●危機にある日本の大学

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

◯AIで変わる大学教育 学生の読解力こそ重要 国立情報学研究所教授 新井紀子氏 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO99025570Z20C16A3TCQ000/
危機的状況にある、日本の大学生と大学経営。
「(こんにちの日本の)大学の主な問題は、学生が大学教育を受けられる状態で入ってきていないことにある。大学教育は学生が自分で教科書を読んで勉強できることが前提だが、そうなっていない。初年次教育と称して、小学校でやるようなことをまた教えたりするのはあまりに効率が悪すぎる」。

「大学の入り口の状況を改善するには、中学卒業までに中学の教科書を読めるようにし、高校では普通の文章を書けるようにする必要がある。教科書も読めないのにプログラミング教育とか、やっている場合ではない」。

●生き残りをかけて迷走する大学の“国際教育”のいま http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000004-zdn_mkt-bus_all
「実体が伴っていない国際教育を推進するくらいなら、日本語をこれまでの倍の質と量で教えていくことの方がまだ重要だろう。昨今、「知識基盤社会」とも叫ばれるが、知識はいつの時代でも社会の分母であり、それはまず母国語で共有されねばならない」。

●私立短期大学の振興について http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/073/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2016/07/27/1374620_4.pdf
相次ぐ女子短大の募集停止のニュース。終焉に向かう?女子短大。
いやいやその実績と特性をもっと注視すべき:
・67.8%の自県内入学率~地方においては特に自県内入学率が高い傾向
・74.4%の自県内就職率
・61.1%の専攻分野を活かした専門・技術的職業従事者の就職率

●2030年に向けた国内大学のパラダイムシフト (2) 国内大学の逆襲 http://news.mynavi.jp/series/education3/002/
現在の日本の大学が置かれた状況は、1980年代中盤から1990年代に掛けて18歳人口の激減に見舞われた米国に似ている。
米国の大学はそのころを境に、補助金や教育収入に頼らない企業的なモデルを確立した。
「米国の大手大学では総収入に占める学納金(授業料)収入の割合を30%前後まで圧縮させる事に成功し、コスト面も変動コスト割合が高まり、学生数の減少に伴う経営に対するインパクトを極小化させた。加えて、他事業から得た収益を教育に投資する好循環モデルを確立し、現在の"世界をリードする米国大学"の基盤となるROI(投資対効果)を高めたビジネスモデルに転換したのである」。

さらに今日的課題としてデジタル化がある。
「デジタリゼーションは、既存市場の定義も変えるものであり、大学においては、「教育(Education)から学習(Learning)への転換」が始まる」。

●自分で継続して学習を続ける「自己管理学習」を成功させるために重要なポイントとは http://gigazine.net/news/20160720-self-teaching/
Microsoftのビル・ゲイツ氏にも、Appleのスティーブ・ジョブズ氏にも大学は不要だった(両氏とも中退)」。
ポイントは「自己学習」に関する能力とそのスキル獲得。
「多くの研究結果からは、頭の良い人ほど自己管理学習に労力を多く費やしていることも明らかになっています。頭の良い人は一つのトピックに集中すると、他の人よりも早く学習を成し遂げます」。

また「新しいアイデアや進むべきフィールドを見つける際に重要なのが、頭の中にぼんやりと存在する全体像のスキーマです。明確な「事実」とは異なり、スキーマは頭の中に存在する膨大な知識が雲のように集まり、抽象的な概念として出現するものといえます。多くの材料をもとに、一段高いレベルで何かが生まれる、これこそが「メタ効果」といえるのですが、やはりその背景には多くの正確な知識を持っていることが重要となります」。

●現役大学生と先生が議論、「学校IT活用」の理想像とは?http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1605/09/news02.html
「学生だけでなく先生にも、今のITの現状に合ったITリテラシーが必要だと思います。スマートフォンでコミュニケーションを取った経験もなく、そもそもスマートフォンがどういうものなのかも分からないまま、頭ごなしに「スマートフォンはダメ」だと言っている先生もいるのではないでしょうか」。
「検索だけならスマホで十分」 。

●大学の情報リテラシー教育、その最前線を探る http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/061000547/
高校の情報教育が、教科『情報』だけで閉じてしまう。数学、国語、英語、社会、理科ではパソコンを使わないし、家庭でも使わせていない。結局、パソコンを使うことが実質化していない」。
そこで京都大学では、「まずは大学での学業や学生としての社会生活に必要となるICT利活用スキルと、倫理的な行動規範を獲得すること。そして社会人となった後、社会の中で中核的な役割を担う職業人として情報やICTについてきちんとした素養を身に付けていること」を情報リテラシーの目標に設定した。

● 社会科学系大学におけるICTリテラシー教育の再生 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/548422/070600088/
嘉悦大学の取り組みについて。
「ICT4科目では,情報の入力-編集-出力という一連の知的生産プロセスを,4科目それぞれにおいて異なる形で経験する.このプロセスを通じて,断片化されたソフト利用のノウハウを超えた問題解決の手段として統合的にICTを活用し,広く知的生産において必要とされるリテラシーの育成を目指す」。

アクティブラーニングの観点配慮した3点:
・ノートPCを中心としたICT機器のBYOD
・クラウドサービスの活用
・コラボレーションを重視した教室環境

●大学初、東海大がAO入試にJMOOC講座を活用 http://ict-enews.net/2016/06/30jmooc/
東海大学海洋学部における2017年度アドミッションズ・オフィス入学試験(AO入試)[学科課題型]でJMOOC 講座、「海から考えるこの星の未来」を使用する。

●デジタル ナーシング・グラフィカ2016 for Windows登場! http://www2.medica.co.jp/topcontents/digital_ng/win/
『デジタル ナーシング・グラフィカ2016 for Windows』は、テキスト全41巻1万1496ページと266点の教育動画、総出題数3035問の問題集、2万語の看護辞書を収載した新時代のデジタル教科書アプリ

★Newly Released Report from National Association of College Stores Shows Increase in Use of Digital Course Materials - NACS: Media Room: Press Releases http://www.nacs.org/advocacynewsmedia/pressreleases/tabid/1579/ArticleID/475/Newly-Released-Report-from-National-Association-of-College-Stores-Shows-Increase-in-Use-of-Digital-Course-Materials.aspx
全米カレッジストア協会(National Association of College Stores:NACS)が、“The study, Student Watch?: Attitudes and Behaviors toward Course Materials: 2015-2016 Report”を刊行。
その中で、学生のデジタル教材への嗜好が徐々に高まっていると指摘。

★Affordable Course Content and Open Educational Resources, SPEC Kit 351, Published by ARL | Association of Research Libraries® | ARL® http://www.arl.org/news/arl-news/4067-affordable-course-content-and-open-educational-resources-spec-kit-351-published-by-arl#.V5rQL9KLSUl
「手頃な価格の講座(Affordable Course Content:ACC)とオープン教材(Open Educational Resources:OER)」。
・米国の高等教育機関の教員のOERへの認識度は向上
・オープンであることが教材として選択されるための強力な要因とはなっていない
・教員がOERを採用するためには、その発見可能性を高めるとともに、内容も評価される必要がある 

 

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