フランス人経済学者、トマ・ピケティによる経済書。2015年1月時点で、世界10数カ国で翻訳刊行され累計100万部を突破している。原著は2013年9月母国フランスで、2014年4月には英訳版が米国で、また2014年12月邦訳版がみすず書房から発売された。
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●世界の上位わずか80人の富が、下位35億人とほぼ等しいことがわかる衝撃のグラフ
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┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など
●世界の上位わずか80人の富が、下位35億人とほぼ等しいことがわかる衝撃のグラフ http://newclassic.jp/19505
「ダボス会議」に先立ってNGO「OXFAM」が発表したレポートから。「トップ80人の富がもっとも貧しい人々50%の富に徐々に近づいて行き、2014年に入ってついにそれを追い抜いた」。またその最富裕層の30%はアメリカ人。(レポート: http://bit.ly/1KURHNh )
トリクルダウン|ピケティ用語集
「富める者が富めば、それは社会全体の富の増大につながる。そうすれば、富は貧困層にもこぼれ落ち、経済全体が良い方向に進む」とする考え方。 Continue reading
ピケティ勉強会(4) 実は、ピケティはこうも言っている。
4.実は、ピケティはこうも言っている。
4-1:マルクスは読んでいない
昨年、2014年5月に米国で英語版が出版され、それを日本で読んだ研究者、編集者が「21世紀の資本論」とタイトルを訳して論評を載せ、マルクスの『資本論』と対比させるような議論がさかんに展開された。日本語訳が出た、2015年の今でも、その状況は変わっていない。