Tag Archives: eラーニング

●日本の大学教育の現状

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●大学の「初年次教育」科目がどんどん増殖する理由 大学教育の「パンドラの箱」:初年次教育という憂鬱(3) http://news.livedoor.com/article/detail/11930182/
かえってアクティブ・ラーナーを駆逐してしまう日本の大学。
そもそも初年次教育は、現在の大学には、かつては大学には来なかったであろう学生の層が、大量に入学するようになったという事態に端を発して登場した。

「懇切丁寧で、面倒見のよい指導をすれば、学生たちの知識やスキルの水準を高めることはできるが、彼らの自主性や主体性を引き出すことになるとは限らないのである。むしろ、教えてくれるまで待つという姿勢を身につけさせてしまう。
これは、大学生の「生徒」化と言ってもよいが、皮肉なことに、初年次教育の授業の多くは、ある意味で学生を“突き放す”大学の通常の講義やゼミよりも、高校までの授業に似ている。だから、学生たちの「生徒モード」を発動させてしまっている可能性も否定できない」。

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ビッグデータによる学習解析研究の意義 【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません)

□ 「学習ビッグデータ分析(LA:Learning Analytics)最前線」 - グローバルな最新情報と学習理論からの考察 - http://www.asuka-academy.com/seminar/20150729.html

■「ビッグデータによる学習解析研究の意義 - 学習理論・教材開発論の観点から」
(講師:放送大学教授 山田恒夫先生)

◎全容は下記動画で確認できます。ここでは個人的に面白いと感じた3点をメモしておきます。
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=1aHEgmzxHvo

1.明治二十年問題とe-ラーニング・システム

インターネットを活用した遠隔教育、あるいはe-ラーニングの活動とこれまでの実績が、「明治20年問題」同様の変革の時期に来ている、との指摘があった。つまり、電子教科書がいまやプラットフォームを目指している。それゆえ、LMSやMOODLEは今後電子教科書にとって代わられる可能性がある、というのだ。

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ICEプロジェクト|EdTechPedia

EdTechPedia

ICEプロジェクトとは

電子教科書規格標準化活動のひとつ。米国を中心とするeラーニングの団体、IMS GLC(Global Learning Consortium)による電子教科書の仕様に関する活動。2013年の発足。ICEはInteractive & Connected Educational e-Bookの略。会員以外には非公開。IMSは現在、むしろEDUPUBプロジェクトへの参画とその活動に人員を割いている模様。
国内外の電子教科書規格化の動向

出典:●デジタル教科書の最新動向 http://www.cccties.org/wp/wp-content/uploads/2015/04/20150314_02.pdf


◇関連クリップ
●Interactive & Connected Educational e-Book (ICE) http://www.imsglobal.org/icecallforParticipation.html

●電子教科書の規格標準化の意義~【セミナー備忘録】EDUPUB TOKYO 2014 公開セミナー | 詩想舎の情報note https://societyzero.wordpress.com/2014/09/20/00-90/
●デジタル教科書の国際標準「EDUPUB」 第5回 【セミナー備忘録】(下) http://society-zero.com/chienotane/archives/474
●電子教科書の現状 https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/57/5/57_307/_pdf