Actionable Data Bookプロジェクト|EdTechPedia

EdTechPedia

Actionable Data Bookプロジェクトとは

電子教科書規格標準化活動のひとつ。米国の団体、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)のプロジェクト。Actionable Data Book(ADBook)と呼ばれる、理数系教育(STM Education)をもサポートする電子教科書仕様を検討する活動。

もっと教えて!

教育の情報化に関わる規格策定の活動としては古参の部類に入る。2011年からIEEEの中のLTSC(Learning Technology Standards Committee)が主体となって様々な検討、研究を重ねてきている。2015年には技術フレームワークやユースケースを公開するとしている。

・オープンスタンダードに基づいたものにする。
・STEM教育をサポートするように調整。
・学習者のアクセシビリティ設定とその環境をサポート。
・デバイスとクラウドリソースとデータを交換するインタラクティブなコンテンツを含む。

といった内容を活動指針としている。

その結果、電子書籍のフォーマットにはEPUBが選ばれており、 Experience APIなど公開されている既存規格の活用を推奨している。
国内外の電子教科書規格化の動向
出典:●デジタル教科書の最新動向 http://www.cccties.org/wp/wp-content/uploads/2015/04/20150314_02.pdf


◇関連クリップ
●IEEE Actionable Data Book http://www.gtn-quebec.org/system/files/attachments/tyde-richards-ieee-adb-montreal.pdf
●The IEEE Actionable Data Book and EPUB3, http://www.slideshare.net/JohnBCosta/adb-brief-for-edupub-2014/

●電子教科書の規格標準化の意義~【セミナー備忘録】EDUPUB TOKYO 2014 公開セミナー | 詩想舎の情報note https://societyzero.wordpress.com/2014/09/20/00-90/