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Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ

シリーズ:電子出版半世紀を日本語書物史千年との交錯点で読み解く

Ⅰ. 【記録する/保存する】── 写本から符号へ、和紙からパルプそしてサーバーへ
Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ
Ⅲ. 【伝える/楽しむ】── 貸本屋から「サブスクリプション」、絵巻物から「Webtoon」へ
Ⅳ. 【学ぶ】── 福沢諭吉の『学問のすゝめ』から「デジタル教科書」へ

 

ページというインターフェース

膨大な情報の中から、自分が必要とする「たった一行」や「一つの言葉」に最短でアクセスしたい。この「調べやすさ」を巡る格闘もまた、千年前から続く日本の書物史の大きな原動力であった。 Continue reading

 

Ⅳ. 【学ぶ】── 福沢諭吉の『学問のすゝめ』から「デジタル教科書」へ

 

シリーズ:電子出版半世紀を日本語書物史千年との交錯点で読み解く

Ⅰ. 【記録する/保存する】── 写本から符号へ、和紙からパルプそしてサーバーへ
Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ
Ⅲ. 【伝える/楽しむ】── 貸本屋から「サブスクリプション」、絵巻物から「Webtoon」へ
Ⅳ. 【学ぶ】── 福沢諭吉の『学問のすゝめ』から「デジタル教科書」へ

 

『学問のすゝめ』の大混乱

書物は個人のエンターテインメントである以上に、国家や社会が共有すべき「正しく質の高い知識」を体系化し、次の世代へと確実に引き継ぐための主軸――すなわち「教育」の装置であった。この、知の「量と質」をどうコントロールし、万人の「学び」へと最適化するかという命題において、日本の教育書物史は激しい過渡期のドラマを幾度も経験してきた。 Continue reading