Tag Archives: 外字問題

●メッセージを伝える『メディア』、本棚 シェア・分かち合いの原型

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●(インタビュー)書棚から見える中国 書店「万聖書園」店主・劉蘇里さん http://digital.asahi.com/articles/DA3S11960606.html
いまは北京で書店を営む、天安門事件で拘束された元活動家のインタビュー。「人は知識を得ることが力となるし、知識を社会に提供できる仕事をしようと考え、書店を開いた。自分の選んだ本が並ぶ書棚が、私のメッセージを伝える『メディア』でもある」。
「5年ほど前から、日本にかかわる本が売れ始めました。文学、政治、経済、法律、歴史や実用書など非常に幅広い分野にわたります。日本について、もっと深く理解したいと考える中国人が増えているからです。この100年で初めてのことでしょう」。

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知のパラダイムシフト

正字って、何? 外字って、何?

新訳、『シャーロック・ホームズの冒險』

特定非営利活動法人文字文化協會(※註)は2015年3月、翻訳家兼武 進氏がコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒險』を正字・正假名を使い新訳した日本語テキストを、EPUB3を使った電子書籍として刊行した

正字・正假名を電子書籍に表現するには「外字」問題が立ちはだかるが、それを文字文化協會は「文字鏡SVG画像フォント」を用いることにより各電子書籍ストアの読書端末で表示させることに成功したのだ。

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