●Amazonの力

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●Amazonの「新しい常識」──彼らはこれまでになく、稼いでいる http://wired.jp/2016/05/02/amazon-isnt-just-making-money/
アマゾンは本屋? eコマース業者? いいえ、IaaS(イアース / Infrastructure as a Service)企業です。
「主役はやはりクラウドコンピューティング部門、AWS(アマゾン ウェブ サービス)である。マイクロソフトやグーグルがクラウドビジネスに投資しているなかでも、アマゾンのサーヴィスは競合市場においてはるか先を行っている。2016年第1四半期、AWSの営業収益は前年同期比64パーセント増の25.7億ドルとなり、アナリストの事前予想を上回った」。

●IaaS PaaS SaaSの違い https://www.cloud-ace.jp/report/detail01/
IaaS(イアース / Infrastructure as a Service):サーバを利用する際に必要なハードウェアのスペックやOSを、ユーザーが自分で自由に選定して、ネットワーク越しに利用することが可能です。Google Compute Engine や Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) が代表的なサービス。

●「Amazon.co.jp オンデマンド本」がローソン店頭で販売、書籍の売り方が変わる可能性も http://techwave.jp/archives/lawson-sell-amazon-on-demand-books.html
在庫リスクを取る、オンデマンド本、という新しい分野の開拓? 6千部の在庫リスクは誰がとるのだろう?
「Amazon.co.jpオンデマンド本セレクト」が2016年5月14日、ローソンとアマゾンの提携でスタートした。
「ネットとリアルとでは購買行動が違うと思うのでネットでの実績がそのまま通用するとは思っていなかったのですが、北関東の100店舗でトライアルを実施した際にかなり実売率が良かったので今回6000店舗まで拡大し」た。
(サイト:ローソン 本・雑誌コーナー情報 今のおすすめ本はコレ!|ローソン http://www.lawson.co.jp/recommend/original/books/

●Kindle本をiPad・iPhone上で音声読み上げ(オーディオブック化)する方法 http://bit.ly/1VXTkBs
Kindle書籍がiOSの標準機能でオーディオブック化出来る。「スピーチ」機能を使って。

1.Kindle を起動、テキストが表示されたら、画面上部から二本指で下に向かってスワイプ。

2.スピーチ機能」の各種ボタンが現れるので、再生ボタンをタップする。それだけ!

3.数秒待つか、左向き矢印ボタンをタップするかで、スピーチメニューが最小化され、テキストの邪魔にならないよう自由に場所を移動可能となる。

●Amazon、視覚障害者向けアクセシビリティー機能のVoiceViewを、Kindle Paperwhiteにも提供 http://jp.techcrunch.com/2016/05/11/20160510amazon-voiceview/
「140ドルのパッケージには、6インチ画面の端末に加えて、Kindle AudioAdapterが付属している。これをPaperwhiteの充電ジャックに差し込むと、音声読み上げ機能が有効になり、視覚障害のある人は、ヘッドホン(別売り)をつないで本を音声で読むことができる。Amazonは、20ドルのAmazonアカウントクレジットを提供して価格差を相殺している」。

●Windowsの音声合成エンジンの比較 http://mahoro-ba.net/e1872.html
Windows で使用できる音声合成エンジンで、音質と読み間違い率を比較した。
Microsoft Haruka Platform/Microsoft Haruka Desktop/Microsoft Ayumi Mobile/ドキュメントトーカ けいこ/Open JTalk mei/番外編:iOS。
読み上げ精度について軍配は、ドキュメントトーカ けいこ。しかし音質に難。独断で音質のよい順位は、 HARUKA > Ayumi≒iOS > けいこ≒mei。
筆者の結論はWindows対応版はどれもいまだ非力。

●これはスゴい!大学生が発明した「手話を音声に変換」する手袋が画期的すぎる【動画】 http://news.aol.jp/2016/05/07/smartglobe/
手話を認識して音声やテキストに変換するグローブ「SignAloud」。
「現在、商業的な手話翻訳機は市場に存在しません。この発明によって、7千万人以上の人が新しい次元で自立することができます。新しい仕事にアクセスすることができ、またQOLを向上させることができます」。

★DRM nightmare: After recent upgrade, Kobo customers report losing Sony books from their libraries http://www.teleread.com/drm-nightmare-after-recent-upgrade-kobo-customers-report-losing-sony-books-from-their-libraries/
DRMの悪夢:KoboをアップグレードするとSonyリーダから受け継いだ電子書籍がライブラリから消えてしまう。

●オライリー書籍風の表紙が作れるジェネレータ「O RLY Cover Generator」 https://gunosy.com/articles/RQI81?utm_medium=email&utm_source=mynews_mail
動物とテキストを並べて、オライリー風の画像として保存できる。

(サイト:O RLY Parody Book Generator for Slack https://dev.to/rly  )

●分散型時代、メディアは有料化&リアル戦略をどう描くべき? http://digiday.jp/publishers/how-publishers-survive-with-distributed-contents/
ルールがどんどん変わっていく。まず表示のスピード。
「記事の表示速度を10倍速くする」=これはFacebookが「インスタント記事」の発表当初にぶち上げたメッセージ。またGoogleは2015年、モバイルインターネットの高速化を掲げ、「AMP(アンプ:Accelerated Mobile Page)」というオープンソースプロジェクトを発足。
なにしろ、コンテンツ表示に3秒以上かかると、大多数のユーザーが閲覧をやめてしまうのだから。
そしてさらに付け加えると、個人・場所・企業という3つの「メディア化」。とりわけ、「場所」のメディア化。

●会話型メディア/“ステートフル”なメディア戦略 再論 https://mediadisruption.net/2016/05/08/interactivemedia_again/
情報はつねに、“気が散る寸前”の消費者の選択にさらされている。だってほら、「居間から、自室へ、あるいは自宅から通勤電車での移動、プライベートな時間から執務中の時間へ……。情報消費の現場には数限りないコンテキストの消失、転換点が待ち受けている」。
だとするとむしろ、「消費者のコンテキスト転換に追随できる(情報取得の)利便性」が案外、消費者の情報活動一般という総量の中における時間や関心の争奪戦を勝ち抜くティッピングポイントなのかもしれない。
これを「「ステートフルなメディア」戦略」と名付けよう。たとえばメッセージングサービス上の会話は、まさにステートフル」。

●ダン・ギルモア著『あなたがメディア ソーシャル新時代の情報術』を全文公開します http://bit.ly/1TgpMMQ
フェイスブックに投稿し、ブログやコメントを書き込み、写真やビデオをアップロードしている時、私たちはある程度、メディアのクリエーターになっている。つまり、「メディア」はマスメディアとは同義語ではなくなり、私たち一人ひとり、つまり「あなたがメディア!」の時代がやってきた。

こでは、これまでの情報の扱い方(リテラシー)のアップデートが必要となる。そんな時代を生きるための実践ガイド。キーワードは「メディアクティブ(行動するメディア)」。

●一億総クリエーター時代 コンテンツ課金に商機 http://www.nikkei.com/article/DGXKZO00273030Z20C16A4H56A00/
投稿型の小説やマンガサイトで、コンテンツ単位での販売機能をもったサービスが増えている。
「背景には、広告収入追求への疲労感がある。モバイル分野で広告市場の成長が期待されているが、その多くは、グーグル、フェイスブックといった超大手プラットフォームに集中している。また、記事のスムーズな表示を阻害する広告を、消費者があからさまに忌避するようになってきたこともある」。

●なぜいまさら「ブログ」なの?KDDIウェブに聞く新サービスの狙い http://ascii.jp/elem/000/001/156/1156665/
g.o.a.tは、「Greatest Of All Time=史上最高」を意味する英語のスラングから付けられた。
インスタ風フィルターなどビジュアル表現に強み:提携するストックフォトの中からも選択できる。FacebookやTwitter、Dropboxのアカウントと連携して、外部サービスにアップロードした写真を取り込み、g.o.a.t上で手軽にトリミングしたり、Instagramのようにフィルターをかけたりもできる。

写真を背景にした縦書き記事や、アカウント間で記事を送信した共同編集機能、背景に動画を敷いて上に文字を載せるといった新たなスタイルも導入していく予定。

●「デジタルに強い記者から出ていってしまうのは辛いhttp://blogos.com/article/174788/
ネット時代の新聞社のビジネスモデルや人材育成について。
「広告だけだと難しい」:「日本の場合は特に広告単価が低いですし、紙の販売や広告の落ち込み分を埋めるにはデジタルの広告だけではやっていけない、ということがハッキリしている」。
しかし会員制も中心は50代で、先行きは厳しい。
人材育成:「45歳の筑紫哲也みたいなイケてるおじさん、イケてる女性がジャーナリストとして若い人の心をつかんで、「この人のためなら月1000円払ってもいい」「この人がクラウドファンディングを呼びかけたら200円でも300円でも出す」というような」具合にもっていかなければならない。
「私の個人的な考えですが、外に出ていった人たちには3年間くらいYahoo!やBuzzFeedでやってもらって、また毎日新聞に戻ってきてもらえばいいのではないかとも思います」。

●Facebookは記者を捨て駒としか思ってない。中で働いた5人が全部語る http://www.gizmodo.jp/2016/05/post_664583.html
「アルゴリズムを訓練するモジュールとして雇われた」みたいな気分だった、と。
自動車製造ラインで働くロボット。熟練の技を疲れることなく24時間続けることだってできる。しかし、新しい部品、新しい設計思想が出てきたとき、まずは人間がやって見せ、それをロボットが真似する工程は欠かせない。
FB読者に素晴らしいキュレーション結果を提供するためにも、人工知能を訓練することが必要なのだ。