「詩想誌」と「知識カード」

1.「詩想誌・知識カード」とは

①「見出し+本文+関連図書」を構成要素とするスタイルの文章(知識カードと呼ぶ=サンプル下記)。「本文」に字数制限があり、70文字~150文字。
②知識カードを100篇集めたものが「詩想誌」。
③商標名:icardbook

2.「詩想誌・知識カード」の狙い

①専門知のための生態系を、新たに構築し直す。
②スマホで情報収集する環境(時代の変化)への、本の適合(新しい本の形)。

3.「詩想誌・知識カード」の執筆要領・概略

①書物の設計図、スケルトンにあたるものを、「見出し+本文+関連図書」のスタイルに整形する。あるいは通常の本づくりとは逆の発想=索引用語と参考図書からスタートし、著作物を作る。
②「本文」に字数制限があり、70文字~150文字。そして二カ所以上の改行を入れる。
③100篇は3から6個の「章」にグルーピング、編纂される。

 

4.カード型メディア構想の背景

①若者の、情報や知識へのニーズは増加基調にある。
・大学生が本を読む時間を減少させている一方で、勉強時間は増加させている。
・大学生も含む20代、30代の若者は、情報を求めて検索活動を活発化させている。

②20世紀に当たり前であった社会や経済の構造が大きく変わろうとしていることが、これら、若者の情報行動の変化を支えている。

③しかし、大学生が教科書以外の本をほとんど買わないことに象徴されるように、「知」の生態系において、20世紀に当たり前であった「棚の力(取次/書店・図書館)」は機能不全に陥っている。

④「棚」というメディアに代わる、新しい情報環境にふさわしいメディアと文章のスタイルが必要。新しい情報環境とは、学生の生活収支の中で定着した電話料金支払いと、スマホでの情報アクセス活動と、その生活シーン隅々までへの浸透を指す。

スマホに溶け込む新メディアとして「カード」の形態をとる、書籍への橋渡しツールを構想。

 

(出典:第50回学生生活実態調査/ヤフーの調査に見る検索市場の未来)
[修正:20161007]

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「詩想誌」と「知識カード」

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