知のパラダイムシフト

Books as a service サービスとしての読書

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●読書体験を考える ――サービスとしての読書体験 http://www.slideshare.net/hitoyam/dotdnp-150507yamagishi
山岸さんは、特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構認定人間中心設計専門家で、一般財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナーでもある。読書とは、人間が情報を取得するために道具を使う体験。まずそう定義して、人間のマインドと、道具のハードとしての機能と、情報のソフトとしての内容を順次、整理・検討していくことが、より良い読書体験を産むことにつながる、と。Baas(Books as a service)の視点が重要。

●Webデザインにおけるアクセシビリティへの取組み http://www.slideshare.net/mlca11y/web-47896146
木達さんは、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)副委員長。「ウェブアクセシビリティは、障害者や高齢者のため「だけ」ではない」との指摘。国際標準としてのWCAG(Web Content Accessibility Guidelines) 2.0は日本でiPhoneが発売された年、2008年12月に勧告された。 それは4つの原則(知覚可能、操作可能、理解可能、堅牢性) と12のガイドラインで構成され、技術非依存なのが最大の特徴。

●「ウェブから学ぶ電子出版の可能性」で感じた、本来追求すべき当たり前のこと http://www.wildhawkfield.com/2015/05/possibility-of-e-publishing-to-learn-from-web.html
「ユーザビリティ」を確保するために「アクセシビリティ」を確保すべき、という整理がまずあるべきか。もうひとつ、「マルチデバイスに対応してなきゃ話にならないわけですよね。スマートフォンでWebにアクセスしたら、PC向けレイアウトが表示されるとか、論外」。

●ウェブで読まれる・拡散される文章って? 現役編集者・ライターたちによるノウハウ大公開! http://www.lifehacker.jp/2015/05/150512_web_writers_meeting.html
ウェブライターとして生き残っていくためのヒント、そしてブログやSNSなどウェブで文章を書く上で誰もが参考にできるようなノウハウ。紙は能動的に、ウェブは偶発的に出会うもの:だから書き手のホスピタリティが重要で、画像を挟む意味もそこにあるし、セグメンテーションの意義もここから出てくる。つまり、対象読者や想定読者を絞り込めば絞り込むほど良い、ということ。一人歩きする見出し:共感を集めるというよりは、共感した人がしゃべりやすくなるようにするというイメージで/ターゲットを自分に憑依させる/ただし、「読んだ時間が消費でなく投資になる」ことをわすれてはならない。だから、「ライターは心の中に編集者を持て」。

●「分散型コンテンツ」の本質と稼ぎ方---先駆者「NowThis」の全貌 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43235
元サイトへのリンクは貼らないで、FacebookならFacebookに、TwitterならTwitterに、というようにそれぞれのプラットフォームに合わせてコンテンツを流すほうが良いのではないか、という考え方。「分散型コンテンツ」(distributed content)という言葉が米国で言われ始めている。リンク元なしで、どのようにブランドを築くのか? マネタイズするのか? 「マネタイズは大いなる挑戦」としながら、「3つある」と語った。それは、1.レベニューシェア、2.広告制作、そして3.データ・システム販売。難関は、「それぞれのプラットフォームに精通している人材」をそろえられるか。

●ニュースアプリは本当に価値ある情報を流せているか http://diamond.jp/articles/-/71464
キュレーションというのは「情報を収集し、選別し、意味づけを与えて、それをみんなと共有すること」であり、ジャーナリズムの役割というのは「それがもたらす社会的影響や未来像について読者にわかりやすく提示すること」だ。ところが実際は、「その記事の中身にどういう意義や価値があるのかよりも、ユーザーの行動(例:ランキング)に重きを置くサービス」が横行していないか。

●時ならぬ「読書ブーム」は何の需要に応えるか? http://hbol.jp/38909
「「読むべき本を知りたい」「読書で賢くなりたい」「知的巨人の読書歴に触発されたい」といった欲望がむんむん立ち込めている」。「2015年の日本では、これまでの価値観で不要なものは手放し、必要なものを新たに構築する作業をしなくてはなりません。歴史の転換点においては、新しい価値観を創造することが重要です。そのためには、ほかのメディアに比べて情報の信頼性が高く、最先端の知識が集まっている本を読むことが最も有効なのです」。

●高校生の読書に関する意識等調査報告書 http://www.kodomodokusyo.go.jp/happyou/datas_download_data.asp?id=28
読書が好きと回答した生徒は6 割を超えている一方、半数は一か月間本を読んでいない。読まないのは環境要因より、習慣が原因。高校で読まない子でも小学高学年のころは読んでいた。読書をする高校生の8 割以上は、本を書店・古書店で購入している。次いで多いのは友達から借りる。逆に学校図書館(図書室)や地域の図書館をほとんど利用していない。そんな中、電子書籍を読んでいる生徒が全体の2 割弱はいた。しかも電子書籍を読むようになってからの読書量の変化=「読む時間」「読む本の冊数」ともに「増えた」との回答が約3 割。

●ジェットブルー航空、Amazonと共同でストリーミングサービス アマゾンプライム会員は無料 http://www.traicy.com/archives/8812694.html
米国の話。プライム会員は飛行機の中で電子書籍が読める。ジェットブルー航空はアメリカの格安航空会社(LCC)のひとつ。

●BookLive | ANA国際線の機内シートモニターで電子書籍が読めるサービス http://booklive.co.jp/release/2015/05/081315.html
日本の話。まず、羽田・ミュンヘン線で。「週刊東洋経済」、「Casa BRUTUS」、などの雑誌、「地球の歩き方」などの観光誌、「本当に頭がいい子の育て方」などの実用書、「宇宙兄弟 オールカラー版 1~3巻」などの漫画が電子書籍として提供される。

●無料コミック ComicWalker GLOBAL http://comic-walker.com/global/
KADOKAWAの海外拠点、海外学校から生まれるクリエイターや作品、また才能あふれる世界中のクリエイターたちの作品の発表の場として、外国人クリエイターの作品を専門に掲載するプラットフォーム「ComicWalker GLOBAL」を開設。当面は日本語、中国繁体字、中国簡体字に対応。中国や台湾、シンガポールといったアジアの作品が掲載。

●コンテン堂 電子書籍プラットフォームを海外展開 ミャンマーの電子書店『XAN BOOK STORE(ザン・ブックストア)』で採用 http://www.sankeibiz.jp/business/news/150512/prl1505121122045-n1.htm
日本から海外へ出ていくサイトが出てきた。

●短期連載:雑誌読み放題サービスを比較する――どれだけ読めるのか編 http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1505/13/news026.html
読み放題サービスの対象雑誌は実際にどの程度のページが読めるのか。紙版や電子書店で販売されている電子版と比較するとどういった違いがあるのかを調べた。

●ほとんど定期購読…米ニュース雑誌の販売の実情をグラフ化してみる(SMN2015版) http://www.garbagenews.net/archives/2258295.html
大幅値引き制度のおかげでアメリカのニュース雑誌はそのほとんどが定期購読者によって支えられている。「本誌価格をそこまで安くしても雑誌が成り立つのは、ひとえに広告費による売り上げが大きいから。このビジネスモデルは新聞と同じで、「沢山の読者に読まれているから喧伝効果が高い」と広告販売の点で有利になるように、読者を集める必要が生じる」。

●日本のニュースキューレーションアプリ戦争に見る3つの戦略 http://thebridge.jp/2015/05/startups-japan-news-app-war
「SmartNews とグノシーは新聞戦略をとっている。NewsPicks と Antenna はマガジン戦略をとり、ビジネスニュースに興味を持ち、反応に敏感な熱狂者のコミュニティを作り上げることに成功している。一方、LINE NEWS や Yahoo!ニュースは、プラットフォーム・フィーダー戦略をとっていることで有名だ」。

●ネットメディア、フェイスブックの新サービスに期待と不安 http://jp.wsj.com/articles/SB11967417060534283459204580636141336927792
何!何? 出版社がフェイスブック上で記事を作成できる新サービス「インスタント・アーティクルズ」。出版社による広告枠の販売も可能。

●Facebookがメディアにユーザデータと広告収入を保証する高速ニュースサービスInstant Articlesを開始 http://jp.techcrunch.com/2015/05/13/20150512facebook-instant-articles/
「FacebookのNews Feedの中でパブリッシャーのオリジナルコンテンツをネイティブにホストする、というもので、ユーザがリンクをクリックしてWebサイトがロードされるのを待つ必要がない」。「Facebookはユーザのアクセスデータを独占せず、パブリッシャーと共有する。またInstant ArticlesはcomScoreやOmniture、BuzzFeed、Google Analyticsなどのオーディエンス計測および帰属ツールと互換性がある。広告は、パブリッシャーが売ったものなら売上の100%がパブリッシャーへ行き、Facebookが売った広告なら、Facebookが標準定率の30%を取る」。

●英国の印刷書籍は売上ダウン、電子書籍はアップ http://jp.techcrunch.com/2015/05/12/20150511uk-print-book-sales-fall-as-ebooks-rise/
中でもデジタル児童書が36%増えた。「デジタル出版が成長を続け、多くの分野で発展していることは大変喜ばしい。子供向けデジタル書籍の伸びは、70%の世帯がタブレットを所有している今、驚きではなく、子供向け出版で革新が起き、魅力的なコンテンツが作られていることの証だ」。

●電書リーダーEPUB表示テスト http://densholab.jp/lab/RScheck/result.html
項目は電書ラボEPUB制作仕様に準拠。一覧表で比較しやすい。(詳細 http://densholab.jp/page-29/page-604

●WordやPDFから簡単にEPUB 3が制作できるウェブサービス『Romancer』がリニューアルして販売も可能に http://www.gunsu.jp/2015/05/new-romancer.html
注目は複数のストアで販売できる「販売委託」サービス=電書取次。セルフパブリッシングサービスを持ってないストアでもコンテンツを販売できる数少ないサイト。他のツールで作成したEPUBファイルも取り次いでくれるのが嬉しい。 

 

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