Tag Archives: EPWING

Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ

シリーズ:電子出版半世紀を日本語書物史千年との交錯点で読み解く

Ⅰ. 【記録する/保存する】── 写本から符号へ、和紙からパルプそしてサーバーへ
Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ
Ⅲ. 【伝える/楽しむ】── 貸本屋から「サブスクリプション」、絵巻物から「Webtoon」へ
Ⅳ. 【学ぶ】── 福沢諭吉の『学問のすゝめ』から「デジタル教科書」へ

 

ページというインターフェース

膨大な情報の中から、自分が必要とする「たった一行」や「一つの言葉」に最短でアクセスしたい。この「調べやすさ」を巡る格闘もまた、千年前から続く日本の書物史の大きな原動力であった。 Continue reading

 

ガラパゴスの矜恃|電子出版の世界潮流と日本の変化

電子出版の歴史は、技術革新と産業構造、そして文化的背景が複雑に絡み合いながら展開してきた。欧米と日本は同じ「電子出版」という領域に属しながらも、その発展の起点、主導したプレーヤー、規格の受容、そして市場構造が大きく異なる。とりわけ日本は、独自規格・独自制作・独自市場によって「ガラパゴス化」と呼ばれる状況を生み出したが、近年のWebtoonの台頭によってその構造が揺らぎ始めている。 Continue reading