●アクティブ・ラーナーを産むのが高等教育の究極のテーマ

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●ゲイツ氏やジョブズ氏を生む起業家教育 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/041400010/100400013/
中高生向けにプログラミング教育を手掛けるLife is Tech !(ライフイズテック)というスタートアップ企業の活動。
サッカーの本田圭佑氏や伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、電通デジタル・ホールディングスなどが出資者。

プログラミングの本質は今ある課題は何で、それを解決するには何をすればいいのかを論理的に考えること。その解決策に従って実際のプログラムを組んでいきます。メーンとなるのはコーディング(設計書や仕様書を元に実際のプログラム言語に書き換える作業)ではありません」。

・「自分の働きかけで社会が変わる」と実感することが大切。
Communityで学ぶ:個人学習でも単なる集団学習でもなく、学習者が「学び」を通して、コミュニティーを形成していく。そんな世界観がやってきている。このideaの先に構築される、「高等教育」がなければならない。
(サイト: Life is Tech ! | ライフイズテック | 中学生、高校生のためのプログラミング教育・ITキャンプ/スクール https://life-is-tech.com/

●教授の講義を聞く授業ではなく、自分の細胞を通じて体に知識を取り入れるアクティブラーニングで、落第率は50%も下がる。 https://tracpath.com/works/story/active_learning/
聞き取って内容を暗記するといったような「表面上の学習」から離れて、「体験を通じての学習」を核とする授業。「このアクティブ・ラーニングを提唱した、エリック・マズール氏は、「Peer Instruction (生徒同士による指導)」といって、生徒間のディスカッションやディベート、そしてグループワークをおこなうことで、生徒がより効率よく勉強できると述べてい」る。

(出典: 違和感だらけの大学生活……このままでいいの?  http://next-ryugaku.jp/column/preparation/756 )
実験や身体を使って物事を学ぶ方が、脳での情報の伝達がより効率的に行なわれ、知識として記憶に残りやすい」ことが背景にあるとされ、聞き取り式の授業はアクティブ・ラーニングと比べて落第率が1.5倍という結果も報告されている。

アイディアは瞬間的に「ひらめく」ものではなく、実は長期的に積み重ねられた知識によって発見されるものである。「アクティブ・ラーニングを通じて学生が確実に知識を積み重ねるようになれば、斬新なアイディアやひらめきを生み出す土台も、自然と作られていくのではない」だろうか。

●専門職大学院を中核とした高度専門職業人養成機能の充実・強化方策について http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/09/12/1376916_02_1.pdf
日本の生産性をあげていく中核人材「専門家」を輩出するための大学(=専門職大学院)、という観点からの問題点の整理と、その課題解決策の方向性について提言。
たとえば、「そもそも既存の大学院への批判があったから専門職大学院ができた。米国などでは管理職に就く人材は大体、大学院を出てマネジメントなどを学んでいる。そうした人材を日本でもきちんと評価、処遇すべきだ」(福井大学教職大学院・寺岡英男教授)。だが、いまだにその土壌ができる気配は見えない、などの現状を打開する必要があった。

●今後の高等教育政策の在り方について(当面の検討事項) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/09/12/1376916_06_1.pdf
「今の日本の大学はジェネラリストを輩出していて、人事、勤労、経理などでの専門性が発揮できていない。実際には素人がそのような仕事をしているために、日本のホワイトカラーの生産性は低いままという状況がある」。

「単純作業をAIが担うようになる中では、何を学ばないと社会に出てから役に立たないのかということを大学において学ぶことができる仕組みを高校・大学・社会への接続の中で実現すべき」。

「サイバー大学、MOOC等、教育のICT化によって様々な学びの場、学びの機関、手段が得られるようになってきているが、これらはいずれ既存の大学と競合していく。ICTでつながるメカニズムを持った教育の手段、教育機関をどのように日本の教育に取り込んでいくのか、将来を見通して考えていくべきではないか」。

●「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー),「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)の策定及び運用に関するガイドライン http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/__icsFiles/afieldfile/2016/04/01/1369248_01_1.pdf
ディプロマ・ポリシー:各大学,学部・学科等の教育理念に基づき,どのような力を身に付けた者に卒業を認定し,学位を授与するのかを定める基本的な方針であり,学生の学修成果の目標ともなるもの。
カリキュラム・ポリシー:ディプロマ・ポリシーの達成のために,どのような教育課程を編成し,どのような教育内容・方法を実施し,学修成果をどのように評価するのかを定める基本的な方針。
アドミッション・ポリシー:各大学,学部・学科等の教育理念,ディプロマ・ポリシー,カリキュラム・ポリシーに基づく教育内容等を踏まえ,どのように入学者を受け入れるかを定める基本的な方針であり,受け入れる学生に求める学習成果(「学力の3要素」※についてどのような成果を求めるか)を示すもの。
(1)知識・技能,(2)思考力・判断力・表現力等の能力,(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度。

●MOOCと社会人の学習環境 山内祐平氏 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/011/siryou/__icsFiles/afieldfile/2016/10/11/1377890_5.pdf
・カリキュラム化:社会人向け研修の代替/IT系、ビジネス系が人気/カリキュラム修了証の発行
・学位への展開:オンラインカリキュラムを束ねることにより、学位要件の半分をクリア
・将来展望:1.自国の 18歳から22歳だけでなく、社会人を含めた高等教育レベルの知を求める全ての人のためのユニバーサルサービスヘ転換。2.ブレンド型学習の導入による、単なる知識伝授を超える高度な能力育成機関への展開。

●gaccoを通じた生涯学習 伊能美和子 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/011/siryou/__icsFiles/afieldfile/2016/10/11/1377890_4.pdf
自律した学習者でも学習継続は難しい。そこで「ピア効果」を狙った「学びのコミュニティ」づくりに注力。それがオンラインワークショップシステムである「gaccatz(ガッカツ)」。

●知識経済の中での生き残りには、企業内教育が鍵だ http://jp.techcrunch.com/2016/10/31/20161030in-a-knowledge-economy-corporate-learning-is-necessary-to-survive/
「企業の従業員の将来は知識ネットワークの構築にかかっている。この種の学習は、既に私たちのモバイルで変化する世界を反映している。今日の人びとは、本やセミナーから学ぶように、オンラインや直接対面で他者から学ぶことがわかってきた。それは、ハイテクに精通した学習者をその可能性の限界まで引き上げる、知識共有の文化を創出するのだ」。

http://nyti.ms/1ocZBuV

●国立大学で若手研究者が減少、「40代でも先見えないのが普通」の声 https://thepage.jp/detail/20161026-00000008-wordleaf
若手研究者の減少の大きな要因と見られているのが、国が人件費などとして大学に交付する「運営費交付金」の減少。

40歳代になっても任期付き教員の職すら得られず、かといって年齢もあり民間企業へも行けない、そういった人たちが増えている」。

●志願者集まらない地方の私大 定員割れが44.5%に http://www.zaikei.co.jp/article/20161002/329965.html
「三大都市圏の大学では学生数が増加傾向にあるが、逆に地方では定員割れをしているところが多いとのこと。学部の内容では、特徴がなく就職に結びつきにくい学部で志望者の減少が確認されている」。

●なぜ東京大学に中国人が殺到?背景にあまりにも過酷な受験事情 http://news.livedoor.com/article/detail/12184085/
「そもそも中国は、隋の時代から1400年の長きにわたってエリート官僚の選抜試験である「科挙」を実施してきた国で、学問、勉学を重視する姿勢は日本よりもはるかに強い」。
そんな中、地域ごとの進学確率格差の存在が日本留学の選択肢を産んでいる。
「大学の合格者数は、試験の段階で地域ごとに割り振られていて、たとえば北京大学は、北京市出身者は1000人取るのに、四川省からは50人しかとらない(数字は非公表)、といったことがありえ、地方の学生には圧倒的なハンデがあるのです。
どんなに努力しても報われない可能性があり、「だったら日本に行くよ」と考える学生も少なくありません」。

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●大学における電子教材配布システムの静岡大学の活動とこれから https://www.dropbox.com/s/z27wrceimp1qjn6/e-CC%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC20161101.pdf

●世界の大学ランキング 日本のトップ30は? https://zuuonline.com/archives/125086

●「アジアの大学ランキング」東大首位陥落、韓国勢が躍進 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00000007-zuuonline-bus_all

●THE×ベネッセ、世界大学ランキングと大学改革を解説…日本版発表予定日も公開 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000014-resemom-life

●ブロックチェーンは教育界でも花開く 「学び」も「働き方」も激変 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/091500203/100400007/

●疲れない脳をつくる 1日1回プチ瞑想のススメ http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08306980T11C16A0000000 

 

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