowledge-cards)」は生まれた。


◇関連URL

「詩想誌」と「知識カード」 http://society-zero.com/chienotane/archives/1692

「知識カード」と5百年前のページネーション http://society-zero.com/chienotane/archives/1696

「知識カード」と5万年前の人類の知恵 http://society-zero.com/chienotane/archives/1700 

 

「詩想誌」と「知識カード」

1.「詩想誌・知識カード」とは

①「見出し+本文+関連図書」を構成要素とするスタイルの文章(知識カードと呼ぶ=サンプル下記)。「本文」に字数制限があり、70文字~150文字。
②知識カードを100篇集めたものが「詩想誌」。
③商標名:icardbook

2.「詩想誌・知識カード」の狙い

①専門知のための生態系を、新たに構築し直す。
②スマホで情報収集する環境(時代の変化)への、本の適合(新しい本の形)。

3.「詩想誌・知識カード」の執筆要領・概略

①書物の設計図、スケルトンにあたるものを、「見出し+本文+関連図書」のスタイルに整形する。あるいは通常の本づくりとは逆の発想=索引用語と参考図書からスタートし、著作物を作る。
②「本文」に字数制限があり、70文字~150文字。そして二カ所以上の改行を入れる。
③100篇は3から6個の「章」にグルーピング、編纂される。

 

4.カード型メディア構想の背景

①若者の、情報や知識へのニーズは増加基調にある。
・大学生が本を読む時間を減少させている一方で、勉強時間は増加させている。
・大学生も含む20代、30代の若者は、情報を求めて検索活動を活発化させている。

②20世紀に当たり前であった社会や経済の構造が大きく変わろうとしていることが、これら、若者の情報行動の変化を支えている。

③しかし、大学生が教科書以外の本をほとんど買わないことに象徴されるように、「知」の生態系において、20世紀に当たり前であった「棚の力(取次/書店・図書館)」は機能不全に陥っている。

④「棚」というメディアに代わる、新しい情報環境にふさわしいメディアと文章のスタイルが必要。新しい情報環境とは、学生の生活収支の中で定着した電話料金支払いと、スマホでの情報アクセス活動と、その生活シーン隅々までへの浸透を指す。

スマホに溶け込む新メディアとして「カード」の形態をとる、書籍への橋渡しツールを構想。

 

(出典:第50回学生生活実態調査/ヤフーの調査に見る検索市場の未来)
[修正:20161007]

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詩想誌 1https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/06/詩想誌 1-169x300.jpg 169w, https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/06/詩想誌 1-56x100.jpg 56w" sizes="(max-width: 342px) 100vw, 342px" />


「詩想誌」と「知識カード」

「知識カード」と5百年前のページネーション 

「知識カード」と5万年前の人類の知恵  

 

リゾーム

もうひとつの知の体系化(4)

「ツリー構造にはもううんざりしている」。

ガタリはそういって、中央集権的なツリーモデルに代わる「リゾーム」概念を提唱した。

現代の多くの課題は、それをツリーの構造で理解することを拒む。
リゾームはいかなる場所とも自立的な接続が可能で、柔軟な相互関係を表現する、
もうひとつの知の体系だ。


『リゾーム・・・・序』 ジル・ドゥルーズ, フェリックス・ガタリ
『千のプラトー-資本主義と分裂症』 ジル・ドゥルーズ, フェリックス・ガタリ

※これは新しい文章スタイル、またメディアの実験です。
詩想誌(100Words・Knowledge Cards)


◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

有機的で複雑系

もうひとつの知の体系化(3)

「木」のメタファがダメなのではない。
世界は中央集的で階層性もあるが、同時に有機的で複雑系なのだ。

そして「近代」の進展はそのもうひとつの側面を前景化させている。

都市に象徴されるように。
インターネットに象徴されるように。


『コミュニケーションの数学的理論―情報理論の基礎』 C.E. シャノン, W. ヴィーヴァー
『新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く』 アルバート・ラズロ・バラバシ

※これは新しい文章スタイル、またメディアの実験です。
詩想誌(100Words・Knowledge Cards)


◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

都市

もうひとつの知の体系化(2)

しかし社会は自然は、「木」のメタファだけで語りつくせはしない。

建築家クリストファーが表した論文のタイトルは、
「都市はツリーではない」、だった。

「木」のメタファは世界が中央集権的に出来ていると、誤解させがちだが、
人間の作った第二の自然、都市は、
有機的な存在だ。


『パターン・ランゲージー環境設計の手引き』 クリストファー・アレグザンダー
『アメリカ都市の生と死』 ジェイン ジェイコブズ

※これは新しい文章スタイル、またメディアの実験です。
詩想誌(100Words・Knowledge Cards)


◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

木のメタファ 世界認識の方法として

もうひとつの知の体系化(1)

長年人類は身の回りの「世界」を認識し、理解し、それを伝えるために整理・分類してきた。

「樹」のイメージを使って。

「木」のモチーフは深く私たちの思考を支配している。

たとえば家系図、組織図。
科学分野は「branch of science」。
「問題は根深い」「枝葉末節」。


『百科全書』 ディドロ, ダランベール
『ビジュアル・コンピレキシティ』 マニュエル・リマ

※これは新しい文章スタイル、またメディアの実験です。
詩想誌(100Words・Knowledge Cards)


◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890