●生活者は自らの意思決定で自分の生活環境を整える

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●「広告ブロッグ」がネットサービスの生態系を崩壊させてしてしまうのか? http://zen.seesaa.net/article/426346714.html
「結論から言えば、今のモバイルブラウザを対象にする広告ブロッカーのレベルでは、広告売上に及ぼす影響は心配するほど大きくなさそう」「総デジタル広告費の約0.5%が損害を受けるに過ぎない」。

●iOS 9の隠れた目玉機能、「広告ブロック」とは何か? - モバイルWeb広告における影響を考える http://ascii.jp/elem/000/001/053/1053676/
「広告ブロック」は有効化する必要がある。しかもかなり面倒。
「機能自体はiOSのWebブラウザであるMobile Safariで提供されるもので、Safariの設定でその機能を有効化できる。ただ「Safari自体は広告ブロックの機能を備えていない」ため、別途アプリで同機能を追加しておく必要がある。この広告ブロック機能を持ったアプリはApp Storeからインストールできる」。
ただし多彩、広範囲:「TechCrunchが「1Blocker」というアプリで紹介しているように、広告ブロックにとどまらず、ユーザー行動の追跡防止機能や各種コメントやウィジェットの無効化、アダルトサイト排除、ブロック対象のURLのカスタマイズなどが可能」。

●「広告ブロック」アプリが1番人気に急上昇し、突然取り下げられる http://bit.ly/1KQWr3b
Safariで広告ブロック機能を有効化する手段が提供されたことで、同機能を提供する各種アプリがiOS 9の配信開始とともにApp Storeから検索できるようになった。ところがその一番人気のアプリ「peace」が、突然ストアから消えた。
「Peace」は無差別に広告そのものを除去すべく動作するため、「All or Nothing」の状態となり、これが及ぼす悪影響が憂慮されていた。

(「Peace」有効化(写真右)により、広告バナーが表示されなくなる)

●Apple の 広告ブロックは、Facebook に対して無力である:その関係を整理しておこう http://agilecatcloud.com/2015/09/17/advertising-insights-ad-blocking-display/
広告ブロック・アプリのおかげで、「ネイティブ広告がノン・ネイティブ広告よりも圧倒的に有利になる(略)。つまり、Facebook/Twitter/LinkedIn などにおけるネイティブ広告は、ユーザーのニュース・フィード内に配置されているのだ。また、モバイル環境においては、Web ブラウザでアド・ブロックを設定しても、モバイル・アプリ内の広告を止めることはできない」。

●Google幹部、iOS 9の広告ブロック機能は「お湯と一緒に赤ん坊を流してしまう機能」  http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1510/02/news097.html
不要なものを捨てようとして大事なものまで捨ててしまうという西洋圏のことわざ。

●アドブロック「歓迎」論 〜その存在は、デジタルマーケティングを自滅から救う http://digiday.jp/agencies/httpdigiday-compublishersad-tech-always-wins-ad-blocking-users-new-hot-ad-targeting-segment/
生活者が自ら意思決定して、自分の周りの生活環境を整える時代の到来
「テレビ視聴者はケーブルを切断してNetflixやHuluを視聴し、地上波ラジオのリスナーは、耳障りなAMやFMを放り出してPandoraやSpotifyを聴き、紙媒体の読者は、もっと自分の関心にマッチするソーシャルメディアに乗り換えている」。
広告にもその嵐は及んでこよう。
「広告は、これまで常に「悪魔との取り引き」だった。つまり生活者は、自らの関心を差し出して、スポンサー付きのコンテンツを手にしてきた。しかし今、コンテンツにアクセスするコストは下落しつつあり、生活者の関心や注目がもつ価値は上昇しつつある。どこかで妥協せざるを得ない」。

●広告ブロックについての私見 http://youkoseki.tumblr.com/post/129596084675/adblocker
具体的、正確には、広告ブロックアプリはモバイルブラウザのSafariでのみ機能する。アプリ内ブラウザ(WebView)では今まで通り広告が機能している。
「今は」、だが。つまり、この先はわからない。
なにしろ、デジタル広告業界は、誰もが広告主になることができ、誰もが広告を直接運用することができ、誰もが広告スペースを卸すことができるようになってしまった。皮肉にもこの「広告の民主化」が広告の品質を押し下げ、とうとう広告ブロック・アプリが出て来たのだから。

●再生開始から3秒で、7割がスキップ? 「動画広告」の課題を浮き彫りにした、Snapchatの事例 http://digiday.jp/publishers/snapchat-viewers-quick-skip-video-ads-brands-dont-impress/
瞬時に動画広告をスキップする若年層。この行動に対抗するには、一発ギャクグのようなクリエイティブを用意すべき?

●米デジタルマーケティング業界が抱える6つの課題【米iMedia Brand Summit 2015】 http://markezine.jp/article/detail/23175
ホントウに見ているのか?/ボットによるインプレッションやクリックに対しても媒体社やツールベンダーが課金している問題/広告ブロック/浮気っぽい消費者/オンライン動画/Native Advertising。

●「消費者時代」のデザイン http://jp.techcrunch.com/2015/10/05/20151002design-in-the-age-of-the-consumer/
テクノロジーに精通した消費者は、完璧な機能性と優れたユーザー体験だけでなく、美しさ求めるようになってきている。
デザイン能力は、成功しているデジタル企業の成長を定義する。デザイン主導の企業は、自らの洞察に基づきすばやく行動できるため、早期の失敗やテスト、学習を活かしてプロトタイピングを反復することで製品やサービスを完成させる。これは企業の成長を助け、収益性と拡張性を高める」。

●映像見放題・音楽聴き放題サービスをネット接続なしで利用しているキューバの実態に迫る http://gigazine.net/news/20150925-cuba-movie-without-internet/
2015年7月にアメリカと国交を回復したばかりのキューバ。人々は人力インターネットで映像や音楽を楽しんでいる。コンテンツのはいったUSBを流通させることで。
「内容はさまざまで、金曜日にアメリカで劇場公開された映画なら翌週の月曜日に配布されるUSBに含まれている」。

定額制ビジネス支援のZuoraが日本法人設立 「あらゆる業界にサブスクリプションモデルをhttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/1509/29/news129.html
Zuoraは、ユーザーが利用期間に応じて料金を支払う「サブスクリプションビジネス」のシステム基盤をSaaS型で提供する企業。

●インフォグラフィックの作り方を知りたい人へ。制作フローと必要メンバー http://www.visualthinking.jp/archives/10982
必要なメンバー:デザイナー(黄)/編集者(赤)/データ解析者(青)。
作り方フロー:トピックの選定/調査/データ収集・集計/データ解析/ストーリーの発見/アイデア・スケッチ/編集/デザイン/.検証/インフォグラフィック完成。

●デジタルデトックスはもうやめて、テクノロジーと共存する方法を探そう http://www.lifehacker.jp/2015/09/150910no_digital_detox.html
今すぐ通知をオフに。あるいは、オフラインで仕事をする/スマートフォン中毒の原因になっているアプリを削除/手の届かない場所に置く/ポジティブなことをする習慣をつける。

●テレビ視聴とメディア利用の現在~「日本人とテレビ・2015」調査から~ http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2015_08/20150802.pdf
王様であることには変わりないが、次第に権威は落ちる傾向。
テレビに対する肯定的な意識の低下や、テレビの必要性の低下が中高年層にもみられるように。またメディアの<報道>機能や、ニュースや情報を知るうえでの<速報性>といった、これまでテレビが他のメディアに比べて圧倒的に強いとされてきた面においても揺らぎが生じている。