本と読者の出会いのための工夫とそのコスト

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●文庫化まで待てない!電子書籍の新レーベル「角川ebook」「角川ebooknf」2017年4月5日創刊!https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003159.000007006.html
紙であるがゆえの束縛、制約を電子で振り払うことで読者ニーズに応える試み。
「いち早く近刊を読みたい単行本読者と安価に楽しみたい文庫本読者、その間のニーズに応えるものとして、話題の書籍をお求めになりやすい形態で届けることを、角川ebookは目的としています」。
文庫本は「新たな形態での刊行による読者へのアプローチ」であり、位置づけを明確にして、存続させる算段。

●ダイヤモンド・ビジネス企画が紀伊國屋書店と電子書籍領域で提携 http://www.softbrain.co.jp/news/release/2017/20170407_483.html
逆に電子本であるがゆえの制約として、「献本ができない」があった。これについて、新たな仕組みを作るための提携。
電子書籍をプレゼント(献本)するにはこれまでは、著者から一人の読者へ贈る一対一で限定的なものだった。今般、紙同様、複数の読者に向けて著者が同時にクーポンを発行することで、「献本」が実現できるように。

●翔泳社からIT関連書籍のPDF版電子書籍を109点一挙リリース! http://www.shoeisha.co.jp/press/detail/343
売れ筋を、自前小売りサイトで、PDF版で販売
「PDF形式の電子書籍なら、文字やコードのコピーや検索が容易にできるため、仕事の効率化にも繋がります!」。
(特設サイト:電子書籍109点一挙リリース記念!クーポンキャンペーン | SEshop.com https://www.seshop.com/campaign/ebook/release_201704)

●「電子書籍版YouTube構想」が、プロ漫画家280名の賛同署名を得て正式スタート http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20170404/p1
「そのマンガ投稿が実は権利者からではなかった場合、ホンモノの権利者が「すぐ削除」「しばらく様子見」「広告収益を自分に付け替え」の3つから行動を選べる。」

●若年層でスマートフォンからマンガを読む習慣が定着~ニールセン マンガアプリの利用状況を発表~http://www.netratings.co.jp/news_release/2017/03/Newsrelease20170328.html
「マンガアプリは、ユーザーが定期更新中の作品のファンとして定着すると、アプリを継続して利用する期間は長くなるので、ユーザーと定期的に長期にコミュニケーションすることが可能になります」。

●電子書籍取次メディアドゥ、大幅成長「LINEマンガ」堅調で http://www.itmedia.co.jp/business/articles/…/06/news129.html
「「今後電子書籍UIにおいてブラウザの位置付けが重要になってくる」と考え、読書インフラ環境の向上とデジタル流通の加速を狙う。AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット化)、ブロックチェーンなどの先端技術を取り込んだ研究開発も行っていく」。

●EPUB to Twitter - EPUB電子書籍をTwitterに埋め込もう https://e2t.hon.jp/
ネット上での「立ち読み」機能を Twitterで。

●学術界に貢献を 紀伊國屋新宿本店人文フロア http://book.asahi.com/booknews/bookstore/special/2017040400005.html
本の購買意欲が最も高まるのは、その存在を知った瞬間」。
だから、いかにその「存在」を知らしめる努力をするかが、書店の責務、と。「立ち読み」機能ではできない、本と読者の出会いための仕掛け。

●TSUTAYAが不振出版社を買い続ける狙い http://toyokeizai.net/articles/-/166250
本と読者の出会いための仕掛けがあれば、書店も維持可能。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のTSUTAYAは2016年の書籍・雑誌の販売額が1308億円で、1994年より22年連続して過去最高額を突破。CCCの業績が好調なのは、専門書や希少書籍を扱ったり、発見のある売り場づくりを徹底し、各地域の特性に合わせた書店を展開しているから。

●書店の倒産が前年の1.5倍に。街角の本屋さんはもういらないのか? http://www.mag2.com/p/news/245305
通販へのシフトがある中、書店の生き残りは、「利便性の追求と「(リアル書店)ならでは」の追求が不可欠」、と。

●業績不振のブックオフ、社長交代 立て直し図る http://www.itmedia.co.jp/business/articles/…/10/news084.html
通販にやられた?
ヤフオクなどの普及により個人売買が容易になった昨今、不要になった物を売りたい人も「良い物はブックオフには持ち込まない」という流れが定着し始めできたためか。
「「BOOKOFF」などリユース店舗事業で、主力商材である本・ソフト・アパレルの販売が伸び悩んでいる」。

●深センに誕生した世界最大の書店は“文化不毛の地”を変えるか http://diamond.jp/articles/-/123818?display=b
iPhone分解本、工場をマネジメントする本、ミサイルを作る本なども。

●日販・トーハンが共同配送 出版低迷、販売先は増加 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14814100S7A400C1TJC000/
「運ぶ荷物は減る一方で配送先の店舗数は増えている。16年の書店の店舗数は1万3041店で07年比2割以上減少しているが、コンビニの店舗数は5万5636店。合計では増え続けている。配送業者は少ない荷物を多くの店舗に運ばなければならない。

●アマゾン、本を直接集配 発売日に消費者へ 取次・書店介さず http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ22H2A_S7A320C1MM0000/
「配達の利便性が増すだけでなく、取次に支払っていた手数料を削減できる利点も訴え参加を促す。一般に取次を経由すると販売価格の約1割が取次の取り分になっていたという。直接取引で浮いたコストは出版社とアマゾンで分け合う。
直接取引により、新刊本などが発売日に自宅や指定の場所に届くようになる。
さらに消費者が在庫切れの書籍を発注した時も1~2日で届く。取次を経由すると1~2週間ほどかかっていた。」

●ヤマト運輸、Amazonの当日配達撤退へ ドライバーの負担軽減で http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/07/amazon_n_15854476.html
「ヤマト運輸は、ネット通販の増加により、2016年度の配達量が過去最高の18億個を更新。配達量の増加にドライバーの確保が追いつかず、長時間労働が問題となってい」た。

●(宅配クライシス)ヤマト、アマゾンの当日配送撤退へ 日本郵便が一部代替、ネット通販転機 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15027450X00C17A4MM8000/
「日本郵便はヤマトに比べると、現状の配送能力には比較的、余裕があるとされる。だが、日本郵便の輸送能力はヤマトの3分の1程度であるため、アマゾンの当日配送が可能な荷物量や地域が縮小する可能性がある。
アマゾンの当日配送は年3900円の有料会員になれば何度でも追加料金なしで利用できる。米国の年会費の半額以下の水準だ。関東や中部、関西などで利用でき、日本の人口の8割をカバーする。消費者から昼までに注文を受け付け、数時間内に商品を発送する」。

┃Others あるいは雑事・雑学
●本のかたちを考える―その2 ページって何? http://www.cas-ub.com/outline/ShapeofBook2.html

●iOS版Kindleアプリが、どんなウェブページもファイルもKindleに送信可能に http://lifehacking.jp/2017/03/ios-kindle-sharing/

●そのキーワード、お互いに「同じ意味で」使っていますか? - 電通報 http://dentsu-ho.com/articles/5003

●不思議の国のSE用語 - Qiita http://qiita.com/t_nakayama0714/items/478a8ed3a9ae143ad854
出版界の人が、WEB系の人と話すとき、知っておくといいかも、です。眼から鱗。

●事実はフォトショップよりも奇なり。加工していないとは信じ難い写真その7 30枚 http://www.kotaro269.com/articles/51431.html



 

 

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