●働き方改革のもう一つの視点

170616 PM
┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

働き方改革の視点のひとつに、私たちのICT苦手意識の存在や心理学の学術成果(「本来の自分を曝け出」せる効果)もいれるべきかもしれない。

●WordPressの運営会社が本社オフィスを閉鎖 —— リモートワークに完全移行 https://www.businessinsider.jp/post-34342
究極のリモートワーク体制。「従業員にはホームオフィスを推奨し、ミーティングはオンラインで行われ、全てがチャットルームで完了できる。チームメンバー同士が実際に対面する必要がある際は、会社が世界中どこであろうと旅費を出す」。

●グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137
「チーム編成の在り方」と「労働生産性」の間には、ほとんど相関性がないことが調査の結果わかった。しかし、同じ人でもチームが変わると駄目になるという現象は確かにある。
最終的に、心理学の専門用語でいうところの「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかにかかっていると判明した。

社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高めることにつながる。」

●ゲーム会社が週休3日制度導入、月曜日を「特別休暇」に http://news.nicovideo.jp/watch/nw2815534
「業務効率化のため、年に1度、パソコンの基本操作のテストを実施している。
その成果もあり2016年の月平均労働時間は147.3時間。全国平均の161.1時間より大分少ないが、売上は過去最高を記録した」。
「売上も上がったことから週休3日に踏み切りました。(略)働き方を自分で管理できることもあるため実施に至りました。特別休暇は副業やプライベートの時間などに当ててもらえば」。

●日本人の残業が増えたのは電子化が原因 https://anond.hatelabo.jp/20161028235137
「普通の国なら電子化によって効率化して仕事量は減る。ところが日本は電子化によって仕事量が増えた。単に紙でやっていた作業を電子化しただけなので作業量はほぼ変わらずに習熟のコストだけが上がった。Excel方眼紙やPDFだらけのシステムはそのせい」。

●データとして役立たない「神エクセル」問題に解決の兆し 河野太郎議員が文科省へ全廃を指示 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/04/news107.html
「神エクセル」は賛同する人のネーミング、「紙エクセル」は紙出力しか念頭にない(=データベース化による使いまわし=共有による生産性向上)といった批判する側からのネーミング。

●アクセンチュアが調査発表と提言「日本人のネガティブなスキル意識を変革せよhttp://bizzine.jp/article/detail/2244
「今後5年間でテクノロジーの進展が仕事に与える変化をどう捉えているか?」という質問に対しての各国の回答。「脅威」と答えた労働者の割合は日本が最も大きい。


「多くの労働者は、自分のいる会社の固有の業務に注力しがち。そのため会社を横断できる汎用的なスキルの習得に注力できていない」。

┃Others あるいは雑事・雑学

●原爆資料館「アウシュビッツ博物館」と連携へ…「戦争」テーマ、職員を長期派遣、資料保存など共同研究 http://www.sankei.com/west/news/170609/wst1706090046-n1.html