◎これはクリップ集です◎
「資本主義という病理に侵された(社会という)身体のケアと回復」をめぐる物語」
(監督脚本 濱口竜介)
■繁栄の影に隠れた「先送り」
資本主義は、「いま、ここ」を輝かせる魔法だった。濱口竜介監督の映画『急に具合が悪くなる』は、その繁栄が負債を次世代へ先送りし、痛みを「外部」へ押しつけることで成り立つ、と描く。身体も、休むための時間さえも、市場に売り渡されてきた。経営哲学者チャールズ・ハンディは、資本主義が利己主義を「まっとうな美徳」にしてしまったと嘆いている(※1)。では、そのツケは誰が払うのだろうか。 Continue reading





