「読ませる文章」の工夫と「いま読むべき」の解析と

「ネットで読まれる」ために為すべき施策にふたつの段階がある。そしてもうひとつ、machine readableとhuman readableのふたつの視点があることを意識しないといけない。

●ニュース入手先、新聞上回るオンライン https://rp.kddi-research.jp/blog/srf/2017/10/15/yomi/
「お年寄りほど新聞を定期購読し、よく読んでいる一方、若い人ほど定期購読しないか、家庭で取っていても新聞を手にせず、ネットでニュースを読んでいる」。マイクロコンテンツ化とデジタル化が、ネットを新聞「記事」の新しい陣地に。
・米国のデータ

・日本のデータ
ニュース入手に主に利用するメディア:Yahoo!ニュースなどのポータルサイト、各種ニュースアグリゲーターによるニュースアプリ、Facebookやツイッターなどのソーシャルメディア、報道機関のサイトを単純に足し合わせた「オンライン」合計は新聞・民放テレビを抜いて76%にも。

●文賢(ブンケン)~文章や記事の完成度を高める推敲・校閲支援ツール https://rider-store.jp/bun-ken
「正しい文章」からさらに進んで、「読ませる文章」へのアドバイス機能がすごい。「Google検索エンジンに好まれ、読者に読まれる文章」に仕上げることができる。
新聞「紙」は読まれなくなっているが、新聞「記事」はネット経由読まれている。ここで「ネットで読まれる」には、まずネット内で「発見」されなくてはならない。そして発見されるにはSNS等で拡散(「シェア」)される文章でなくてはならない。つまり「読ませる文章」が必要。

●ニュースの消費体験が変わった 「いま読むべきもの」をAIが抽出 https://www.weekly-economist.com/20171024netmedia-smartnews/
「スマートニュースがいま、ニュースの消費者に貢献しているのは、24時間365日、人の目では追いつかないほど膨大かつ急激に生成されるネット上のコンテンツを分析し続けることである。また、そこから、「いま、読むべきもの」を的確に抽出するインテリジェンス」。

●AIニュース収集・配信のSpectee、AIアナウンサー「荒⽊ゆい」のβ版をリリース——法⼈向けに年内無償提供を開始 http://thebridge.jp/2017/11/spectee-ai-announcer-yui-araki
「荒木ゆいは、約10万件の実際にアナウンサーが読んでいるニュース音声を Spectee が開発した人工知能エンジンで機械学習し、さまざまなニュースのシーンにおける、より人に近い自然な発音、アクセントやイントネーションを習得し、自動で原稿を読み上げるバーチャル・アナウンサー。」

●フェイク・ニュースの時代に http://nichigopress.jp/column/medi-watch/151306/#QYFrgSU.facebook_share_original_vertical
「保護主義か自由化か、移民制限か多文化主義か、右派か左派かなどで分断される今の世界。ジャーナリズムに求められるのは、いずれかの側についてそれに迎合することではない。フェイク・ニュースの時代に求められるのは「事実」だ。」

 

┃Others あるいは雑事・雑学
●『Yahoo!』から見る「日本」の「異常さ」 http://beinspiredglobal.com/japanese-yahoo

●最近の若者の「文字起こし」術が話題 iPhone+iPadで見事な仕上がり http://www.standby-media.jp/case-file/172001

●スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査 https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1676.html
スマートフォンの音声入力10代の16.0%が「普段から利用」、50~60代の37%が「時々利用」と回答。

●ニュースを追うにはRSS。FacebookやTwitterより断然RSS。 https://www.gizmodo.jp/2017/10/news-is-rss.html