Tag Archives: 産業革命

1840年 天保11年 アヘン戦争勃発

◎19世紀前半、岐路にあったアジア。そのアジアへアヘン戦争は、列強によるアジア進出への道をひらくこととなってしまった。

■アヘン戦争とは

アヘンの輸入をめぐり発生した、中国と英国との戦争(1840~1842年)。阿片戦争,鴉片戦争の字もあてられる。

アヘン戦争は中国(当時は清朝)社会上層部の腐敗を加速させ、財政をさらに窮地に追い込み、社会不安を増長させ、清朝を内部から崩壊へと導くこととなった事件。また仰ぎ見る大国であったはずの中国の実態を知ってしまったアジア各国の国内で様々な動きが、これを契機に始まる。日本の明治維新への道程もこれらの動きのひとつ。そして西欧列強はアジア各国の動揺に乗じ、植民地化への食指を伸ばし始める、そのきっかけとなったのがアヘン戦争である。 Continue reading

 

累積成長の法則|ピケティ用語集

累積成長の法則とは

低い成長率でもそれがきわめて長期にわたれば、大きな変化につながる、という法則。たとえば年成長率1% は、一世代(30 年) の累積成長率35% に相当する。つまり30年後に1.35倍になる。年率1.5%の成長率は、累積成長率50%超となる。つまり30年後に1.5倍になる。この結果、一見すると小さなちがいでも、長期的には社会的格差の構造や富産出のメカニズム、分配力学に対し、大きな影響を与える点をピケティは強調する。
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●ヒューマンリーダブル(人が理解できること)とマシンリーダブル(機械が理解できること)

「郵便場馬車をいくつ並べようが、そこから鉄道は生まれない」。

シューペンターの言葉だ。彼が指したと同じ現象、根本的な変化が21世紀の現在起きている。日本では産業界の人間より、法学界の人間のほうで事態の深刻さに自覚的なようだが。

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●次世代Webはブラウザの外にある : could http://www.yasuhisa.com/could/article/nextwebconf-2015/
ヒューマンリーダブル(人が理解できること)とマシンリーダブル(機械が理解できること)は密接な関係にある。片方だけでは Web アクセシビリティの実現は難しい。これだけでも困難な課題なのに加えて近時、マルチデバイス、つれてマルチパスの問題が出てきた。PCからスマホへ、そしてそこではアプリだ、情報にアクセスするパスが、という問題。
課題解決の鍵は JavaScriptにある。なぜなら、 JavaScriptはWeb ブラウザで描画・動作させるための技術群、HTML, JCSS のような Web 技術の一員であると同時に、IoT 、 デスクトップ、アプリ と言った、 Web ブラウザの外への広がりの一要素でもあるから。
このとき重要なのが、特定の企業によって作られたプラットフォームに依存しない、「オープンな Web」という概念。


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ICT CONNECT 21|EdTechPedia

EdTechPedia

ICT CONNECT 21とは

官民学が一緒になって、世界的にみて遅れている日本の「小中高」の教育のデジタル化を早急に進めるため設立された団体。2020年度を目標として、文科省が青写真を作っている「一人1台学習端末」を具体化するのが最大のミッション。組織は幹事会、ビジョン委員会、技術標準化WG、普及推進WGの4つ。なお、「ICT CONNECT」の「CONNECT」は、「Collabration Open Network for New Educational Concept with Technologies」の略。
●構成 | ICT CONNECT 21 http://ictconnect21.jp/about/working-group/ Continue reading