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電子書籍と電子図書館

電子書籍と図書館 120619Ver.3

◯椙山女子大での講義に使った資料です。

狙い:いつでもアクセスできる「知」の蔵を準備しておいて、時々の必要に応じて参照したい、とするニーズは昔からあり、図書館、資料室、本棚などの物理的設備(≒アーカイブ)や、辞書、百科事典、ハンドブック、便覧などの編集形態(=レファレンス)が産み出された。

□デジタル化は検索性とアクセス性という点で、上のニーズに多大な便宜を提供することから期待が高まっている一方で、図書館の機能、書籍のあり方に重大な変更を迫ってもいる。

□本講義において、図書館と電子書籍をめぐり、ビジネスの現場で実際に起きていることを報告し、出版文化を考える「思考の補助線」を提供したい。

構成:

1.「所有」と「利用」~電子書籍編
2.「利用/フィー型」の事例~B2B/専門書
3.「売り切り型」が欧米では主流
4.「楽しむ読書」と「知る読書」~一般書と専門書
5.「所有」と「利用」~図書館編
6.「蔵書管理」から「意味検索」へ~デジタル化の意義(1)
7.「所有から利用」そして「共有」へ~デジタル化の意義(2 )
8.まとめよう:デジタル化が引き起こす「知の流通」の大変化

◎slideshareはこちらをご覧ください。
電子書籍と図書館 | 詩想舎の情報note https://societyzero.wordpress.com/2015/07/02/%e9%9b%bb%e5%ad%90%e6%9b%b8%e7%b1%8d%e3%81%a8%e5%9b%b3%e6%9b%b8%e9%a4%a8/