●腐敗 不平等 格差 そして2020年へ向けたICT

151211 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●2020年に向けた社会全体のICT化アクションプラン(第一版) http://www.soumu.go.jp/main_content/000370710.pdf
「「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下「2020年東京大会」という。)は、我が国全体の祭典であるとともに、世界各国から人が訪れるため、ICTのインフラ及びサービスの高度化を図ることにより、最先端のICTを世界に発信する絶好の機会として期待されています」。
無料公衆無線LAN環境の整備促進/ICTを活用した多言語対応の実現/デジタルサイネージの機能の拡大/4K・8Kの推進/第5世代移動通信システム(5G)の実現/オープンデータ利活用環境の整備(公共交通情報等)/放送コンテンツの海外展開の促進/世界一安全なサイバー空間の実現。(報告書: http://www.soumu.go.jp/main_content/000371622.pdf

個人情報保護法とその10年ぶりの改正について:いよいよ本格化するパーソナルデータの利活用 http://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/chitekishisan/cs201510/cs20151003.pdf
改正法は個人情報の保護と利活用のバランスを強く意識した。結果、保護より活用へのシフトがみられる。
著作物や特許などの知的財産、生産に係る情報、気象情報、自然災害や事故情報など、全ての情報は、それを有するだけでは意味をなさない。必要とする者と情報を共有し、それを利活用することで社会的な効用を増やすことができる。個人情報にも同様の発想を持ち込んだ。

●アメフトからアマチュアスポーツ×ICTを占う http://easy.mri.co.jp/20151208.html
総務省が「スポーツ×ICTワーキンググループ」を立ち上げた。そこには国の代表選手育成だけでなく、アマチュア選手やファン向けのICT活用にも軸足を移す狙いがある。「ICTの活用により、スポーツ分野の裾野を拡大、スポーツ人口やファンを増加させることで、スポーツ市場の活性化を目指す」。

●スポーツを ICTでどう見せるか http://www.soumu.go.jp/main_content/000374150.pdf
NHKはスーパーハイビジョンを軸に、新しいスポーツ放送にチャレンジする。現在BS1で展開中の「ザ・データマン ~スポーツの真実は数字にあり~」などにみられるような競技分析がさらに進化しそう。(スポーツ×ICT WGの立上げについて http://www.soumu.go.jp/main_content/000369372.pdf

●スポーツで豊かな社会をSSL取組みご説明 http://www.soumu.go.jp/main_content/000384858.pdf
ソーシャル・スポーツラーニングについて。たとえば「児童の運動能力育成に大切なこと=多様な評価軸」。そのためのICT=「ICTを活用、バランスやリズムの運動データを収集・記憶・解析児童の皆さんに運動の多様な視点を楽しんでもらう」。

●8Kスーパーハイビジョン|NHK http://www.nhk.or.jp/8k/
歴史や技術、イベント情報が見れる。

●CIAの「組織をダメにするマニュアル」が話題。内容が日本企業の体制そのもの!? http://netallica.yahoo.co.jp/news/20151126-91538065-aspa
相手にバレないように、相手の組織をダメにする方法=「さぼり」の伝染。組織の腐敗について、参考文献となる。

●日本で貧富の格差が拡大してきた本当の原因 http://toyokeizai.net/articles/-/93693
コブ・ダグラス型の生産関数では、市場原理が働けば、資本の蓄積が進むと資本収益率が低下して労働分配率は一定に保たれる。技術進歩があれば、労働の取り分も資本の取り分も拡大することが可能になる」のだが、日本は組織の腐敗やICTへの経営層の理解の不足からこの通りにはなっていない。
「対外資産から得た所得が普通の労働者に賃金として分配されるとは考えにくく、国民所得の伸びを賃金の伸びが下回って、国民所得の中で賃金に分配される比率である労働分配率は低下していく可能性が高い」。

●圧倒的な絶望、「子どもの貧困」の現場を歩く http://toyokeizai.net/articles/-/95629
「家賃の安い都営住宅や障害者施設などが板橋のような東京の“周辺区”に集中しているため、それらを必要とする人が集まり、税収は減る一方で、福祉予算がかさむ悪循環が生まれているという。板橋区の2015年度予算では、教育費の割合が12.6%なのに対し、福祉費は58.7%にのぼった」。

●格差が拡大した原因は、「資産」だけではない http://toyokeizai.net/articles/-/94894
「格差研究のゴッドファーザー」、ピケティの師匠にあたるアンソニー・アトキンソンの新著、『21世紀の不平等』が刊行される。具体的な提言が特徴。
たとえばインターネットを含め政府の動きが技術の方向性を決めてきた面がある。ならば人工知能など、ある特定の職種を代替するような技術開発の方向性は政府がコントロールしてはどうか。
また、「非正規雇用が劣悪な状態となるのは、各種の社会保障制度が終身雇用を前提としたものとなっていて、非正規雇用を含む多様な働き方を無視しているせいでもある。だからアトキンソンは、むしろ多様な働き方が登場しつつあるという現実をふまえて、社会保障制度のほうを変えようと主張する」。そのための具体策、参加型所得(PI)などの仕組みは非常に興味深い。

●ピケティ絶賛!格差解消の切り札はこれだ http://toyokeizai.net/articles/-/93619
アトキンソンの最も重要で深遠な研究は、不平等の歴史的、実証的な分析。サイモン・クズネッツと共に、アトキンソンは概ね社会科学と政治経済学のなかで新しい分野を創始した。それは所得と財産の分配の歴史的トレンド研究という分野。日本ではあまり知られることはなく、2001年刊行の訳本、『アトキンソン教授の福祉国家論〈1〉は、<2>が出ずじまい。
だが彼の新著、『21世紀の不平等』は「政治経済学とイギリスの進歩主義が提供してくれるものの最良のブレンド(ピケティ)」と評される本で具体的、斬新な提言が盛り込まれ、前評判は上々。
特徴的なのは「労働と資本の市場の働きそのものを転換させようという狙いだ。そのために、いまは最も少ない権利しか持たない人々のために、新しい権利を導入しようとする。その提案には、失業者のための最低賃金での公共雇用保証、労働組合の新しい権利、技術変化の公的規制、資本アクセスの民主化が含まれる」。

●生活困窮者に「家」を提供すれば、社会保障費は削減できる   http://diamond.jp/articles/-/82306
困難を抱えた人々に対して最初に安定した住まいを提供する「ハウジングファースト」。米国とフランスの試みから、「住まうこと」「住まうことの支援」には何が必要なのかを考える。「家族・友人らと縁の切れた人々をいかに社会へ戻していくのか」が目標。その目標に対する施策として効率が高いのが「家」。
道義的に正しいだけではなく、安く上がるんです。病院・シェルター・刑務所にお金使うのは賢くないと社会が学習しました。2010年ごろからは、ブッシュ大統領が大きく後押ししてくれるようになりました。ハウジングファーストを取り入れていないプログラムには『費用対効果が悪いから』と資金が出なくなるほどの変化が」。
生活保護のリアル』。

●ピケティ教授「テロの原因は経済的不平等」 http://japan.hani.co.kr/arti/international/22661.html
「エジプト、イラン、そしてシリア、イラクを経てアラビア半島を見れば、いくつかの石油王国が中東全体の国内総生産(GDP)の60~70%を占めている。 これら石油王国の人口は中東全体の10%余に過ぎない。 中東は地球で最も不公平な地域になった」。
「欧州と中東の両方で平等な社会発展モデルが必要だ」と前置きした上で、「中東における欧米の過去の誤った行いが作り出した中東のテロリズムは、経済的不平等の上に栄えるものだ」。

●テロは貧困が原因ではないとするデータ http://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=MG130842
『21世紀の資本』の著者、トマ・ピケティ・パリ経済学校教授が、「テロ対策 治安一辺倒では不十分だ」というコラムを11月22日付ルモンド紙に寄稿。不平等を抑制することでテロ参加者の供給を止める発想
一方、「テロ組織の資金力と技術力を弱め、政府に対する平和的な異議申し立ての手段を保護・推進することによって、暴力で不満を解決しようとする側の需要を抑制する」という考え方もある。

●民間軍事会社(PMSC)の動向―テロへの対応と経済学の視点― http://www.nids.go.jp/publication/briefing/pdf/2015/201512.pdf
テロ撲滅にはテロ活動、テロ組織のの経済行動分析が重要だ、と。『テロの経済学

 

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●政治家視点から_各種SNSツールの属性や特徴を本気で分析してみた  http://www.huffingtonpost.jp/katsuseijika/twitter-facebook-line_b_8747532.html

●【図書室】貴重図書デジタルアーカイブ web閲覧公開しました! | トヨタ産業技術記念館 http://www.tcmit.org/information/news/2015/12/4044
創業者である豊田佐吉が影響を受けたとされる『西国立志編』ほか、計16点がデジタル化されている。

●書評・洋書 アメ リ カ外交 のフロイト的解釈リベラルたちの 「改心」 (池内恵/東京大学准教授  http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/gaikou/vol1/pdfs/gaikou_vol1_31.pdf
オバマの宗教・政治・外交思想上の「指南役」と見られるピーター・バイナートが、オバマ政権発足時に、オバマ外交に託したとみられる理念は『イカロス・シンドローム』

●NRI未来年表 2016-2065 https://www.nri.com/jp/opinion/nenpyo/index.htmlhttps://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/nenpyo/nenpyo_2016a.pdf
 

 

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>