●日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる

所有からアクセスへ、。クローズ(囲い込み)からオープン(シェア)へ。そのトレンドを促しているのがデジタル化。デジタル化で複製に伴うコスト(限界費用)がゼロに近づいているのが現代。

それは経済社会のパラダイム転換へとつながっていく。複製に伴うコストが高くつくが故の「稀少性の経済」から、「豊穣が前提の経済」へのシフトはビジネスモデルの大転換なしには対応できない。

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┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●2016年 デザインに関する5つのトレンド http://blog.btrax.com/jp/2016/01/02/design-trends2016/
成功するにはビジネスモデル構築の発想を大胆に変える必要がある=プロダクトのサービス化(=在庫や保有がゼロに)。製品開発において”サービスデザイン”の概念を取り込むことが重要に。
世界で最も大きなタクシー会社はUber: 所有している車の数: 0
世界で最も大きな宿泊業者はAirbnb: 所有している宿泊施設の数: 0
世界で最も大きな販売店はAlibaba: 所有している商品の数: 0
世界で最も人気があるメディアはFacebook: コンテンツ作成無し

●『限界費用ゼロ社会』話題の一冊をどう読むか 〜IT登場以前と以後、ビジョナリの「世界観」はこんなに変わった http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47093
所有からアクセスへ。「シェアリングエコノミー」や「コラボレーティブ・コモンズ」といった分散型経済。これは3つのインターネットで作られ、駆動されているとする書籍。コミュニケーション、エネルギー、運輸の三つのインターネットを有機的に結び付けることで、経済社会インフラを、中央集権的な設計思想から、分散分権型の設計思想にシフトすることを訴える。

★Taylor Swift, iOS, and the Access Economy: Why the Normal Distribution is Vanishing | Thoughts from Alex Danco http://alexdanco.com/2015/12/17/taylor-swift-ios-and-the-access-economy-why-the-normal-distribution-is-vanishing/
希少性が経済を駆動する時代から、潤沢さが前提となった時代へのシフト。

デジタル化で複製に伴う使いコスト(限界費用)がゼロに近づいている現代。ここでは、つい昨日までの、複製に伴うコストが高くつくが故の「稀少性の経済」で支配的だった正規分布的なモデルが消失する。
なぜこういうことになるのか。ハードを作るコストより、付加的な部分や、サービス面で競争力が左右されることから、そこへ費用が集中する。つまりコストが発生する場所が異なって来たのだ。
こだわりを満たす分野のみに、あるいは選択的な嗜好(その分野に時間その他労力をかける意味)が先鋭化していくので、正規分布的な分散ではなく、二極化を招く結果となる


●「サービスデザイン」とは、既存のビジネスのリフレーミングを行い、 イノベーションを創出するデザインのアプローチである。 http://www.advertimes.com/20150115/article180199/
「イノベーションのスピードが、デザインとテクノロジー、そしてビジネスの領域の発想やコンピタンスの融合によって加速していることを考えるとき、組織や業務の在り方もそれに応じた変革が急務」。

●3Dプリンティング専門のファッションブランド「Danit Peleg」 http://www.difa.me/style/danit-peleg
プロダクトのサービス化(=在庫や保有がゼロに)と対の位置にあるのが、自前生産の動き。それも洋裁でなく、3Dプリンターで。家でつくれるオーダーメイド。服をダウンロードして印刷する時代がすぐそこに!?

●日本人は「限界費用ゼロ社会」を知らなすぎる http://toyokeizai.net/articles/-/89717
「今日、ドイツがIoTによる第三次産業革命の土台を築き、資本主義市場と共有型経済の両方から成るハイブリッドの経済体制に向かおうとしているのに対して、日本は、老朽化しつつある原子力産業を断固として復活させる決意でいる堅固な業界と、日本経済を方向転換させて、スマートでグリーンなIoT時代への移行によってもたらされる膨大な数の新たな機会を捉えようとする、新しいデジタル企業や業界との板挟みになってもがいている」。

●「境界」のない時代 ――箱から飛び出して、多様な人と協働しモノゴトを創造できるか http://www.mugendai-web.jp/archives/4847
「テクノロジーの進歩によって人々を分ける境界や「箱」に意味がなくなっていることを示しています。箱とは日本人、企業、女性、団塊ジュニア世代など、さまざまに分類される属性のことです」。
「IoTなどで膨大な情報が手に入り、コンピューターがビッグデータを活用し、機械学習するようになると、人間はそれを使ってどうするのかという話になります。知識の量ではなく、クリエイティブであることが大事です。クリエイティブとは、たくさんのものをつなぎ合わせたり組み合わせたりして、新しいものを創り出すことから始まります。常にこれでいいのかと疑問を持ち、思い込みを排して自分の仮説を新しく進化させて行くことです」。

●なぜ、「百貨店」は衰退したか?|三越伊勢丹ホールディングス社長 大西洋 http://diamond.jp/articles/-/83913
もはや戦いの場は、百貨店業界のなかではない。戦いは、約140兆円という小売業売上高の他業態との奪い合いにある。
そこまでわかっていながらIoTの話が出てこないのが不思議。
「リモデルの際に最も重要だと考えているのが、「(リモデル後に)離反するお客さまが必ずいるという前提で取り組む」である。リモデルは、古いものを壊し、新しいものを創りあげるために行うものだ。そうすると離反するお客さまが必ず出る。しかし、離反した以上に新しいお客さまが多くなれば成長していけるのだ。それでなくては投資した意味がない」。

●2016年はこうなる!小売業界10のトレンド | 「IT×○○」のミライを考えるブログ http://ec-cube.ec-orange.jp/blogs/?p=7378
ロボット接客/人工知能(AI)の実用化/IoTと小売が融合。「リテールテック企業」が進む道。

●セブン&アイがアマゾンを越える日…真逆戦略で「不可能」を可能にする異次元的革命 http://biz-journal.jp/2015/12/post_12964.html
オムニチャネル戦略を強力に推進することで、ネット通販での売上高1兆円を目指す。そのために、デジタル技術と小売りを掛け合わせた「リテールテック企業」を構築する。

●お坊さんネット手配「中止を」 アマゾンに仏教会要請へ http://www.asahi.com/articles/ASHDT5HRVHDTULFA02S.html
仏教界は、宗教行為の「商品化」や「ビジネス化」を警戒している。しかしそれは決して宗教上の理由というより、算盤勘定から。
宗教法人へのさまざまな税制優遇の根拠が揺らぎかねないからだ。宗教法人が得るお布施は喜捨(寄付)とみなされ、法人は消費税を払わなくて済んでいる。僧侶個人が得たお布施は所得税の課税対象になるが、法人に入った場合は法人税が非課税。「お坊さん便」では、手配サービスを手がける「みんれび」側の所得は課税対象だが、僧侶側が取り分を納税するかは、僧侶側に委ねているという。

●都心の納骨堂、宗教かビジネスか 想定外の課税で裁判に http://www.asahi.com/articles/ASHCV4VSJHCVULFA01H.html
「地方税法は、宗教法人が宗教目的で使う土地や建物は固定資産税などを非課税にすると定めている。寺や神社のほか、墓地も非課税扱いとされてきた。伝燈院は、納骨堂も墓地と同じ非課税扱いと考えていた」。
「しかし都は、赤坂浄苑が宗派を問わず遺骨を受け入れたり、はせがわに建物内で営業を認めたりしていると指摘し、課税に踏み切った」。

●2016年原油価格:「サウジの国家体制不安」を注視せよ http://www.fsight.jp/articles/-/40808
2015年1月にアブドラ前国王の逝去によりサウジ情勢は不安定化している。原油の価格維持による収益追求なのか、増産によるシェア拡大なのかの路線対立でしかなかったのが、これまで。今回地政学的な変動が勃発。基本、王政への批判、王政の基盤が揺らいでいる状態での、「国民国家」としての糾合を画策する粛清、あるいは外敵づくり。

●No. 144 サウジアラビア・イラン:国交の断絶 | 公益財団法人 中東調査会 http://www.meij.or.jp/kawara/2015_144.html
「ロウハーニー大統領は暴徒による大使館襲撃は「正当化することはできない」と強く非難し、「イラン共和国は法的にも宗教的にも外交施設を保護しなければならない」と主張している」。

●アジア都市の将来性ランキング 東京が2位に上昇 http://naitoshinobu.jp/news/areanews/news-japan/4737.html
英フィナンシャル・タイムズ(FT)グループがまとめた「アジア太平洋地域の都市の将来性に関する2015/16年版ランキング」。
シンガポール、東京、台北の順番。
前回の9位から東京が2位に上がった理由:前回までトップ10圏外だった投資を呼び込む「対内投資戦略」が、今回は3位に改善したためで、2014年末に東京都がまとめた長期ビジョンに国際ビジネス拠点の形成や外国企業の誘致、官民連携ファンドなどを都市戦略として明記した。

●財政破綻のきっかけを暗示する4つの指標 http://toyokeizai.net/articles/-/98402
大震災を境に経常黒字が大幅に減少、経常収支の赤字に。家計貯蓄率のマイナスが続いている。これは新規国債の国内消化の前提が崩れることを意味。名目GDP比で200兆円を超える財政赤字。政府が借金を返済できるか」の目安になる国債の格付け。それが今や先進国の中でイタリアの次に低い。

┃Others あるいは雑事・雑学

●同人誌「セブン-イレブンで呑む」が実用的すぎて全国のセブンが居酒屋になる?人気商品調べてみた。 http://togetter.com/li/920835

●頭の中を「仕分け」するだけで"成果"が変わる http://toyokeizai.net/articles/-/99097

「おじいちゃんのノート」注文殺到 孫のツイッター、奇跡生んだ偶然 http://withnews.jp/article/f0160105002qq000000000000000W00o0201qq000012896A

●あなたのちょっとした工夫が、不合理な人たちを合理的に動かす http://www.dhbr.net/articles/-/3860

サウジとイランの断絶がもつ意味と影響-中東をめぐるサウジの巻き返し(六辻彰二) http://bylines.news.yahoo.co.jp/mutsujishoji/20160104-00053101/ 

 

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