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Ⅲ. 【伝える/楽しむ】── 貸本屋から「サブスクリプション」、絵巻物から「Webtoon」へ

シリーズ:電子出版半世紀を日本語書物史千年との交錯点で読み解く

Ⅰ. 【記録する/保存する】── 写本から符号へ、和紙からパルプそしてサーバーへ
Ⅱ. 【調べる/扱いやすさ】── 類聚(分類)の情熱と「EPWING」から「URL」へ
Ⅲ. 【伝える/楽しむ】── 貸本屋から「サブスクリプション」、絵巻物から「Webtoon」へ
Ⅳ. 【学ぶ】── 福沢諭吉の『学問のすゝめ』から「デジタル教科書」へ

 

本を所有せず、アクセス権(読書権)を一時的に買って楽しむ

書物は知識を厳密に保管するための箱であると同時に、物語を広く「伝え」、人々がそれを「楽しむ」ためのエンターテインメントの舞台でもある。このエンターテインメントとしての書物文化の広がりを支えたのは、日本独自のユニークな流通インフラと、視覚的な表現への類稀なる感性である。 Continue reading