●生物多様性とローカリゼーション

160408 PM

●ウイルスは生物か、無生物か 〜生命科学が解き明かした驚きのウイルス像 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48264
二項区分の発想はやめた方がいい。海と陸というまったく違った存在でさえ、その厳密な境界線というのは、そう簡単ではない。生物と無生物も同様で、その境界にあるもの、それが「ウイルス」。
それは「陸と海の境にある波打ち際のようで、波が押し寄せてくれば(宿主細胞に入れば)、海(生物)のように見えるし、波が引けば(宿主細胞から出れば)、そこは陸地(無生物)である」。

●私たちのDNAは、ウイルスで出来ている!? 最新研究が塗り替えた驚きの「生命」イメージ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48214
生命の世界は多様性に満ちている。その多様性の主役はウイルスである可能性。
そして情報の「構造的空隙」をリワイヤリングしてきたのがウイルスだったのかもしれない。

これまで生体を形作る遺伝子にのみ価値があるという思い込みから、遺伝子と関連が薄いDNAは「ジャンク)がらくた)」と片づけられていた。それでゲノム中の「ウイルスのようなもの」はゴミだと思われていた。
ところが実は実はその「ゴミ」が生物の機能や進化にとても大切な役割を果たしていることが次々と明らかになってきている。
「すべての現存生物はウイルスと一体化している」と表現できる。つまり、「ウイルスは病原体」というのは、ウイルスを矮小化した見方でしかない。


●DNA鑑定秘話〜日本人は元来、暴力嫌いの平和主義者!? 争いで死んだ縄文人は1%! http://healthpress.jp/2016/04/dna1.html
「縄文期の日本列島は、狩猟採集できる食糧が広く分布していた豊穣の時代だった。人口密度も低く、集団間の摩擦が少なかった。人類が必ずしも暴力的な本能を持っていない事実を如実に示唆している」。

●物多様性とローカリゼーション  http://www.projectdesign.jp/201604/kankyo/002829.php
「現在の生活スタイルには過剰かつ無駄な消費が多く含まれていることは見直す必要がある。資源やエネルギーの過剰消費とそれに伴う膨大な廃棄物の排出が、環境を悪化させ、生態系システムを狂わせ、生物多様性を減らしている」。
「生態系や生物多様性にかかる負荷を軽減するために個人レベルでわずかな節約でも、積み重ねて行くことは生物多様性のための重要な一歩と言っていい」。