●テキストや音声による会話が新しいUIになる

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●対話型インタフェースはどこまで進化するのか http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49925
Amazon Echoが象徴するのは、「コンピュータ操作(マネージ)」という行為の揮発化。電源、起動、アプリ起動、そして入力などの操作シークエンスそのものが消えていく。そして「あるけれどないもの」化。つまり、それは消費者が意識しないところで稼働していて、ユーザーを見守り、ある「moment」で反応し、生活の中での意思決定を支援する。
背景に、自然言語処理分野での人工知能の活躍がある。

●日本上陸も近い?家庭用音声アシスタント「Amazon Echo(Alexa)」が未来。 : まだ東京で消耗してるの? http://www.ikedahayato.com/20161004/66215380.html
Amazon Echoはハンズフリーの音声認識アシスタントです。Echoは音声サービスの「Alexa」と連携し、音楽の再生や、最新ニュースや天気情報の提供など、様々なタスクをこなしてくれます。
Echoは7つのマイクを搭載し、部屋のどこからでも、あなたの声を認識します。加えて、Echoは優秀なスピーカーにもなります。
Echoを使うときは、「Alexa(アレクサ)」という呼びかけるだけ。すぐにEchoが反応し、あなたが望むタスクをこなしてくれます」。

●グーグルがAI活用の新スマホ「Pixel」などを発表 http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/100500605/
グーグルのハードウェア事業を統率するリック・オスターロー氏は、「ハードとソフトに一緒に取り組めば、優れたイノベーションが生み出せる」と語っている。重要なのは、両者の融合によりスマートホーム・アシスタントの汎用性をいかに高めるか。
今後は日常生活のあらゆる局面でさまざまな考えを思いつき、想像し感情を発し行動をとるユーザーに対して、人工知能の技術と連携するハード網、ハード群の形成が課題だ。

●シャープが家電の人工知能化スマートホーム「AIoT」に向けて新しい会話ロボット「ホームアシスタント」を発表 http://robotstart.info/2016/10/03/sharp-atoi.html
「次のステップとして課題となるのが、「これらシャープの一部の対応製品だけでスマートホームが実現するのか」という課題。その回答としてシャープは同社対応製品以外でも、様々な家電をスマートホームに参加させるデバイスを開発中だ。それが「ホームアシスタント」」。

●AI音声アシスタント市場、2020年に2000億円超 25%の世帯が複数のスピーカー型機器を使う時代に http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48052
音声アシスタントサービス「VPA(virtual personal assistant)」で、それに対応したスピーカー型機器が「VPA対応スピーカー」。
VPA対応スピーカーが普及してくると、これを使って買い物をする人の数も著しく増え、そのユーザー体験も向上するとガートナーは予測している。
ただし同社は、今の音声アシスタントサービスには、語彙(ごい)や文脈の解釈に関して課題があると指摘。
今後は、話し言葉を単語ではなく意味で理解する技術や、状況に合わせた音声表現、意味のある返答を生成する技術を最適化していく必要があるとしている」。

(出典: 総務省|平成26年版 情報通信白書 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc141310.html

●「コンピューターによる音声認識は人間の耳と同レベルに達した」とMicrosoftが発表 http://gigazine.net/news/20161019-computer-human-voice-recognition/
Microsoftの「Microsoft AI and Research Group」の研究グループが開発した音声認識システムは、人間の音声を誤認識率5.9%の精度で認識することが可能となった。「これは、話した内容を文字に書き起こす「文字起こし」を仕事とする人間と同等あるいはわずかに上回る精度」。

●人工知能で判決を下す「裁判官AI」を開発、訴訟時間の短縮化が可能 http://gigazine.net/news/20161024-artificial-intelligence-judge/
「すでに、IBMのスーパーコンピューター「ワトソン」の計算能力を利用した人工知能「ロス」が、ベイカー&ホステットラー法律事務所に「雇用」され、破産問題に対処し」ている。

●楽天のフリーマーケットアプリ「ラクマ」、AI技術によるカテゴリー推奨機能を提供開始 https://iotnews.jp/archives/30260
フリーマーケットアプリ「ラクマ」において、出品用に登録された画像から、商品のカテゴリーを判別し、推奨する機能「もしコレ!」を機能追加。
「画像の判別には、楽天技術研究所が開発した画像認識技術が使用されている。AI技術のディープラーニング(深層学習)を活用し、これまで「ラクマ」に蓄積されてきた商品画像データとカテゴリー分類の紐付けデータから推奨カテゴリーを決定。また今後さらにデータを蓄積し、ユーザーの利用状況に合わせて改善していくことで、精度を高めていく」。

●業務アプリケーションはコンシューマアプリを追いかける。Salesforce.comがAI機能を搭載した理由。Dreamforce 2016 - Publickey http://www.publickey1.jp/blog/16/salesforcecomaidreamforce_2016.html
テキストや音声による会話が新しいUIになるという考えは、マイクロソフトだけでなく、GoogleもFacebookもAppleもOracleもAmazon.comもIBMも、主要なITベンダの多くが明確にあるいは暗黙の内に唱えていることです」。

●今の時代、誰でも一度はAIを「自作」すべきだ #MakerFaireTokyo2016 レポート http://www.sbbit.jp/article/cont1/32623
人工知能もDIYの時代へ?
「これまで企業が優秀な研究者を何人も囲って、複雑なアルゴリズムを開発しなければ実現できなかったようなことも、ある程度のレベルであればDIYで作れるようになってきた」。
「もし我々が個人でディープラーニングの実験を行う際には、一から全部を用意する必要はない。すでに多くのディープラーニングのフレームワークなどや、モデル(コンピュータビジョン、ボイス&オーディオ、自然言語処理など)が用意されているからだ。これらを使って、その上でアプリケーションを開発すればよい」

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●Geodata Visualize http://geodatavisualize.tumblr.com/

●アイコンやピクトグラムを作る時のデザイナーの頭の中 http://webcre8.jp/think/howto-icon-pictogram.html

●ニューラルネットワークが作ったアート!?画像2枚で作る絵画が引き込まれるほど魅力的 http://fundo.jp/61535

●木彫りなのに動き出しそうな気がするよ http://www.roomie.jp/2015/07/275962/

●Bruno Walpoth - Artist from Ortisei, Val Gardena http://www.walpoth.com/