●都市化こそ、脱「所有」、シェアの上に構築されるべきもの

151030 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●江戸時代はハゲ山だらけだった!?   現代の森林飽和と海岸線の関係 http://matome.naver.jp/odai/2138511714366732101
かつて木は今の石油、つまり薪として、エネルギー源だった。農業含めた産業化がエネルギーを必要とするほどに、森林は縮小していった。例えば、「儒学者熊沢蕃山は、森林荒廃の理由の一つに製塩燃料の伐採を挙げてい」る。
平安時代に産まれた「シェア、共有地=里山」の価値観が一度捨てられ、その後見直されたのが江戸時代後期から明治時代。
都市化が進んだ「江戸時代に産まれた村人が見渡す山のほとんどは、現在の発展途上国で広く見られるような荒れ果てた山か、劣化した森、そして草地であった。この事実を実感として把握しない限り、日本の山地・森林が今極めて豊かであることや、国土環境が変貌し続けていることを正確に理解することは出来ないと思われる」。

★Oslo bans cars from its city center r http://www.techinsider.io/oslo-bans-cars-from-its-city-center-2015-10
都市化こそ、脱「所有」の上に構築されるべきもの、なのかも。都市化(Urbanization)が進む中で、この流れは自然。密集した都市の中では、(自動運転だろうが電気自動車だろうが)個人所有の車移動は適していない。
ノルウエーの首都オスロは、2019年までにすべての自動車を都市部から追放する世界で最初の都市となる。その代わりに市内では35マイルの自転車専用レーンも。
そして私的所有の自動車による移動は、シェア思想の公共交通機関による移動に置き換わることになるため、設備投資を積極的に行う。

●「世界の EV 首都」 ノルウェー・オスロ市 http://www.jlgc.org.uk/jp/wp-content/uploads/2015/03/2b29c67ac2fb6e7f4909abb5fa0112c73.pdf
ノルウェーの中央政府及びオスロ市による EV に対する広範囲で手厚い「インセンティブ」が住民の EV に対する関心を呼び起こしている。

●【トヨタ環境フォーラム15】伊勢専務「2050年にはエンジン車は生き残れないhttp://response.jp/article/2015/10/14/262050.html
2050年時点で、ガソリンやディーゼルのエンジンだけの車は、限りなくゼロに近づける。トヨタが「次世代環境車の主力と見ているFCV(燃料電池車)をはじめ、PHV(プラグイン・ハイブリッド車)、HV(ハイブリッド車)、EV(電気自動車)の電動車両でほとんどの販売を占める姿を示した」。

●ギガ 蓄電池 のマーケット: 2015年の 0.2GW から 2025年の 12.7GW へと、グローバル容量が急成長する!http://agilecatcloud.com/2015/10/23/global-new-installed-energy-storage-systems/
再生可能エネルギー統合のために、新たにインストールされるエネルギー・ストレージ・システム ESRI (Energy Storage Systems for Renewable Energy Integration) に注目が集まっている。
「再生可能エネルギーの変動幅を、補完するためのスキームが、ESRI 市場をドライブしていくと予測される。そして、こうした補完スキームが達成されることで、送電網への接続と現地での消費が具体化され、風力や太陽光による発電が、市場をリードすることになるだろう」。

●Uberがもたらした良い効果「飲んだら乗るな」 http://www.gizmodo.jp/2015/09/_uber.html
「カリフォルニアのさまざまな市で低価格タクシーサービス「UberX」がはじまる以前と以後を比べたところ、なんとサービス提供地域で飲酒運転による死亡事故の減少がみられた」。
この結果は、UberXの「安い利用料金による、潜在需要の発掘」がポイント。

●日本でもライドシェア解禁を検討、Uberなどが本領発揮するか http://www.gizmodo.jp/2015/10/uberkiseikanwa.html
ライドシェアサービス=普通の人が自分の車を使い、サービス利用ユーザーを目的地まで運ぶ、マッチングシステム。「公・共・私」の、「私」が「共」とオーバーラップすることで「公」に近づいていく現象。「誰もが誰かの足になれる、誰かの車に相乗りできるという気軽さや便利さが肝」。
これまで日本では、「自家用車タクシー=無許可営業の白タクと同じ扱いとされ、禁止されていました。しかし、今その規制を緩めようとする動きがでてきてい」る。

●都市部の一人親家庭受け入れへ 長野県の地方創生総合戦略 都道府県で初の試み http://www.sankei.com/politics/news/151021/plt1510210007-n1.html
都会で導入が困難な、新しい働き方が長野でできるなら、うまい解決法ですよね。ある意味、首都圏が長野県をシェアし、長野県が首都圏をシェアする、みたいな。
移住希望者に、各市町村とも連携して公営住宅や空き家など住居の提供や、子供への奨学金の給付といった就学や進学を支援する。親に対しても、就職に有利になるよう資格の取得などを実施する。親の希望があれば、出会いの場を紹介するなどの再婚支援も行う。

●育休→契約社員に降格→雇い止め 「マタハラで違法」30代女性が提訴 http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/22/matanity-harrasment_n_8363530.html
「育児・介護休業法では、育休などを理由として退職を迫ったり、正社員から非正社員になるのを強要したりすることを禁じている」。

●あるシステム屋さんが有休取得率90%を実現した方法 http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/10/16/072639
まず社長が行ったのは、現場に乗り込んでの作業の棚卸し。無駄な打ち合わせを削る。育成をきちんと行う。
「大工や職人さんたちであれば、他人の仕事を目で見て盗むことができるけど、IT屋はしっかり指導しないと難しい。レビューである程度はカバーできるけれど、 そこに至る手の動かし方をきちんと指導しないと、非効率なままになりがち」。
これを行うことが有休休暇取得増につながった。

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●さよなら須藤元気… WORLD ORDERは「次の段階」へhttp://grapee.jp/103723

●脳細胞は大人になってからでも増やせる 有効なのはどんな習慣? http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/22/neurogenesis-how-to-grow-new-brain-cells_n_8365226.html