●人とロボットとsafety2.0(止めない安全)

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●イアンピアソンの未来予測 http://bit.ly/1OWsmAY
「思考や経験をオンラインにアップロードして未来に残すことによって生物学的な死のあとも意識が生き続ける」未来。そこでは「人類とコンピューターと一体化することが可能になり、「ホモ・オプティマス(Homo Optimus)」という新しい種が登場する」、と。

●東洋初のロボットに込めた愛 昭和初頭発表の「學天則http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20160214000100
「あるがまゝの天則を學(まな)び、これを人生に呼吸する時に於(おい)てのみ人は存在の価値が見出されるのだ」。
製作者の「幼少期には日清・日露戦争があった。學天則を発表したころは、東京を壊滅させた関東大震災が記憶に新しかったに違いない。西村にとって學天則は人間賛歌であるとともに、人が線引きした国同士のいさかいや自然の摂理から遠ざかる都市文明への警告だったのではないだろうか」。

●「ロボットが雰囲気を察する世界」NTTが商用化に向かう http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1602/16/news136.html
R-env:連舞」はロボットやセンサー、各種ガジェット、アプリケーションなどを組み合わせた連携サービスをWebブラウザから開発できるクラウドベースの統合開発環境。
そこで、「機械がヒトを察して動く」世界の実現を目指す。

●人型ロボット、いきまーす 立命館大発ベンチャー開発中 http://www.asahi.com/articles/ASJ2Q4K3KJ2QPLBJ001.html
気分はSFアニメに出てくるロボットのパイロット……。自分の体を動かすように操れる人型ロボットの開発を、立命館大学発のベンチャー企業が進めている」。

●Pepperは道化。ロボットではない!金岡博士が語る「本物のロボット」がつくる未来とは http://qreators.jp/content/443/
「ロボット制御工学者の立場から言えば、ロボットがああいうものだとは思われたくないというのが本音です。ロボットは本来フィジカルなものです。何らかの力学的な仕事をすることで人の役に立つもの、要は、動いてなんぼということです」。

●日本発「ペッパー+ワトソン」 仕事の現場にいよいよ現る http://newswitch.jp/p/3638
「IBMにとって、ぺッパーとは「ワトソン対応のアプリケーション(応用ソフト)が動く端末の一つ」。すなわち、スマートフォンやパソコンなどと変わらない。ただ、インターフェースとしての潜在能力は別格で、IBMはそこに可能性を見いだしている」。
「工場などの生産設備にトラブルが生じたとき―。現場の作業者が「どうしたらよいか」と声をかければ、ワトソンが何をすべきかを指示してくれる。人型ロボットだけでなく、産業用ロボットでもワトソンの活躍が見込まれる」。
いずれはワトソンを利用し、働き方を変えるサービスも提供することになる。

●相棒は「ワトソン」:製造業で人工知能はどう使うべきなのか http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1602/22/news037.html
IBMが日本語で提供するのは以下の6つのサービス。これらをAPI(Application Programming Interface)として提供し、他のサービスや製品などに組み込んで提供することが可能になる。
Natural Language Classifier(自然言語分類)
Dialog(対話)
Retrieve and Rank(検索およびランク付け)
Document Conversion(文書変換)
Speech to Text(音声認識)
Text to Speech(音声合成)

●ランドロイド|seven dreamers https://laundroid.sevendreamers.com/
洗濯物の折り畳みプロセスは、「つかむ」「広げる」「認識する」「畳む」「収納する」の5つに分解できる。
「この5つのプロセスを画像解析技術とロボティクス技術を融合させることによって解決した。ロボットのアームで洗濯物をつかみ、広げ、洗濯物の形を画像解析して種類を判別、洗濯物の内容に応じて畳む。洗濯物1枚の折り畳みに要する時間は、現在のプロトタイプで8~10分程度だが、その半分以上を衣類の認識に費やしている」。

●人とロボットが協業する時代に不可欠な「Safety 2.0」 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/335160/021700004/?n_cid=nbptec_tecfb&rt=nocnt
協調安全」=「人、モノ、環境が協調しながら安全を構築する」と=「Safety 2.0」。
「これによってSafety 1.0のときには“空白地帯”となっていた人と機械の「共存領域」を活用できるほか、人の領域や機械の領域におけるリスクもさらに低減できる」。

それだけではない。生産性が向上する。ちょうど、著作権概念が「無し」か「有り」かの二項発想で、これではかえって創造性を妨げるとしてクリエイティブ・コモンズが生まれたのに似ている。機械の状態が「稼働」か「停止」かの二項発想に替わる、「多値の安全」発想が「Safety 2.0」の肝。
つまり、「Safety 1.0では「停止の原則」に基づいて、人が稼働している機械に近づいた場合には機械を停止していた(止める安全)。しかし、Safety 2.0では人の能力や熟練度などに応じて、「熟練度が高い人の場合は完全には止めずに速度を落とす」「熟練度が低い人の場合は機械を止める」といった具合に、より柔軟な制御が可能になる(止めない安全)」。

●10億ドル級ビジネス!「仮想現実」最前線 http://toyokeizai.net/articles/-/106722?utm_source=gunosy-p&utm_medium=
バーチャルリアリティ(VR、仮想現実)市場は今年、10億ドル級のビジネスになりそうだ」。

●「次はVRとARが来る」ゴールドマン・サックスが明言 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1602/29/news084.html
「不動産を探すとき、週末に50軒の家を見て回るかわりに、不動産業者のオフィスでヘッドマウントディスプレイを装備して仮想ウォークスルーを歩くことで、50軒の候補を20軒に絞り込むことができるかもしれない」。
http://www.goldmansachs.com/our-thinking/pages/virtual-and-augmented-reality.html


●VR・AR機器市場、2025年に最大12兆円超に http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98003670T00C16A3SHA100/
コンテンツは当面、ゲームやビデオなどが中心だが、「市場拡大に伴い医療や教育など社会課題の解決に役立つ技術へと進化を遂げる」。

●VR市場が目指す未来とは!「黒川塾(三十三)」をレポート https://gamedeets.com/archives/82930
海外では、「ゲームより、医療サービスやスポーツのストリーミングなどが増えている印象」。
「現在のようにB to C(個人消費者を相手とするサービス)でやるとスケールがでないので、B to B to C(個人消費者を相手とする企業を、手伝うサービス)にしなければならない」。

●VRの成功とは?Tokyo VR Meetupで白井暁彦氏が語ったVRにとって重要な3要素 http://www.moguravr.com/tokyo-vr-meetup-shirai/
芸術が内包する対象は時代と共に広がってきた。「ヘーゲルの芸術の定義を引用。かつては、第1芸術「建築」から始まり、彫刻、絵画、音楽&ダンスと続き、詞まで」。それが「「漫画」や「テレビドラマ」、その第10番目には「テレビゲーム」がくる」。

さらにその定義の拡大は、階層性をともなっている。つまり「ある芸術には、前にある芸術の要素が全て含まれる連続性」がある。「第9番目の漫画はレイアウトやナラティブといった意味合いで、テレビゲームと繋がります。今後、テレビゲーム自体がメディアとなっていく」、その延長線、「12、13あたりにはVRが来るのではないかと感じています」。
そしていまや、「VRを30年研究してきた人達がスポーツにdeploy(展開)している」。

●コカ・コーラを買ってVR体験!空き箱がVRビューワーに http://techable.jp/archives/37104
Coca-Colaビューワーは、無料。「ただ捨てられるだけだったパッケージの箱を“リサイクル”して、みんなが楽しめるツールとして活用するという、ユニークな発想の販促活動」。


●ウェブレンジャー – Google https://www.google.co.jp/events/webrangers/comic.html
スマホのセキュリティを学べる無料マンガ、Googleが配布。