現在も熱帯アフリカのジャングルではゴリラとチンパンジーという二種の類人猿が共存している。
人類は現在ではわれわれホモ・サピエンス一種だが、これまでに二十種以上の人類が現れては絶滅したという歴史を持つ。
同所的・異所的に暮らす類人猿の生態比較が、人類進化の謎を解くヒントになるだろう。
■参考文献
『ゴリラ 第二版』第四章 ゴリラを分類する——種内の変異が示唆すること 山極寿一(東京大学出版会、二〇一五年)
★この記事はiCardbook、『人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality)(上)「社会」の学としての霊長類学』を構成している「知識カード」の一枚です。
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