●Google Chromebooksと教育の情報化

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

★Google Chromebooks Make Up Nearly Half of All US K 12 Device Sales https://www.edsurge.com/news/2015-09-11-google-chromebooks-make-up-nearly-half-of-all-us-k-12-device-sales
米国の第2四半期の教育現場で購入されたデバイスのほぼ半数(49%)がChromebook。タブレットは28.4%、ノートパソコンが22.7%。
Chromebookをノートパソコンとは別のカテゴリーにしているのは慧眼。

●大きく成長を遂げたChromebookの魅力とは http://www.lifehacker.jp/2015/09/150920_chromebooks_appeal.html
タッチスクリーンは折り返してタブレットのように使え、価格は300ドル(約4万円)。しかもウェブサイト以外でも使えるネイティブアプリが多数ある:evernote/Wunderlist/Plex/Spotify/Sunrise Calendar/Pocket/Kindle Reader。またオフラインでも使える。
Chromebookは、ノートパソコンとタブレットの座をあっという間に奪ってしまいました。場合によっては、スマートフォンのもつ役割でさえ、Chromebookでほとんど間に合ってしまうくらいなのです」。

●無料小冊子「 Chromebook™ がよくわかる本」ダウンロード https://g-apps.jp/download-chromebook.html
教育機関に採用が進む理由: ウェブブラウザ機能しか持たない Chrome OS の意義/一人一台が無理なら、1クラス分から手軽に始められる/ウェブアプリ「Google Apps」との相性が抜群/時間・場所・端末の制約がない柔軟な協調学習環境。そしてなんといってもICT運用コストの削減に有効。

●全中学にタブレット端末 滋賀・草津市、自発的学び図る http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20150923000123.html
「タブレットは全教科に活用し、1日2授業を想定した台数を配備した。各生徒が意見を書き込み、教員や生徒同士で共有するほか、アプリで問題集を解いたり、撮影機能を使ったりと、さまざまな活用法がある。デジタル教科書も電子黒板とタブレットを連動させて使用する」。

デジタル教科書の普及はBYODで http://www.huffingtonpost.jp/hajime-yamada/digital-textbook_b_8194242.html
「文部科学省の『平成26年度全国学力・学習状況調査』によれば、小学6年生の約15%は1日1 時間通話やメール、インターネットをし、中学3年生では約48%に上がる。そこで、子供たちに自宅のデバイスを持参させるという方法が考えられた。これがBring Your Own Device(BYOD)で、北欧諸国ではすでに採用されている」。

デジタル教科書で論議 健康面などへの影響に配慮を http://www.kyobun.co.jp/news/20150928_02.html
名称の変更から:「デジタル教科書」には広い意味でデジタル教材も含まれることから、「デジタル教科書」と便宜上改めた。

●次世代キッズの学びの場は渋谷にあり「ワークショップコレクション11」レポート http://www.sensors.jp/post/workshop.html
デジタルネイティブ世代の子どもたちの遊び・学びが、テックの力でいかに変化していくのか考えた。
「幼少時代より、鉛筆とクレヨンと同じように、タブレットとスマートフォンなどテクノロジーが手の届く所にある、デジタルネイティブ世代の子ども達。デジタルをシームレスに見ているからこそ、テクノロジーで学び、創造力を育むチャンスがある」。

●ベネッセの危機 深刻な会員数減少止まらず赤字 http://biz-journal.jp/2015/09/post_11673.html
進研ゼミの会員数はピーク時には420万人を数えたが、漏洩事件の影響で15年4月には271万人と35%強減少。
「通信教育講座は通信添削を中心とした家庭学習システムで、継続性が強みだ。安定収入が得られる半面、いったん顧客離れが進むと、呼び戻すのは容易ではない」。
対応作戦として、社会人を次のターゲットに。

●TACは急伸後の調整一巡、新領域への事業展開や収益改善基調を評価 http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20150928-00000029-scnf-stocks
教育は成長市場。「財務・会計、経営・税務、法律など既存領域の市場が縮小傾向のため、中期成長に向けて、オンライン教育サービス(Webなどの通信系講座)や、M&Aも積極活用して教員、医療、介護、語学など新領域への事業展開も強化」。
15年8月には100%子会社TAC桐原書店を設立して、桐原書店(東京都)の事業全部を譲り受ける。これで出版事業の幅が広がるとともに、資格・検定試験分野に新たに語学系のコンテンツを開発できる能力が加わる。

● “校務の情報化”の「本質」とは http://www.cubeland.net/jirei_htm/500067/
「教員1人1台のPC」の狙いは、「校務の情報化」。「校務の情報化」の本質は、情報の“共有”と“再利用”によって効率化と高度化を実現する点。
『教育の情報化に関する手引』にも、第6章「校務の情報化の推進」において、校務の情報化の目的からゴールイメージ、そのプロセス、留意点が詳しく書かれている。

●新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/03/10/1355804_04.pdf

高校生活や、大学入試の在り方が大きく変わる可能性大。また各教育機関で「PDCAを回す」が合言葉になり、各種指標で組織が管理され、教員が評価されていくことなりそう。

●高等教育の輸出産業化と世界の大学ランキング http://www.iti.or.jp/kikan101/101nagata.pdf
ここ10年に起きた現象、それは「大学教育(サービス)の国際化」。
「教育サービスを提供する主体も教育サービスを受ける需要者も、一国の中では納まらず、国境を越えて教育サービスを供給・需要する傾向が顕著になってきている」。
経済の論理が教育界に押し寄せてきている。教育輸出額を各国が競う時代に。

●大学改革と研究費~運営費交付金と競争的研究費の一体的改革をめぐってhttp://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_9484227_po_077501.pdf?contentNo=1
大学の「3類型化」の根拠となる文献。
「国立大学の機能強化を支援する財政的枠組みを「地域貢献」、「特定分野」、「世界水準」に分け、「世界水準」の運営費交付金支援の一部を「地域貢献」の機能強化に回し、その代わり、競争的研究費の間接経費を確実に措置することで、世界水準を目指す大学は競争的研究費の獲得とその間接経費で不足を補うとともに、世界水準研究大学の形成のための新たな重点支援制度を設けることが構想されている」。

●大学教員の雇用状況に関する調査~学術研究懇談会(RU11)の大学群における教員の任期と雇用財源について http://www.nistep.go.jp/archives/22836
一般企業で正規・非正規の枠組みで変容が始まっている社員の「包摂と排除」の構造が、大学教員についても始まっている、その実態について。
「平成 19 年度から 25 年度の間に教員の年齢構成が変化し、特に若手教員において任期無し雇用が顕著に減少するとともに任期付き雇用が大幅に増加している。また同時に、任期無し教員の高齢化も認められる」。

●高大接続システム改革会議「中間まとめ」の公表について:文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/toushin/1362096.htm
「初等中等教育については,次期学習指導要領においてアクティブ・ラーニングをはじめとする能動的学習への一層の発展を目指すこととされていること等を踏まえ,各大学は,このような学習を経験してきた学生を更に伸ばすことを意識した大学教育を提供することが求められる」。
イメージ図 http://bit.ly/1L7v5fy http://bit.ly/1FvvgPa

●大学に求める教育分野に対する企業の意識調査 http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p150905.pdf
自社で業務を遂行するにあたり、大学の文系出身者と理系出身者に対して求めることに違いがあるか尋ねたところ、「ない」と考えている企業が半数。
実社会からの声。

●100位内に大阪大学など9校 イノベーティブな大学国際ランキング http://www.huffingtonpost.jp/science-portal/the-worlds-most-innovative-universities_b_8186774.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
1位から9位までは米国の大学で、10位に韓国の大学。日本勢は大阪大学(18位)、京都大学(22)、東京大学(24)、東北大学(39)、東京工業大学(51)、慶應大学(58)、九州大学(81)、名古屋大学(89)、北海道大学(98)。

●ストレスの少ない大学スマホ・サイトの作り方 http://consult.nikkeibp.co.jp/staffroom/archives/20150918_1/?mmcd=ml20150924-10
スマートフォン・サイトのなかから、ランキング上位のサイトを紹介:明治学院大学、名古屋工業大学、福岡工業大学。
明治学院大学:まずスマホを意識してサイトやページをデザインし、それを前提にPC向けページをデザインした。結果「スリム化」が意識され、力を入れたビデオ・コンテンツも生きてきた。

名古屋工業大学:交通アクセスのページに配慮したサイト。ちなみに2015年4月英語版サイトもスマホ対応にした。すると英語版サイトのアクセスが2倍に増えた。

福岡工業大学:「新着情報」「入試情報」など8個のメニューボタンが斬新。またスマホ・サイトはPC向けとは異なるURLに。レスポンシブではなく別URL方式を採用した理由は、PCで見ているときにレイアウトが変わるストレスを避けるため。

★Stanford Encyclopedia of Philosophy http://plato.stanford.edu/
各分野の専門家からなる編集委員会が企画・管理。ただし書き上がった項目は次々と公開され、適宜更新される。つまり紙と異なり、逐次完成、また「永遠のベータ版」。1995年にわずか2項目で公開されたサイトが、20年間で1500項目に。学術誌と同じく ISSNが付けられているのが面白い。
書籍の権威性と、クラウドソーシングの最新性という両方の長所に加え、分かりやすさを併せ持つこの編集モデルは"dynamic reference work" と呼ばれている。学術的な知識を継承するための新しい形となるか。

 

 

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