●探索と検索、さらに「発展的検索(evolving search)」

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

ベリーピッキングモデルで考える探索と検索 http://ekrits.jp/2015/08/1700/
効率性とセレンディピティ、その両方を向上させるには?
「昔から、他の動物と同じようにオフラインで行なってきた「探索(seeking)」という普遍的な行動に加えて、人間はオンラインで情報を探す「検索(searching)」をするようになった」。
「発展的検索(evolving search)」=一度手に入れた結果に基づいてクエリを修正し、再検索。この過程でクエリの性質自体が移り変わっていくことも。
ここで重要なことは、「ベリーピッキングをする探索者の「関心の世界(universe of interest)」の外に、もっと大きな「知識の世界(universe of knowledge)」が広がっている」点。


●ニュース・テックの時代が来る ネットメディア20年と今後 http://www.huffingtonpost.jp/asahi-shimbun-media-lab/web-media-news-tech_b_8036930.html
フィルターバブル(プラットフォーム側がユーザーの嗜好をデータから解析するせいで、ユーザー好みの情報ばかりが集まる現象)も困る。しかしだからといって、「メディアやニュースアプリが上から目線で、「あなたが、今興味がなくても、長期的に見れば、美術の情報が役立つはずだから、この記事を読みなさい」と言われたら気分が悪くなる(「長期的推薦は家父長的になる」)」。
アルゴリズムの力で、読者の関心に、ストレスなき「驚き」と「成長」を与える、第三の道を探るべき。

●社会の「断片化」 政治家の失言を考える 小熊英二 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11921125.html
ネットへのアクセスが日常化した現在、いまだかつてない文字の量と、情報に接しているのが日本人だ。しかしそれで知識は、情報生活は豊かになったか。
いま、起きていることは「自分の嗜好にあわせて発信される情報を、受動的にザッピング(し)、並行してフェイスブックによる「同じ嗜好をもつ仲間内」だけで情報に接触する」トレンドだ。

●読売、朝日がニュースサイト開設20周年 歩みを振り返る特集公開 http://edgefirst.hateblo.jp/entry/2015/08/24/182311
朝日新聞社のニュースサイト「朝日新聞デジタル」が、1995年8月10日に「asahi.com」として開設されてから20周年を迎えた。これを受けて同サイトでは現在、当時のコードを基にページデザインを再現したというトップページを公開している。

●分散型メディアは未来か?/Vox.com が主張するメディアの選択 http://mediadisruption.net/2015/08/23/visionofvoxmedia/
「コンテンツづくりやサイトづくりにイノベーションを求める必要がなければ、メディアはニュース配信事業者であることにはリアリティがあるということです。一方、メディアのコンテンツづくり、その表現形式、サイト自体のデザインにまで尖ったイノベーションを持ち込もうとするなら、違った結論があり得る」。
「大手プラットフォームへコンテンツを配信するという選択は、メディアづくりの独自性やオリジナリティを脱色していくことへと帰結します」。

●オウンドメディアはもういらない?ソーシャルメディアを活かした『中心のない分散型メディア』の未来 http://blogos.com/article/129399/
「オウンドメディアにコンテンツを集積させてブランド価値を高めようとする中央集権的なコンテンツマーケティングの仕組みに対し、分散型メディアは中央が空洞になっています。つまりコンテンツを集積させるオウンドメディアがなく、それぞれのコンテンツは各ソーシャルメディアに合った形に編集され、直接流通させていくのが分散型メディア」。
先駆者は短い動画の配信メディア『NowThis』。

●日本上陸が発表された「バズフィード」ってどんなメディア? 特徴や強みをスライド100枚で知る http://media-outlines.hateblo.jp/entry/buzzfeed-japan
ソーシャルメディアと親和性が高いコンテンツ製作技術」のノウハウに長けた新興メディア、それがバズフィード。

●BuzzFeedがスゴい3つの理由(前編):BuzzFeedとは何かhttp://mediahack.hatenablog.com/entry/2015/08/19/045713
彼らのすごさは、大きく3点:伝統的メディアと新興メディアが溶け合う狭間、その最前線にいること/彼らをその位置に押し上げている、シェアに関する思想/その思想によって定義された"サービス"が、彼らと伝統的メディアとの接近をよりナチュラルなものへと変化させていること。

●バズフィード驚異の拡散力 ヤフーが手を組む理由がよくわかるグラフ http://withnews.jp/article/f0150827000qq000000000000000W02i0901qq000012427A
下図で示されるように、日本メディアの平均シェア数は極端に少なく。「日本におけるソーシャルメディアとニュースの親和性」には懸念を抱く。しかしそれは逆説的な意味において、「ソーシャルの力を借りずとも、ニュースポータルとして読者数を他を圧倒するまでに伸ば」す力がヤフーにはある、ということ。それがバズフィードにとって魅力的。

ちなみにSNS巧者は東洋経済。「全文を無料公開している広告モデルで拡散されやすいという点だけでなく、フェイスブック上で拡散しやすい見栄えのする写真付きのコンテンツを定期的に投稿するなどフェイスブック運用の工夫が結果を生んでいる」。

●オンライン出版とトラフィック誘導: Facebook と Google Search が逆転したようだ! http://agilecatcloud.com/2015/08/21/facebook-v-google-referral-traffic/
Google と Facebook の闘いは続く。
BuzzFeed では、同社におけるクライアントの広告を展開するために、(Facebook に対する)膨大な支出が計上されている。また、数多くのデジタル出版物も、自身の記事の PV を稼ぐために、Facebook アドに対して支払うというケースが多い」。

●NY激流メディア 新しいメディアづくりに挑む授業(井上未雪) http://www.huffingtonpost.jp/asahi-shimbun-media-lab/new-york-media_b_7996956.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
ニューヨーク市立大学院の起業家ジャーナリズムコース (Tow-Knight Center)の授業内容と、卒業生がたちあげた事業について。

●NHK出版のEPUB電子出版戦略【セミナー備忘録】 http://society-zero.com/chienotane/archives/2060
「これまではフィックス型EPUBが中心だったが、アドビのDPSの機能に感心して採用、リフロー型へさらに今回アプリ作りにも挑戦した。新味は、EPUBを作り、そのEPUBデータを使ってアプリを作った、という点。(DPSにそれを支援する機能がある)」。

●商品よりも“作品”を、売り方の話よりも作家とファンの接点を——23歳CTOとマンガ編集者の挑戦 http://jp.techcrunch.com/2015/08/21/magnet/
湧水をペットボトルにしてコンビニで売り始めたのは70年代後半から、だったか。そのころからこの国では「商品化」が時代のエートスとなった。ただしそのせいで、社会のあちこちに歪み、亀裂が生じてきていないか。
商品であるまえの「作品」としての本のことを、もっと考えよう、というのがこの記事の主張。題材はコミックだが、本、一般についてもあてはまる話。

●誰でも簡単に作品を紹介できる「マグネット」が正式サービスインしたのでさっそく試してみた http://www.wildhawkfield.com/2015/08/magnet-vc.html
ネットの強みは人と人を瞬間的につなぐこと。このプラットフォーム、「マグネット」で、作家は作品の発表や販売(売り上げの7割が作家に還元)、読者は作品の購入やSNSにおける埋め込みでの拡散などができる。
ただし、フィックス型の電子書籍が前提。
メリットは作家が画像ファイルをアップロードするだけで作品が発表できること。さらには大きな画像サイズ(たとえば横1万ピクセル)でも入稿可能なことだ。しかもそれらの元画像がディスプレイサイズに合わせて自動でリサイズされるなど作家の作業や負担を減らす細かな工夫も。

●スマホ読書が米で急増、専用端末は減る iPhone6も一因 http://jp.wsj.com/articles/SB12651166888765394352004581169721957456408
「デジタル読書の未来はスマホにある」「本はスマホか紙で読むことになるだろう」。いずれも米国の話。
「スマホで読む人が増加していることから、出版各社は電子書籍のデザインやマーケティング、販売のやり方を再考し、より小さなスクリーンを意識するようになっている」。

●1日30分電子書籍が読み放題の「D-room Books」 提供開始 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150826_717982.html
賃貸住宅と電子書籍読み放題サービスの組み合わせ。
「大和リビングマネジメントでは今回、家と本の相性の良さに着目。居住空間を占拠せず物理的な蔵書のスペースが必要ない電子書籍を入居者が無料で利用できるようにすることで、より快適な住環境を提供できるとして、D-room Booksを提供することにした」。

●【インタビュー】ジュンク堂書店池袋本店副店長 田口久美子氏に聞く『書店の価値と編集http://coolhomme.jp/column/8683/
書店をこそ、「編集」せよ!
「でも、そうなると製造から販売まで一環している所なら出来るでしょうが、書籍は難しいかもしれない。なぜなら、私たちは製造に携わることがどうしても不可能だからです。本というのは、製造、流通、書店が異なる力を作っているものなんです。そう成った時の書店の価値こそ考えるべきで、私たちはそれが接客、手触り感、本の並び方、全て含めて”臨場感”だと思っています」。

リブロ池袋本店は金食い虫? 元店長が閉店理由を分析 http://dot.asahi.com/wa/2015082000030.html
「戦後の書店の大きな変化の一つとしては、女性の活躍も挙げられるかもしれません。今のジュンク堂池袋本店にしても、店内の企画の中心はおおむね30代後半の女性たちが担っています。これは私が働きだした女性に権限のない頃とは、ずいぶん変わりました」。
実利以上に本そのものを大事にする、いわゆる「団塊ジュニア」の彼女たちの存在も、ある意味では戦後民主主義が次世代に生んだものではないでしょうか」。

●無印良品有楽町がリニューアル、世界最大の旗艦店に!2万冊の書籍を発売、カフェメニューも提供 http://www.fashion-press.net/news/18139
かつての池袋リブロもどきの動き?
「書籍コーナー「MUJI BOOKS」は、2階に場所を移し、東日本一の規模に拡大される。天然の無垢材を使用したオリジナルの書棚が並ぶ売場内には、選りすぐりの書籍2万冊に加え、100円でコーヒーが買えるコーヒーマシーンや、着席してくつろぎながら本を選べるテーブルと椅子を用意。また無印良品の商品と、それに関連した書籍で構成した複合売場を1階~3階の随所で展開する」。

●家電や食器、アートまで販売!? “進化する書店”はどこに向かう? http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150803/1065869/
売り場にテーマ性を持たせるなどして、書籍以外の商品も同じ棚に並べる「融合型」の書店が増えている。

●ローソンが書籍の販売を拡大へ、書店減少受け全国の約1,000店舗から。 http://www.narinari.com/Nd/20150833381.html
「通常のローソン店舗ではコミックを除く書籍は10〜20アイテムほど販売しているが、今回導入する書籍販売専用の商品棚では、小説文庫や雑学文庫、ビジネス書、料理・健康の実用書など、「人気の本」約75アイテムを取り揃える」。

●紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21I1N_R20C15A8EA2000/
出版業界に「流通革命」を。「紀伊国屋書店は4月に大日本印刷と設立した共同出資会社でも、出版社と直接取引や買い取りの拡大などに取り組む考え」。

 

 

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