『クルアーン』の具体的な章句を見てみよう。
「天が裂け割れて、神様の命令を聞いたときに、(中略)人間たちは神様に会うことになるのだ。」(『クルアーン』第84章第1~6節)
この章句では、この世の終わりに神様が人間に対して最後の審判を行うときの様子が描かれている。この描写からは、私たちがイメージする宗教らしさを十分に感じ取ることができる。
参考文献:
『日亜対訳・注解 聖クルアーン(改訂版)』 日本ムスリム協会訳(日本ムスリム協会、1982年)(本文の『クルアーン』は訳文を筆者が一部修正、以下同様)
★この記事はiCardbook、『資本主義の未来と現代イスラーム経済(下) 金融資本主義からの脱却と「利他利己」の超克』を構成している「知識カード」の一枚です。
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