●「趣味」に特化したオンライン講座「Craftsy」

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

「趣味」に特化したオンライン講座サービス「Craftsy」 http://blogos.com/article/107621/



学習「意欲」があるものには、素晴らしい時代が到来しようとしている。「時間、場所、方法にとらわれることなく、自分のやり方で学べること」をモットーに、分かりやすく親しみやすい講座が動画で配信。講義を担当しているのは厳選された「丹念に教えることができる」インストラクターで、235ものプロスタッフにより撮影が行われ、とっつきやすいものにするよう、グラフィックや3Dなどを利用して構成をブラッシュアップ。1講座ごとの長さはおおよそ4時間で、料金は20~50ドル(約2400~6000円)ほど。

●2015年版 schoo×全国10大学|インターネットを通じて、もう一度大学へ https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

もう一度大学へ。そういう、学習「意欲」があるものには、素晴らしい時代が到来しようとしている。

●Asuka Academy|世界最高の大学講義を日本語で無料で学ぼう http://www.asuka-academy.com/

「「CLOCW(クロックダブリュー)」という独自のコンセプトにより、MIT に代表される世界最高品質のオープンコースウェアなどを活用して、学習サポート・独自の修了課題の設定・修了認定・修了証発行を行います。大学などでの反転学習教材としての利用も提案していきます」。

●【特報】文部科学省が「大学の世界展開力強化事業」の中間評価を発表、進む大学の淘汰と少数精鋭の人材育成 http://www.sakurafinancialnews.com/news/9999/20150311_3
この施策はかつて日本企業は入社後に人材を育成していた(略)その役割を国が選ぶ大学が代行している現象。「大学の段階から国家予算を投入して少数精鋭の「国際人」を養成するプロジェクトは、構造改革=新自由主義の政策に連動して進んでいる企業の多国籍化に対応するための教育政策」。

●ACCESS/ベネッセのプリペイドカード式学習サービスで電子書籍ビューア採用 http://ict-enews.net/2015/03/10access-2/

ACCESSのブラウザ版EPUB対応電子書籍ビューア「PUBLUS(パブラス) Reader for Browser」が、「BenePa(ベネパ)」に採用。「BenePa」は、ベネッセの「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」の学習プログラムを、自宅のパソコンを使って手軽に学べるサイト向けプリペイド・カード。プリペイドカード裏面に記載されたコードを「BenePa」ウェブサイトに入力。500円から。

検索時代の図書館-「隠れた情報」のさがし方:教育 http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/education/20150309.html


知と情報の集約場所である「図書館力」の高低は大学力の象徴。いまその象徴の場がデジタルコンテンツの世界へ移行しようとしている。だが棚が消えた世界では、「偶然(本を発見する)という幸福」がない。「ここに「情報リテラシー力」アップの必要性がある。情報リテラシー力をつけるには、まず学術情報の基本的なありかを知り、そこへアクセスする技術を学ぶ必要がある」。キーは「メタデータ」。それにもまして重要なのは、やっぱり、司書、また収書係の「目利き」。「「利用者が欲しがるから」「要望が大きいから」という理由だけで本を購入していくと、図書館は「拘置所図書室化」する恐れがある」から。「『図書館戦争』は、検閲に対抗し「知る権利を守る図書館」をモチーフにした恋愛小説である。だが、現代の「知る権利を守る」はむしろ、情報の海で溺れかけた利用者をヘルプすることが主眼になっていく」。

●丸山眞男文庫 バーチャル書庫 http://maruyamabunko.twcu.ac.jp/shoko/


丸山眞男の本棚をWebに再現。東京女子大が公開。本棚をクリックすると、その本棚に収められていた蔵書名を一覧で確認できる。同大に寄贈された蔵書のみ再現しており、寄贈されていない書物は見られない。保存状態の悪い書籍は閉架書庫に収蔵するなど丸山家にあった形で蔵書の全体像を見ることは現在は不可能。丸山氏の思想が反映された書架の配列をより多くの人々に見てもらうため、バーチャル書庫を作った。