●共有地発想とICTが地域再生

160325 PM

●これは限界集落の一つの未来かもしれない。8300枚の棚田を復活させ、最新型モビリティで走る、岡山県「上山集楽」で始まった自立型集落への道 http://greenz.jp/2016/03/16/tanadadan/
「極端な話をすれば、集落を封鎖して既存の車が入れないようにしてもいいと、僕は思っているんです。そうすれば道は公道でなくなり、集落全体が大きな広場のようなもの。法規制とは関係なく、車と違う新しい乗り物を使うような可能性も広がります」。
共有地の発想の復権。
(サイト:http://tanadadan.org/)

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限界費用ゼロからゼロ炭素社会へ/つながり経済が資本主義に代わる  http://www.huffingtonpost.jp/shinringunka/zero-society-japan_b_9544366.html
共有地の発想が復権すれば、生活の質を落とさないで、モノやエネルギーの消費を減らすことができる。
20世紀には夢想すらできなかった、新しい地球の経済社会が到来する可能性とその予兆について、語られた書。
「日本全体が一つの家族のようにモノやサービスをシェアすることは資源の節約と有効利用になる。同時に、地域分散・ネットワーク型で、人々がそれぞれの能力を生かして協働して地域のエネルギー・資源を上手に生かす社会となれば新たな地域創生につながる」。
「地域の自然資本から生み出される生態系サービスもコモンズとして持続可能な維持管理がされるだろう」。

●J.S.ミルにおける≪公共心の体系≫と歴史法則:2 つの「Stationary States(停止状態)」論と≪人間的成長≫論との関連で
http://jshet.net/docs/conference/79th/maehara.pdf
産業革命以後のイギリスは,急速な資本蓄積の進展によって国家的繁栄を遂げていったが、しかし富裕は労働者階級にまでゆき渡ることはなかった。
そこで資本主義社会からアソシエーション社会へ移行のため方策を考察した。そこでは個人と社会の両方で成長・進歩がなければならない。

●京急の「赤字転落」が意味するもの。人口減少のカゲが首都圏の鉄道にも忍び寄ってきた http://tabiris.com/archives/keikyu/
「京急の油壺延伸断念と宅地開発失敗の減損処理による赤字転落。これは、首都圏の人口減少のカゲが、鉄道事業にも静かに忍び寄ってきていることを、端的に示している」。

●横須賀市内に「限界集落」があるって本当? http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=4455&from
「高齢化率が50%を超えるという『限界集落』の定義に当てはまる場所は、首都圏でも312ヶ所あります。市内の谷戸地域は、一番高い地域でも33%程度で決して高くありません」。
しかしこの、車が入れず階段でしか行けない、交通の不便な谷戸、空き家が増えている地域にいま、変化が生まれている。
「関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)の学生たちが、地元工務店などの協力を得て、横須賀市追浜の谷戸地域にある空き家のリノベーションに取り組んでいる。リノベーションされた住宅は、4月から学生3名がシェアハウスとして活用するとともに、学生が地元NPO団体などと連携しながら地域イベントへの積極的な参加を予定」。
(谷戸モデル地区空き家バンク利用案内|横須賀市 https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4805/yatobank/test-top.html   )

●ニッポン移住・交流ナビ JOIN - 田舎暮らしを応援します http://www.iju-join.jp/akiyabank/
空き家バンクとは、移住希望者と空き家の売却希望者(または貸し出し希望者)をマッチングするシステム。空き家の増加に悩む地方自治体が、これに取り組んでいる。 ターゲットは、退職後の移住を希望する中高年世代。

●空き家と法律~空き家所有者は法的義務を把握しておくべき http://fudousan-guidance.com/horitsu/akiya-hotekigimu
空き家でも所有者には当然負うべき義務が発生している。火災の予防、廃棄物問題、景観地区にあればそれへの対応など。
「空き家を放置し、他人を死傷させて億単位の賠償請求をされるリスクは、空き家を解体して固定資産税が高くなる程度の負担とは桁が違います」。

● IoTベンチャーのGMS、フィリピン・パサイ市と提携、低所得層に自動車を与信なしで http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031600807/?rt=nocnt
クラウドとIoTがなせる技。車両の燃費やスピード、運転経路、ブレーキの状況といった情報を常に収集。利用者の入金情報なども、クラウドで一元管理する。
低所得者層向けに、携帯電話のように月額などで料金を支払う方式で自動車を提供する。利用者からの料金支払いが滞ったらネット経由で車両を停止。それでも支払わない場合には、位置情報を基に車両を回収する」。

●ヤマト運輸が過疎地のバス路線を救う「客貨混載」の試み http://diamond.jp/articles/-/89212
盛岡~宮古間の「ヒトものバス」は運行開始時に大きな注目を集め、さらに2015年度グッドデザイン賞を受賞。大型バスの後部を改造して設けた荷室に、宅急便の荷物を載せる仕組み。
「バス側には空きスペースの有効活用というメリットがあるし、ヤマト側にとっては大型トラックによる幹線輸送の1便廃止が可能になる」。
次に宮古~重茂車庫間。
「重茂半島を担当するセールスドライバーは、従来は午後の便で入る荷物を宮古営業所までいったん取りに戻っていたが、それらの荷物がバスで重茂車庫まで届くようになったことで、わざわざ街まで戻る必要がなくなった」。

●地元の隠れた“名物”を全国へ--アマゾンに販売を丸投げできる「Amazonベンダーエクスプレスhttp://japan.cnet.com/news/service/35079342/
隠れた名店や商品は、どの地域にも1つはあるもの。しかし小規模な組織で経営、運営されているので、折角の評判を商機に変えることができずにいるケースも多そう。
この課題を解決してくれそうなのが、「Amazonベンダーエクスプレス」。
アマゾンが「店舗から商品を買い取り、ECサイト「Amazon.co.jp」の商品の1つとして販売するサービスで、商品の保管から発送、さらには返品などのサポートを、24時間体制で請け負う」。
http://japan.cnet.com/storage/2016/03/10/ebfbb9aefa0e013ce24121f856fba5e9/160311_amazon_01.jp

(サイト:Amazonベンダーエクスプレス https://vendorexpress.amazon.co.jp/