Tag Archives: バルザック

●MITが「世界で最も革新的な50社」を発表─Googleは3位、Apple圏外

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┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●MITが「世界で最も革新的な50社」を発表──Googleは3位、Apple圏外 http://appllio.com/20140221-4890-mit-50-smartest-companies

日本企業は一社もない。つまり日本に、イノべーティブな企業はない、との判断。ただし、アップルも圏外。アップルは、「いま」イノベーティブでなくなっている、ということ。「このランキングが焦点を合わせているのは、いまどこで重要なイノベーションが起きているのか」が判断基準だからだ。

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ヴォートランのお説教|ピケティ用語集

ヴォートラン

19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの代表作『ゴリオ爺さん』に登場する悪党がヴォートラン。

舞台は1810年代のパリ。ゴリオ爺さんは苦労人で、革命時代とナポレオン時代にパスタと穀物の事業に汗を流し、いったん財をなしたものの、その財を二人の娘のためにつぎ込んでしまい(パリの最高上級社交界に娘を送り込み、婿探しをした)、いまは貧しい下宿屋の主人。その下宿屋には上流社会入りに憧れ、地方からやてきた苦学生、法学を勉強しているウージェーヌ・ド・ラスティニャックと、お尋ね者で「トロンプ・ラ・モール」(死のいかさま師)と呼ばれる悪党の親玉、ヴォートランがいた。 Continue reading

 
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ラスティニャックのジレンマ|ピケティ用語集

ラスティニャックのジレンマ

19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの代表作『ゴリオ爺さん』に登場する法律を勉強する苦学生がラスティニャック。

ラスティニャックのジレンマとは、勉強と労働で功成り名を遂げ、安寧な生活を得るのが効率的か、資産家の娘と結婚することで相続で不自由しない生活を手に入れるべきか、の二者択一のことだ。 Continue reading