A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ
●出版業界に未来はない?神田昌典氏が講師のセミナーで、これからの出版業界で活躍できる人の条件を聞いてきたよ http://someyamasatoshi.jp/visiting/kandamasanori/
神田昌典氏に対し、「電子書籍(kindle)で次の新作を出しませんか、お手伝いしますよ」、とアマゾンが言ってきた。と。
しかし日本の出版業界の問題は、そこにあるのではない。「現在の日本では残念ながら非常に濃い、深い内容の本は売れづらい。理論書、学術書は売れづらい」「日本のAmazonレビューの質の低さ、薄さが悲しくなる。できるだけ考えない本が売れ続ける」。
「アメリカの書籍は素晴らしい。移民が多いからか、若い人口が流入しているせいか、新しい知識がどんどん蓄積されている。アメリカのAmazonレビューではその学術書に関しての議論がおこなわれている」。